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望遠レンズ装着の「iPhone 8 Plus」で月食をタイムラプス撮影してみた

寒さに凍えました

Hirotaka Totsu
2018年2月2日, 午後01:59 in camera
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2018年1月31日に起こった皆既月食ですが、ご覧になれましたでしょうか?筆者の環境では雲が少なく好条件での観測ができました。前回の記事に書いた通り、iPhone 8 Plusに7倍のテレコンバーターレンズを装着して、タイムラプスでの撮影に臨みました。

●一眼レフ、ミラーレス、iPhoneで撮影に挑戦

今回準備したのは、一眼レフカメラとミラーレスカメラ、そしてiPhoneです。



寒さ対策として、サーモスの山専ボトルに淹れたてのコーヒーを満タンにして臨みます。また長時間の撮影になるので、イス兼簡易テーブルとなる踏み台を2つ準備しました。



一眼レフはキヤノンのEOS 5Dsに70−200mm f2.8を装着したもの。三脚はマンフロットの055プロアルミニウム三脚にギア雲台を装着したものです。もっとも重量のある一眼レフとレンズを支えるために所有する中でもっとも剛性の高い三脚を使用しました。



ミラーレスカメラは、パナソニックの発売されたばかりのハイエンド機種 LUMIX G9 PROに100−400(35mm換算200−800mm)という超望遠レンズを装着。タイムラプスを試しつつも、6Kフォトや動画などの撮影にもチャレンジしました。三脚は、普段は取材用に使用している190プロカーボンファイバー三脚にビデオ雲台を装着。センターポールもハーフボールタイプに変更しているものです。



そして、iPhoneは、iPhone 8 Plusに「REALPRO CLIP LENS 望遠7倍」を装着。TwistGripスマートフォンアダプターを使用してマンフロットの動画用三脚Beefree Liveに据え付けています。今回の皆既月食では、月の軌跡が天頂付近を通ることもあり、最終的にはカメラの角度はほぼ真上を向くことになりました。ほぼ真上にレンズを向けることができる三脚(雲台)は、それなりの上位モデルでないとなかなか対応していないのですが、マンフロットの場合には055、190はもちろんの事モバイル用で安価なBeefree Liveでも天頂付近を撮影する角度を付けることができました。



●iPhoneではどうなった?

それでは、さっそくですが、iPhoneで撮影した皆既月食のタイムラプス動画をご覧ください。



露出設定を撮影ごとに合わせ直したりするのは大変でしたが、それ以外ではボタンを押したらお任せで撮影が進みました。さすがに皆既食の際は暗すぎてノイズが酷く出ていますが、iPhoneで撮ったということにしてはまずますの仕上がりと言えるでしょう。テレコンバーターも思いの外健闘したという感じです。

●EOS 5Dsではどうなった?

EOS 5Dsでの撮影は、設定してボタンを押せばあとは勝手にシャッターを切り続けてくれるので簡単でした。月の明るさが変わっていく際にも、絞りやシャッタースピードをインターバルの間に操作することで設定を変えながら撮影することができました。


操作しても揺るがない三脚だったのは幸いでした。また、あいにく70−200しか持っていなかったのですが、高解像度機種でしたので、トリミングにも十分に耐えたほか動画の仕上がりも満足いくレベルでした。



●ミラーレスではどうなった?

LUMIX G9 PROは、100−400mmのレンズの用意があり、撮影システム(機材)としては万全の体制でしたが、使い慣れないこともあって満足いくレベルには至らず。しかし、最大800mmで撮影した写真は、完全な皆既食の状態を綺麗に撮れているほか、通過する夜空にある星までも撮影できました。

こちらはタイムラプスでの動画です。



5Dsと異なり、タイムラプス中はシャッターごとのプレビューがないので、設定を変えることはできるのですが勘を頼りに少しずつ変更するよりほかはありません。シャッターごとのプレビューが確認できると、設定の確認や調整がしやすくなるのになと思いました。



●LUMIX G9 PROのバリアングル液晶に助けられた

今回、天頂付近を撮影するということで、撮影はできたものの、確認が大変でした。一眼レフとiPhoneは、バリアングル液晶やチルト液晶などではないので下から覗きこむ感じで確認するほかありませんでした。唯一バリアングル液晶を備えた G9 PROは、設定やプレビューの確認が容易で助かりました。



今回の皆既月食では、それぞれの機材でそれぞれに不備があって完璧に満足できる写真は撮れませんでしたが、いずれの機材においても、その性能、機能に助けられて良い写真が撮れたと思いました。

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