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「にゅっ」とカメラが出てくる全画面スマホ Vivo APEX。画面ノッチ否定派注目のコンセプト作

指紋認証エリアも広い

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年2月27日, 午前07:00 in Mobile
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スペイン・バルセロナで開催中のMWC 2018より。"次に来る"と言われる中国のスマートフォンメーカーVivoが、ノッチなしのスクエアな全面ディスプレイを実現するスマートフォン「APEX」を発表しました。全面ディスプレイ化により居場所を失った自撮りカメラを、本体上部からポップアップさせるというコンセプトモデルです。

Vivoといえば、アップルがiPhone Xでの搭載を見送ったタッチディスプレイ内蔵指紋認証センサーを搭載する「Vivo X20 Plus UD」を製品化したことでも知られます。そのVivoがMWC 2018に持ち込んだのが、ノッチすら無いほぼ全面ディスプレイを実現するスマートフォンAPEXです。


コンセプトモデルといいつつ、APEXはスマートフォンとして動作するように作られており、カメラを起動すれば、画面上部エッジ部分から「にゅっ」とばかりにカメラ部がせり上がってきます。その動作は決して安っぽいものではなく、0.8秒で撮影可能な状態になります。もちろん、ホコリの溜まったポケットなどに入れて持ち運ばれるスマートフォンにとっては、このようなモーター制御の可動部分は潜在的な故障リスクを高めます。それでも動作する様子はなかなかうまくてきているように思えます。

Gallery: Vivo APEX Concept | 15 Photos

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自撮りカメラと同じく、全面ディスプレイ化によって居場所を失った通話用のスピーカーは、ディスプレイ下に挟み込まれたエキサイターによってその音量を補うようになっており、本家Engadgetの記者が通話を試したところでは問題なく音声を聞き取れたとのこと。
APEXにもディスプレイ内蔵の指紋認証センサーは搭載されており、その認証可能な範囲は画面の1/4ほどのエリアに拡大されています。超音波式の指紋センサーは、その大きなエリアのどこででも登録した指紋の認証が可能です。このエリア拡大は、たとえば指2本を同時に認証しないとロック解除できないような仕組みにしてセキュリティの向上を計ることもできるとのこと。

さて機能の説明だけをみれば、もうこのまま製品化すればいいのにとも思えるAPEXですが、あくまで現段階ではコンセプトモデルとしての試作品。前述のカメラ可動部分や、超音波式指紋認証の動作精度といった部分はまだまだ耐久性や動作精度が十分なレベルにありません。

とはいえVivoが今後こうした技術的課題をしっかり解決していくならば、いずれはノッチのない真の全面ディスプレイスマートフォンが発売されるかもしれません。Vivo APEXは、特にiPhone Xや昨今のノッチつきディスプレイ搭載スマートフォンがちっともスマートに思えないアンチノッチ派にとって、期待できるコンセプト作と言えそうです。





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