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「Xperia XA2 Ultra」レビュー。MWCで話題の新モデルより気になる海外新発売モデルをチェック

国内未発売ではあるものの...

くんこく(Kunkoku)
2018年3月1日, 午前10:00
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MWC2018で、フラッグシップモデルの「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」が発表され続々とレビューがあがっていますが、どうしても発売されたばかりの「Xperia XA2 Ultra」が気になって仕方がなくあえてこちらをレビューしたいと思います。

筆者が「Xperia XA2 Ultra」の惹かれるポイントは、現時点でXperiaスマートフォンの中で一番大きな画面だからという単純な理由です。

つい"Ultra"というネーミングをみると、「Xperia Z Ultra」を思い出してしまうくらいには気に入っていた今となっては存在しないファブレット(すでに古い感じたっぷり)。

持ち運ぶにはタブレットは大きすぎるけれど、「Xperia Z Ultra」のサイズはギリギリ許容できるサイズ感が最高!という人も多かったはず。

その「Xperia Z Ultra」の登場から5年も経過してしまい、現状使い続けるには厳しいスペックなので、もしかしたら「Xperia XA2 Ultra」がそのかわりになってくれるかもしれません。

じつは、6.0インチの画面サイズは「Xperia T2 Ultra」、「Xperia C5 Ultra」、「Xperia XA Ultra」などと、海外のミッドレンジ向けで毎年登場しているモデルではあるものの、スペックが微妙に低いことに加えて、見た目にの樹脂感満載で多少チープな印象がありました。

ところが、昨年発売された「Xperia XA1 Ultra」あたりからスペック的にも実用に耐えられる性能と、デザインや質感も上向き。

そして今回の「Xperia XA2 Ultra」は、プロセッサーはミドルレンジ向けに搭載されていたMediaTekではなく、Qualcomm製 Snapdragon 630を搭載し、メモリーは4GB、ストレージも64GBと、フラッグシップモデルと遜色ない性能になってきました。

「Xperia XA2 Ultra」のサイズは、163 x 80 x 9.5 mm、質量は221g。

前モデルの「Xperia XA1 Ultra」のサイズが165 x 79 x 8.1 mm、188g。

縦方向の長さがほんの少し短くなったかな?くらいの印象で、それよりも厚は大きくなるわ重さはアップしているわで巨大化して、そのかわりバッテリーは3580mAhという大容量になっています。

デザインは、どちらかというと2017年モデルの「Xperia XZ」シリーズを踏襲した左右がラウンドしたループデザインですが、フラットではなくて背面は横方向のみ弧を描くようにラウンドしています。

そして、Xperiaでは初の背面に指紋認証センサーを配置。

なぜこんなところに?電源ボタンと共用の指紋認証センサーでもいいんじゃ?と思っていましたが、実際本体をつかんでいるとちょうど人差し指のあたる位置にあることと、指の角度が大きくズレないこともあって解除が楽。

しかも右手と左手それぞれの人差し指を登録しておけば、どちらの手でつかんでもサクっと認証解除できます。

そもそも前モデルの「Xperia XA1 Ultra」までは、指紋認証センサーすら搭載されていなかったので、進化といえば進化です。

「Xperia XA2 Ultra」の画面は16:9の6インチ(1920x1080)従来タイプのアスペクト比のディスプレイです。

特徴的なところはXperiaとしては両サイドのベゼルがギリギリまで追い込んでいるため、スマートフォン手のひらサイズでの大画面感はあります。

ディスプレイの品質については、「Xperia XZ Premium」と「Xperia XA2 Ultra」を比べるとその違いはハッキリとわかります。

4K(3,840×2,160)とフルHD(1,920x1,080)というの解像度の違いより以前に、輝度やコントラストの差があります。

色味に関しては、「ホワイトバランス」調整である程度は補正は出来るものの、全体的に白っぽいというかコントラストが低く輝度も低めで、設定から「高画質モード」をダイナミックモードに変えても「Xperia XZ Premium」の画質には及びません。

写真や動画のクオリティに妥協したくないのであればやはり「Xperia XZ Premium」を選ぶのが正しい選択ですが、大画面で閲覧を楽しむのであったりブラウジングとかSNSしてたりマンガを読むといった使い方であれば「Xperia XA2 Ultra」でも許容範囲と考えられます。


接続端子としては、本体上部にステレオミニプラグ、本体下部にUSB Type-Cを備えます。

最新モデルでは廃止されてしまったステレオミニプラグは、このモデルではまだ残っているのでダイレクトにヘッドホンを接続できます。

このモデルで残念なところは、スピーカーがモノラルであったり、Xperiaシリーズにはついているのが当たり前になっていた防水防塵性能がないところ。

気にならないようで、使っていると随分と気になってしまうところです。

画面の大きいモデルならではの機能として、「片手操作」専用の設定をすることができます。

画面の上からひっぱり出す通知やクイック設定ツールのアクセスも、指が届かないことを考慮して、ホームボタンをダブルタップすると、通知/クイック設定ツールが開きます。

もうひとつ、片手用に最適化された「ダイヤル番号」や、「画面ロック解除」をするときにも、全体のアイコンを小さく表示して、画面の左、もしくは右に寄せることで、タップしやすくすることもできます。

そして、画面の右下か左下から対角線上にスワイプすると表示されている画面を小さく表示。

両手操作であればサクサクと使えるけれど、たまにどうしても片手で操作したいという時に便利です。

小さくした画面の大きさは自由に変更して自由に配置できるので、画面が大きすぎて指がとどかないとか、危うく手から滑って落としそうになるなんて事もあるので、片手モードは大きいサイズならではの機能です。

背面にあるメインカメラは、約2,300万画素 1/2.3" Exmor RS for mobile。

ミッドレンジと言いながらも、4K動画の録画や、120fpsながらもスローモーション撮影もできます。

そして、前面のカメラには、MWCのフラッグシップモデル「Xperia XZ2」や「Xperia XZ2 Compact」にも搭載されなかった二眼カメラ(デュアルセルフィー)を備えています。

約1600万画素 1/2.6" ExmorRS for mobile センサーと800万画素 1/4" Exmor R for mobileセンサー。

前者がF2.0で88度の広角なレンズ、後者がF2.4で120度の超広角なレンズで、アイコンタップで切り替えて、たくさんの友達と撮りたい時や背景を大きく入れて撮影したい時などで切り替えて撮影できます。



「Xperia XA1 Ultra」、「Xperia XA1 Ultra」、「Xperia XZ Premium」の3機種で指標となるベンチマークテストの結果を残してみました。

<Antutuベンチマークアプリ>
「Xperia XA1 Ultra」・・・ 78432(CPU:35421、GPU:16395、UX:21091、MEM:5525)
「Xperia XA2 Ultra」・・・ 90439(CPU:39696、GPU:19976、UX:23587、MEM:7180)
「Xperia XZ Premium」・・・ 206070(CPU:73088、GPU:82193、UX:41353、MEM:9436)

「Xperia XZ Premium」に搭載するSnapdragon 835が飛び抜けていて、「Xperia XA1 Ultra」のMediaTek Helio P20と「Xperia XA2 Ultra」のSnapdragon 630は順当に進化したという印象。

あくまでもベンチマークスコアのため、数値の差がですべてが決まるほとではなく、「Xperia XA2 Ultra」でも一般的な利用としては問題はない。

ただし、カメラを連続して使ったりと負荷がかかると、処理が追いつかなくなって小さいフリーズを起こすミッドレンジ向けプロセッサー特有の挙動はあるので、そういったところでは「Xperia XZ Premium」の快適さとの違いは思い知ることもあります。

また、気になる技適に関しては設定からチェックすると、EU、US、WY、TWとなっていました。

日本の技適は通っていないのは残念なところ。

国内ではオフラインで利用するか、海外旅行用の端末としての利用となります。


左右狭ベゼルなディスプレイ、背面に指紋認証センサー、フロントのデュアルカメラと、「Xperia XZ2」や「Xperia XZ2 Compact」に先駆けて、Xperiaとしては最近のトレンドをとりこんだ意欲的な「Xperia XA2 Ultra」。

しかも、背中ポッコリの丸みを帯びたものではなくて、あえて従来のXperiaシリーズの匂いの残るデザインテイストは、変化の狭間の中でこそ生まれたモデルとも言えます。

今回のMWC2018で、大画面モデルが出てこなかった事を考えると、選択肢の一つとして考えてみても良いかもしれませんね。





















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