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日本発売前のHomePodを一足先にレビュー。高い音質に満足、アプリや家電とのエコシステム発展に期待(石川温)

国内発売されてからが面白そう

石川温
2018年2月21日, 午後01:01 in AV
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アップルのスマートスピーカー「HomePod」が我が家に届いた。箱を開けた瞬間、「やっぱり大きな」というのが第一印象だ。実際、製品自体は、昨年9月にアップル本社で行われたイベントで既に見ているので、初対面というわけではない。そのときも「ほかのスマートスピーカーと比べると大きいな」という印象であったが、やはり自宅に置いてみると、その大きさに改めて面食らう。

サイズ的にはLINEの「Clova」と良い勝負をしている。HomePodの置き場所に困ったが、これまでほとんど使っていない「Clova」に早速、引退していただき、なんとかHomePodの居場所を確保した。


HomePodは実にシンプルなつくりだ。背面から電源ケーブルが一本出ているだけとなっている。Amazon EchoやGoogle Homeは電源ケーブルを取り外すことができるが、HomePodは直づけされており、取り外すことができない。

Amazon EchoやGoogle Homeにはマイクをオフするボタンが備わっているが、HomePodはそうしたボタンも無い。また、Amazon Echoはオーディオの外部入力端子があるが、HomePodにはそんな穴は存在しない。

ちょっと気になるのが、デザイン的にホコリがたまりそうで掃除しにくそうだという点だ。スピーカーのアミが上部にもあるため、ホコリが貯まったらなら、なかなかとれそうにない。アップル製品としての美しさを持続したいならば、こまめな掃除は欠かせないだろう。

初期設定は実に簡単だ。iPhoneをHomePodに近づけると、自動的に接続するためのメニューが表示される。あとは指示通りにタップしていけば良い。

実際に行った設定は「HomePodの設置場所」「Siriの使用言語」「パーソナルリクエスト」「利用規約」「アカウントと設定」という項目だけだ。
Siriの使用言語は、英語しかないのだが、そのなかでも「アメリカ合衆国」「イギリス」「オーストラリア」が選択できるようになっている。ちなみにメニューの下には「日本語に対応したときにお知らせいたします」と書いてあった。

「パーソナルリクエスト」とはiPhoneとHomePodが同じWi-Fiネットワークに接続されている場合、HomePodを使って、メッセージの送信や読み上げ、リマインダーの作成、メモの作成などが行えるという。この機能を使うには、iPhoneのSiriの設定を英語にしておかなくてはいけない。

この間、1分程度で完了してしまう。このあたりの機器連携の簡便さはアップル製品ならではだろう。ちなみに、まだ日本では発売していないが、メニュー表示はすべて日本語となっていた。

Apple Warchでは専用アプリから設定などを行うが、HomePodを使う上で、専用アプリは存在しない。HomePodでは、専用アプリではなく、HomeKitのアプリ上にあるアイコンからSiriの設定などを行うようになっている。このあたりは、予め知っておかないと、迷ってしまいそうだ。
「Hey Siri」と話しかけると、Siriが反応してくれる。時々、「ハハーン?」みたいに聞き返してくるのが、ちょっとチャーミングだ。

Siriがこちらの指示を聞こうと耳を傾けている時には、本体上部がほんのりと光るようになっている。
HomePodで最も褒められるべきところは音質だろう。他のスマートスピーカーと比べると、低音がしっかりとしており、とても音質がいい。木製の床においてスピーカーを鳴らしたら、床がちょっと振動するほど響いていた。音質の良さは他のスマートスピーカーが1万円台のなか、HomePodは349ドル(約3万7500円)もするのだから、当然かもしれない。
音量の調整は、Siriに話しかけてもいいし、HomePod上部にあるコントローラーにタッチしてもいい。プラスとマイナスの記号がひかっているので、そこをタッチすれば、音量の調整が可能だ。また、上部を一度、叩くと消音にもなる。

HomePodで音楽が聞けるのは、アップルが提供するApple MusicやiTunes、 Beats 1のRadioステーションなどに限られる。Siriに話しかけて、Spotifyから音楽を再生するということはできない。ただし、HomePodとiPhoneをBluetoothスピーカーとして接続して、iPhoneから、音楽アプリやラジオアプリの音を出力するといったことは可能だ。

HomePodでは、電話もできる。ただし、単体で発信などはできず、iPhoneの音声出力を本体からHomePodに切り替えて使う。イヤホンやAirPodsを使って通話するのと同じ感覚だ。
料理をしながらとか、子供にご飯をあげながら、音声通話をしたいという時には重宝しそうだ。

電話だけでなく、新着のメッセージをSiriに読み上げてもらい、音声で返事を送るといったことにも対応する。実際に英語で試してみたが、なんとか新着確認から返信まで一通りの操作ができた。また、メモ機能をお願いすると、iPhoneの画面上にメモアプリが表示されたりもした。「これって、HomePodでわざわざやることかな?」とも思ったが、なんとなく未来っぽいのでよしとする。
HomePodはHomeKitの一部として機能するため、他のHomeKit機器と連携させることも可能だった。自宅には、HomeKitに対応したデロンギのWi-Fi搭載マルチダイナミックヒーターがあるのだが、「Hey Siri Turn on Delonghi」と話しかけることで電源をオンにすることができた。冬の日の朝、布団から出ずにHomePodに向かって、話しかけるだけで部屋を暖めることができるのでかなり便利だ。
HomePodを一通り使ってみたが、いまのところは「音質が良い、声で操作できるBluetoothスピーカー」の域を脱していないように思う。しかし、アップルとしても、「とりあえず、出してみました」という感じであり、今後、アプリ連携や家電連携などを強化していくのは既定路線なのだろう。

例年、6月に開発者向けイベント「WWDC」を行なっているだけに、そのタイミングで、アプリやエコシステムの発表があってもおかしくない。それぐらいのことをしなくては、わざわざHomePodにA8チップを載せる意味がいないというものだ。

いずれにしても、今のところは日本でも買えないし、そもそも日本語が使えない。
HomePodのSiriが日本語を学習し、日本で発売されるようになり、アプリなどが連携し、さまざまなコンテンツやサービスと連携するようになってから、買うかどうか迷えば良さそうだ。


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