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電子ペーパー製でLTE内蔵、広告にもなる車のナンバープレートが米国で発売へ

車の歴史が125年ぶりに変わる

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自動車にLTEが内蔵されることも当たり前になるなど、車のIT化が進んでいます。しかし車を外から見て、今も昔も変わらないものがあることに気が付きませんか?それはナンバープレート。数字やアルファベットを表示するナンバープレートが、これから大きく変わるかもしれません。2018年1月にデトロイトで開催された北米国際オートショーで、ちょっと変わったナンバープレートが展示されていました。



Reviver Autoの「RPLATE PRO」は電子ペーパーを使ったナンバープレートです。そう、つまり表示を書き換え可能なのです。もちろん車のナンバーを別のものにして偽装する用途に使うものではありません。ナンバーに加え情報などを表示することで、ナンバープレートに付加価値を与えることができるのです。

「RPLATE PRO」はLTEモデムを内蔵、もしくは自動車内部のモデムと接続して、リモートで表示を書き換えることができます。書き換えにはスマートフォンなどのアプリを使うので簡単です。一番有用と思えるのは自動車が盗難にあった時。ナンバープレートに「STOLEN(この車は盗難車です)」と表示することが出来るのです。盗難犯が気が付かずに車を運転していれば周りからもわかりますし、駐車場に止まっている状態ならやはりこれを見た人が気が付きます。

※訂正:STOLENのスペルミスを訂正いたしました。

また付近の道路状況や天気状況などを公共機関が流すことで、前後を走る車に注意を与えることも出来ます。「工事によりこの先渋滞」「午後から大雪なので運転に注意」など、道路交通情報や天気予報と連動させて表示できれば有用でしょうね。さらには警察から「子供が誘拐、車種とナンバーはこれ」といった情報を一斉に表示できれば、誘拐犯の早期発見・逮捕にもつながります。

他には広告表示を行うことも検討中とのこと。RPLATE PROは月額サービスで毎月料金がかかるサービスとして提供されますが、広告表示により料金無料で利用することもできるようになるでしょう。なおここまでの表示を見てわかるように、車のナンバーは縮小されながらも常に表示されています。

車のナンバープレートというデリケートな装置であることから、現在はカルフォルニア州などアメリカでも一部の州でしか利用は認められていないそうです。とはいえあらゆる自動車の前後に必ずつけられているナンバープレートが、注意喚起用途や広告ディスプレイに使われるようになると、車を取り巻く環境がまた一つ変わるでしょう。今後増えるであろうシェア自動車を借りるときに、ナンバープレートに名前が表示されていたら車を探すのも楽になります。

なお北米のナンバープレートの形状は日本とほぼ同じ。日本市場への参入については関係省庁との折衝や法改正などが必要のため、すぐにはいかないそうです。Reviver Autoによると「車のナンバープレートは125年間、金属プレートのままだった」そうです。1世紀以上も歴史があるものを変えていくのは大変ですが、日本でも導入されれば便利なことは間違いありません。ぜひ日本でも利用できるようになってほしいものです。

編集部註:日本の現行法ではナンバープレートの改ざんや被覆、ステッカー類の貼付、汚損状態の放置などが禁止されており、自動車登録番号の識別に支障がないよう保つことが義務化されています。また、違反者には罰金もしくは懲役が課せられる場合があります。

Coverage: Reviver Auto
関連キーワード: car, numberplate, ReviverAuto, Rplate, Transportation
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