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改造ルンバにノコギリ搭載。MITがカスタム家具向け自動木工システムAutoSawを発表(動画)

これで起こる事故を想像すると怖い

Ittousai, @Ittousai_ej
2018年3月1日, 午後09:30 in Carpentry
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マサチューセッツ工科大学の研究者チームが、カスタム家具作りのためのロボット木工支援システム AutoSaw を発表しました。

PCのアプリで家具のテンプレートを選び、サイズや形をカスタマイズすると、あとは自走式のアームロボが木材を持ち上げて電動ノコギリまで運んで正確に切断したり、糸ノコギリ搭載の改造ルンバが複雑な形状を切り出して、家具の部品一式を安全に揃えてくれます。



ロボット木工システム AutoSaw を開発したのは MIT CSAIL、マサチューセッツ工科大学 計算機科学 人工知能研究所の Jeffrey Lipton氏、Adriana Schulz氏ら。

AutoSaw システムの意義としては、プロでもアマチュアでも毎年多数の事故がおきる危険な木工作業を安全にすること、樹脂などを使う3Dプリンタが可能にした「マス カスタマイゼーション」を家具や木工の分野に持ち込み、敷居の高いカスタム家具制作を手軽にすること。



従来から存在する家具のCADシステムやコンピュータ制御の木工機械と比較して、AutoSawシステムの特徴は

・専門家がデザインした多数のテンプレートから選び、素人のユーザーが容易にカスタマイズできるインターフェース
・カスタマイズによる変更に対して、耐荷重や変形などを自動的にシミュレーション検証するソフトウェア
・規模によっては非常に高価であったり、操作に熟練を要する業務用CNC工作機械や産業用ロボットアームに対して、丸鋸盤など一般的な工具+小型で安価な自走式ロボットの組み合わせによる低コスト、自動化
・一般的な工具と自走式ロボットの組み合わせにより、場所に縛られず建築現場での作業なども対応
・最終的な組み立てのインタラクティブなガイド表示


といった点があります。椅子やテーブルのような家具から、部品数が1000を超えるウッドデッキなど建物の内装外装の領域まで対応可能。

最終的な組み立てまでは(まだ)対応しておらず、できあがるのはイケアで売っているような組み立て前の部品セットですが、組み立ての指示もカスタマイズに応じて自動で生成します。

現時点での制約としては、チョップソー(据え置き型丸鋸)でのシンプルな切断か自走糸ノコで作れる比較的単純な形状にしか対応していないこと。

今後の拡張としては、切断工具側にアクチュエータを追加して別の角度や次元でのパーツ製作に対応すること、ドリルなど追加の工具への対応、蝶番など可動式のコネクタ対応などが挙げられています。

元論文 Robot Assisted Carpentry for Mass Customization




関連キーワード: carpentry, furniture, mit, tool
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