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QWERTYキー搭載スマホ、Gemini PDA実機レビュー。キータッチは良好も、日本語入力にやや難あり

久しぶりにワクワクする端末

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年2月25日, 午前10:00 in mobile
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すでにEngadget上でも何度か取り上げてるキーボード付きのAndroid端末、Gemmini PDAが届きました。筆者がindiegogoで出資していたものです。ちなみにOrder IDは104。中国の旧正月(春節)前に1000台が出荷、残りは春節後になるとのことでしたが、その1000台に入ったようです。


ディスプレイは5.99インチ 2160x1080。閉じた状態では171.4 x 79.3 x 15.1mmで、少し大きめのスマートフォンといったサイズ感です。



インターフェースは向かって右側面にUSB Type-Cとスマートボタン。一見電源ボタンのように見えますが、これを押すとGoogleアシスタントが起動します。また、こちら側のUSBでは充電は行えませんが、HDMI出力が可能です。



左側にはUSB Type-Cと3.5mmジャック。充電はこちらのUSBで行います。



microSDやSIMカードはディスプレイ背面のカバーの中にスロットがあるのですが、このカバーの外し方が独特です。

COVER REMOVAL TOOLを背面の隙間に差し込み、てこの要領でカバーを外します。この方法、いつか筐体を壊しそうで、とても怖い。


▲ただの金属片ですが、これを無くすとSIMやmicroSDの抜き差しが出来なくなります

▲隙間に差し込み、テコの要領でカバーを押し上げます

中央にあるコネクタは、オプションのカメラ用。SIMのサイズはmicroSIM。


▲開きました

肝心のキーボードですが、この手のデバイスにしてはかなり打ちやすい部類です。キーピッチも約14mm確保されており、慣れればタッチタイピングもいけそうです。



キータッチは適度に底付き感もあり、悪くありません。ただ、ノートPCなどで一般的なパンタグラフ式ではなく、メンブレン式です。また、キートップがぐらぐらしており、中心を押さないとクリック感がとても悪くなります。キートップが小さいこともあり、現状ではあまり気になりませんが、後々不満を感じてくるポイントかもしれません。


▲キートップを剥がしてみたところ

少し横幅がありますが、両手に持って親指でのキーボード入力も問題ありませんでした。机に置いてタイプしたほうが早いですが、両手持ちのスタイルでも十分使えます。



筆者が購入したのは日本語キーボード版。日本語の入力、変換も(ある程度)問題なく利用できます。



届いた直後は、Fnキーとの組み合わせで入力する記号がまったくキーボードの刻印通りに打てなかったのですが、インストールされているGeminiキーボードをアップデートしたところ、刻印通りに打てるようになりました。ただこのアプリ、プリインストールされているものの、Google Playのアップデートでは出てこず、再インストールする必要がありました。

IMEはGoogle日本語入力を使用しています。GBoardも利用できますが、日本語⇔英字の文字種切替がキーボード上で行えませんでした。Google日本語入力は、Shift+Ctrlで切り替え可能です。


▲Google日本語入力なら文字種の切替がキーボードから可能

ただ、まだ完璧に刻印通りに打てているわけではなく、例えば、「半角/全角」「英数」「かな」「Sym」などの刻印はあるものの、機能はしていません。また、普通はローマ字入力では直接打てない刻印上のひらがなが打ててしまう箇所もあります。


▲ローマ字入力中にFn+9で「ほ」、Fn+0で「へ」が直接入力出来てしまいます。刻印通りではあるけれど......

この辺りは今後のアップデートで徐々に良くなっていくのでしょう。ただ、普段からひらがな入力を使っている人以外、あえて日本語キーボードを選ぶ理由もないかと思います。これから購入される場合はUS配列のキーボードをおすすめしておきます。

中身は素直なAndroid 7.1.1

Gemini PDAの中身は、素のAndroidに近い印象です。Android 7.1.1、RAM4GB、SoCはMediaTek MT6797T。10コアのSoCでベンチマーク結果はAnTuTuで87336、Geekbench 4のシングルコアが1020、マルチコアで4848となりました。同じく10コアのHelio X20とほぼ同等な値です。

画面の自動回転には対応しておらず、基本的に横向きの画面で使うことになります。付属のツールで強制的に縦画面にもできますが、あまり使い勝手がいいとは言えません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲単純に持ちにくいです

ただ画面分割には対応しており、1画面の情報量は下がりますが、動画を観ながらのツイートや参考資料を表示しながらの文字入力などはそれなりに行えます。



なお、クラウドファンディング上ではLinuxとのデュアルブートがウリなっていましたが、現在はAndroidでの安定稼働に注力するため、Linuxは後回しになっているとのこと。Linuxを使いたい人はもうしばらく待つ必要がありそうです。

単純に外出先でも文章を書きたいだけなら、普通のスマートフォンで音声入力やフリック入力、あるいはGalaxy Note8で手書きのほうが早いかもしれません。しかし、出先でもコードを打ちたい、長文を書きたい人にとっては、簡単に持ち運べるサイズでキーボードが使えることは大きな魅力ではないでしょうか。

実際の使い勝手や気が付いた点などは、もう少し弄ってから報告したいと思います。

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