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iPhoneに7.5W無線充電可能なRAVPower製バッテリーを実機で見る。本体は大きめだが手軽さ抜群

アップル独自仕様の7.5W充電に対応する時点で希少です

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2018年2月27日, 午前06:30 in WirelessCharger
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モバイルバッテリーやUSB ACアダプタなど、スマートフォン周辺機器を扱うブランド『RAVPower』(中国Shenzhen NearbyExpress Technology Development Co.,Ltd.)が、iPhoneのワイヤレス急速充電(いわゆる7.5W仕様)に対応したモバイルバッテリーと充電パッド2種、計3モデルを発売しました。
日本での取り扱いは、従来より同ブランドを販売するニアバイダイレクトジャパン。価格はモバイルバッテリーが5999円(税込)、充電パッドが4999円と5999円(同)です。

3機種に共通した特徴は、Qiベースながらもアップル独自仕様である(=通常のQi機器では対応できない)7.5Wのワイヤレス急速充電に対応する点。さらにAndroid機では10Wまでに対応します。
中でも『RP-PB080』は、モバイルバッテリーながら上述の高速充電に対応するという、非常に珍しい仕様。RAVPower側は「iPhoneの7.5Wワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーは世界初」とアピールします。
今回は、発売に合わせて行われた発表会でチェックした、これらの製品を紹介します。

Gallery: RAVPower iPhone 7.5W/Qi 10W充電対応アクセサリ3モデル | 21 Photos

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会場での最大の注目製品は、モバイルバッテリーの『RP-PB080』。iPhoneに対しては最大7.5Wの、Android機には最大10Wの給電が可能なワイヤレス充電機能を搭載する、容量1万400mAhのリチウムイオンタイプです。



とくに注目すべきは、単体の充電パッドでも対応機種が少ない、iPhoneの7.5W急速充電に対応する点でしょう。RAVPower側は「充電温度22℃の場合、従来の3.5~5W充電器と比べて、充電スピードを50%向上」と謳います。



もちろん、ワイヤレス充電パッド部はQi規格に対応するため、Qi対応の製品であれば互換性があります。また、Qi互換としては10Wまでの出力に対応しているため、Androidの10W対応スマホであれば、仕様上限の急速充電が可能。上写真ではGalaxy S8+で使っているところですが、画面に「急速ワイヤレス充電中」との表示があります。

公称の急速充電対応機種は、iPhone 8/8 Plus/X、Galaxy Note8/S8/S8+/S7/S7 Edge/Note 5/S6 Edge Plus(※一部は日本未発売)となっています。ただしiPhoneの急速充電は、iOS 11.2以降で使える機能。OS側の条件が満たされていない場合、給電能力は5Wに制限されます。



さらにUSB タイプA出力端子も搭載しているため、USBで1台とワイヤレス充電で1台、合計2台の同時充電も可能です。ただしUSB側の出力は5V/2.4Aまで。同社の急速充電仕様「ismart」こそ搭載するものの、クアルコムのQuick Charge系など、出力電流や電圧自体が大きい急速充電規格には対応しません。ここは若干留意が必要なポイントです。

なお、バッテリー本体のフル充電時間は5.5~6時間。入力はUSB microB端子で、5V/2Aまで対応します。



さて、実物をまず見て気になったのは本体サイズ。縦長状態で80×163×23mm(幅×高さ×厚さ)で、本体重量は約324g。想像通りといえばそうなのですが、同クラスのモバイルバッテリーに充電パッドを足した感じのサイズと重量感です。

一見すると正直大柄で重めではありますが、このクラスのUSBモバイルバッテリーが出始めた頃の製品とほぼ同じサイズでワイヤレス充電パッドも納めていると考えると、納得のいくところやもしれません。



注目の充電パッド部は、ほぼ本体の中央付近に配置。表面には滑り止めのラバーが貼られており、スマホを適度にグリップします。描かれている「HyperAir」のロゴは、iPhoneの7.5W充電対応であることを示します。

さて、発表会では同モデルを実際に試すことができたのですが、重要な急速充電時間が短かったために厳密な充電速度は検証できませんでした。しかし、iPhone 8 PlusやXとの組み合わせでしっかりと充電が行えた点、またGalaxy S8+との組み合わせでは急速ワイヤレス充電モードとなった点までは確認できました。



なお一般的なワイヤレス充電器は、対応スマホを置くだけで自動的に充電が開始される点が魅力ですが、本機はバッテリーの消費を防ぐため、本体の電源をオンにしてからスマホを設置する必要があります。なお、ワイヤレス充電の動作は本体側面のLEDで確認が可能となっています。

そのためワイヤレス充電器のイメージで「置くだけ」と考えると、若干肩すかしを喰らいます。この仕様は当然ながらモバイルバッテリーとしては妥当性があるものですが、購入時には留意したいポイントでしょう。

合わせて留意が必要な点は、スマホ側の位置合わせです。本体の小ささから当然コイルの面積も小さめなので、機種によっては意外とシビアになるため。実際に発表会では、ライター陣が使っているGalaxy Note8を「自然な位置」で設置したところ(面積的にほぼ同サイズなのです)、コイルの位置が合わず、本体の位置をずらさないと充電が開始しませんでした。

こうしたいくつかの留意点はありますが、それでも実際の使用感は非常に便利。USBケーブルを接続しなくていいという手軽さは非常に魅力的なメリットと言えます。



なお現状では、モバイルバッテリーにも2019年2月1日から取得が求められるPSEマークが付けられていません。その点についてRAVPower側に質問したところ「PSEで求められる安全性の基準は当然満たしており、また期限までに取得する予定。こちらの対応に関しては別途説明を行いたい」という旨の回答でした。




同時に発表された他2モデルは、双方ともワイヤレス充電パッド。もちろんHyperAir技術を採用しています。



上位モデルの『RP-PC069』は、2つのコイルを内蔵した大型タイプ。スマホスタンドを兼ねる形状となっていますが、2基のコイルによりスマホが縦置きでも横置きでも充電が可能です。

本体サイズは充電パッド部のみが公表されており、約70×120mm。本体重量は約129g。電源はUSB microB端子経由でのACアダプタ接続となっており、1.2mのUSBケーブルと、USB ACアダプタ(なんとQuick Charge 3.0対応)が付属します。



保護回路に関しては、過充電、過電流、過電圧、過熱防止に加え、異物検知や温度制御と、一通りを搭載。「より安全なワイヤレス充電器」とアピール。メーカー保証も購入日から18ヶ月と長めです(ただし要製品登録)。

充電時間に関しては0%からフル充電の目安(室温20℃時)が公開されておいり、iPhone 8が2.4時間、iPhone X:3.1時間。Galaxy S8+が2.8時間です。



廉価モデルの『RP-PC066』は、平置きタイプの小型充電パッド。基本的な機能は069と同等ながら、1000円ほど安価な点、また本体は約90mm角×厚さ12mmと小型のため、可搬性に優れる点がメリット。こちらもUSBケーブルとQuick Charge 3.0対応のUSB ACアダプタが付属するため、コストパフォーマンスは価格から受ける以上に高いものとなっています。



このように、RAVPowerの新製品は、iPhoneの7.5W急速充電対応をはじめ、Qi用充電機器として欲しい機能を盛り込んだタイプのモデル。とくにモバイルバッテリーは「ワイヤレス充電の便利さを知ったら、屋外でもUSBで繋ぐのがおっくうになった」というユーザー(実際に体験すると、結構こうなります)には注目できる製品といえるでしょう。

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