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Amazon、スペースオペラ「The Culture」シリーズをドラマ化。第1作をベースにプライム・ビデオで配信へ

登場する宇宙船の名前が特徴的

Munenori Taniguchi
2018年2月22日, 午後05:00 in AV
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米Amazonが、動画ストリーミングサービスAmazonプライム・ビデオ向けに、イアン・M・バンクス原作のスペースオペラ「The Culture」シリーズ第1作「Consider Phlebas」をドラマ化すると発表しました。SFファンにはまた新たな楽しみがひとつ増えそうです。

Amazonプライム・ビデオは「高い城の男」や「エレクトリック・ドリームズ」といったフィリップ・K・ディック原作のドラマ化を配信し、SFファンの期待に応えています。そして一方の動画ストリーミング大手Netflixが繰り出したSFノワール「オルタード・カーボン」ドラマ化は、世界観の似た映画「ブレードランナー2049」公開でサイバーパンク熱が盛り上がったタイミングともあいまって、大きな期待感をもって迎えられました。

今回Amazonが制作を発表した「The Culture」シリーズは、いまから1万数千年の未来、かつて銀河の覇権を争った人類と異星人、自律的に動作するAIなどが互いに共存する文明圏"The Culture"でのできごとを描いた内容となっており、イアン・M・バンクスが1987年から2012年にかけて執筆した9作からなるスペースオペラです。日本では馴染みが薄いかもしれないものの、2作目の「ゲーム・プレイヤー」は浅倉 久志氏訳、イラスト松本零士氏で文庫が発売されています。

今回、ドラマ化がなされるのはシリーズ1作めの「Consider Phlebas」をベースにアレンジを加えたものとなっており、文明圏"The Culture"を脅かすIdiran人が、人間の何千倍も知的で"The Culture"を崩壊させる鍵となる人工知能の機能を回復させるため、失われた"Mind"を探しに侵入してくるといったストーリーとのこと。

製作は「ワールド・ウォーZ」などのプランBエンターテインメントが担当し、イアン・M・バンクスの権利団体も製作陣の一員に加わります。

ミュージカル「マチルダ」などで知られる脚本のデニス・ケリーは、制作発表にあたり「イアン・M・バンクスは私のヒーローの一人。彼の持つ温かみ、ユーモア、ヒューマニズムはThe Clutureの作品に一貫して輝いています」「これはSFによくあるディストピアの悪夢ではありません。イアン・M・バンクスの小説は、将来への警告を絡めた一種の(欠陥ある)パラダイスに、我々を導いてくれます」とコメントしています。

ちなみに、SpaceXがFalcon 9ロケットの1段目ブースターを回収する際、海上で待ち受ける無人船"Of Course I Still Love You"と、すでに退役した"Just Read The Instructions"は、The Cultureシリーズ第2作目に登場する宇宙艦の名前にちなんで付けられたものです。


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