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サムスンが仮想通貨採掘用チップ・月探査用キューブサット打上げへ・Curiosity5年間の旅路 #egjp 週末版107

Munenori Taniguchi
2018年2月5日, 午前07:00 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「Rimacの新型ハイパーEV」「ESAが月探査キューブサット打上へ」「サムスンが仮想通貨採掘用ASIC」といった話題を取り上げました。

Rimacが新型EVハイパーカーをチラ見せ


Amazonプライム・ビデオ「The Grand Tour」シーズン2でリチャード・ハモンドが全焼させたことでも知られるEVハイパーカーのRimacが、3月6日にジュネーブ国際モーターショーで公開予定の新車(Concept Two?)のフォルムをチラ見せしました。

EVとしての性能についてはまったく触れられていないものの、前作Concept Oneに比べるとより曲線を多用したグラマラスなフォルムになっているようにも思えます。低いボンネットにはクーリング用ダクトらしき穴があり、よりスパルタンな印象の顔つきとなっています。

全部で8台しか製造されなかったConcept One(現存7台)は、実は0-60mph加速性能でテスラModel S(の"ludicrous mode")に対して僅かに劣っています(Model Sが2.3秒、Concept One 2.5秒)。Rimacの新車では、新型テスラRoadsterの0-60mph 1.9秒を凌ぐことにも期待がかかります。

ESA、月探査用キューブサットを相次いで打ち上げ

欧州宇宙機関(ESA)は、2016年後半から欧州の企業や研究機関、大学から月の裏側を観測する超小型探査機(キューブサット)のコンペティションを開催、約60チームが応募しました。

受賞者に選ばれたLunar Meteoroid Impact Orbiter(Lumio)と、Volatile and Minearology Mapping Orbiter(VMMO)の2つは実際にESAが資金を提供して探査機の開発が進められており、この2月と3月にそれぞれ打ち上げを予定しています。

まずLiumioは地球からは見えない月の裏側を巡回して隕石が衝突した際に発せられる閃光を観測し、マッピングします。隕石衝突による月の閃光は地上からの観測でも観測できますが、Lumioは地上からは見えない裏側でこの観測を行うことで、太陽系のどの方角から隕石が飛来するのか、また将来の月基地建設における早期警戒システム構築の可能性などを探ります。

一方のVMMOは月の南極付近にあるシャクルトンクレーター内部をレーザーによって探査します。シャクルトンクレーターは太陽の光がその底まで差し込まないため真っ暗で、内部に氷が存在することが期待されており、VMMOはこれを260日かけて詳細に調査します。

火星探査ローバーCuriosityのこれまでの旅路が1枚の写真に





2012年から火星で探査を続けるCuriocityは現在アイオリス山(またはシャープ山)と呼ばれる丘陵地帯に到達しています。そこで2017年10月25日に撮影されたパノラマ写真は、Curiosityの火星着陸地点ゲール・クレーター内部のNamid砂丘を横切りMurrayの丘やIresonの丘、Bagnold砂丘を調べた後、Vera Rubin Ridgeと呼ばれる尾根で撮影されました。標高が高いこの場所からはCuriosityの全行程を見渡すことができます。

Curiosityはここまで327mの標高を登ってきました。このあとはさらに山を登り、軌道上からの探査で粘土質や硫酸塩の存在を示された地域を調査することになっています。

サムスンが仮想通貨採掘専用チップを開発

PARIS, FRANCE - JANUARY 30:  In this photo illustration, a visual representation of digital cryptocurrencies, Ripple, Bitcoin, Ethernum and Litecoin are displayed on January 30, 2018 in Paris, France. Ripple, Bitcoin, Ethernum and Litecoin are fully dematerialized and decentralized electronic currencies that has seen an incredible increase in 2017. Cryptocurrencies have experienced unprecedented growth in 2017, while remaining extremely volatile.  (Photo by Chesnot/Getty Images)
サムスンが、仮想通貨の採掘に特化した集積回路(ASIC)を開発、製造を開始しました。ビットコインを始めとする仮想通貨の採掘には非常に複雑な計算が必要であり、従来はGPUの処理能力を当てるのが一般的でしたが、サムスンは採掘専用のチップによってNVIDIA Geforce GTX 1080クラスを凌ぐ効率で採掘が可能だと主張します。

これまで仮想通貨採掘用ASICといえば中国Bitmainが独占状態でしたが、そこにサムスンが割って入ることで、サムスンの収益や仮想通貨採掘のトレンドにどんな影響がおよぶのかは少し気になるところ。サムスンはまずは中国市場に製品を投入するとされています。

テスラ、EVセミトラックの充電設備は顧客に依存?

Tesla's new electric semi truck is unveiled during a presentation in Hawthorne, California, U.S., November 16, 2017. REUTERS/Alexandria Sage     TPX IMAGES OF THE DAY

テスラがセミトラックを発表してから2か月半が経過しますが、テスラはひとつの大きな疑問にまだ回答していません。それは、充電の問題をどうするのかということ。Reutersなどは、最初は大口の顧客(ペプシやUPS)が自社のトラックヤードに充電設備を作る必要があり、セミトラックの利用は1度の充電で戻ってこられる範囲までの配送に限定されるだろうと報じています。

テスラ・セミを100台予約しているペプシのマイク・オコネル氏は、テスラと複数回の会合を持ち、他の企業とともに充電設備について費用分担などを話し合っていると述べています。またテスラCEOのイーロン・マスク氏はテスラの乗用車用「スーパーチャージャー」充電ステーションのように、セミトラックを30分で充電できる「メガチャージャー」を設置すると発表時に語っていました。しかし、現在のところそれがいつ頃実現できるかは示されていません。

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