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ギネス最長不倒記録のハイスコア、35年後に理論上不可能と発覚。ランキング抹消へ

厳正なる審査の結果

Munenori Taniguchi
2018年1月30日, 午前10:59 in Gaming
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1982年、トッド・ロジャース氏がアタリ2600用ゲーム「Dragster」で記録したタイム5.51秒は35年の長きにわたって破られることがありませんでした。ところが最近の検証の結果、このタイムが実際には不可能な数字だったことが判明し、ロジャース氏はタイトル剥奪されることになりました。

ゲーム情報サイトPolygonによると、この記録は1982年当時、ロジャース氏がゲームの開発元アクティビジョンに出した手紙による自己申告が根拠となっており、アクティビジョンはその後印刷物上でこれを正式に認定していました。

そして、時を経て2001年にはゲーム記録を取りまとめるTwin Galaxies上に正式ランキングとして掲載されるようになり、2017年4月には最も長期間破られないゲーム記録としてギネスブックにも掲載されるに至っています。


しかし、2017年にTwin Galaxiesコミュニティメンバーのディック・モアランド氏がこの記録に異議を唱えたことがきっかけとなり、プログラムコード解析や数学的な検証を実施することに。そして、このゲームで出せる記録は5.54秒が限界であり、5.51秒は絶対に出せないタイムだということが判明しました。

一方で当時の記録や証言などを探した結果においても、ロジャース氏の記録の証拠となるものは出てこなかったとのこと。またロジャース氏はブログにこのタイムを出したときのことを綴ってはいるものの、それだけで証拠になりえるものではありませんでした。

Twin Galaxiesはこの結果を受けて、トッド・ロジャース氏からDragstgerのタイトルを剥奪し、記録をすべて抹消。将来的なランキングへの参加も認めないとしました。

もちろん、これは1982年のアクティビジョンによる認定を覆すものではありません。しかしTwin Galaxiesは、たとえ35年も前の記録でも「あらゆるゲーム記録に対する全体的な責任をもって判断した結果、もはやこの記録を正当と認めることができない」としています。

ちなみにこの問題、2017年末には著名なハード改造系ビデオブロガーBen Heck氏も実際に記録を叩き出せるか挑戦しており、トッド・ロジャース本人を召喚してあれこれ試してみたものの、ベストタイム5.57秒という結果に終わっていました。






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