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リーバイス、レーザーでエイジング加工する「Project FLX」導入テスト中。薬剤使用減らしエコにも貢献

ハイテクで古臭さを演出

Munenori Taniguchi
2018年3月5日, 午後06:20 in Wearables
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ジーンズを購入するとき、多くの人はその風合いというか、少し履き古されたような模様の具合で気に入ったものを選ぶことでしょう。このジーンズのエイジング加工には大量の化学薬剤や水が用いられ、製造過程における環境負荷が問題視されつつあります。

リーバイスは、この問題を解決するためにレーザー光線の照射でエイジングを行う「Project FLX」と称するシステムを導入しました。このシステムはまず加工するジーンズを撮影し、画像処理でそれぞれに合った風合いをイラスト化、そのイラストを、レーザー光線でジーンズ表面に軽く焼き込みます。

このシステムを使うことによって、これまで数分以上かかっていたジーンズ1本あたりのエイジング時間を約90秒にまで短縮、さらに使用する化学薬剤も大幅に削減できます。

お考えのとおり、このシステムはただのエイジングだけに利用されるのでなく、あらゆる絵柄をジーンズに描き込むことができます。この応用によって、従来なら数か月単位で必要だったジーンズ加工のリードタイムを数週間、または数日間にまで短縮することが可能になり、ほぼオンデマンドな生産の可能性が拡大するとのこと。
リーバイスは現在、最終的なProject FLX導入に向けたテストを実施しており、今後2年間のあいだにサプライチェーンに段階的に導入していく計画です。もちろん、Project FLXがジーンズ生産における環境負荷をゼロにするわけではないものの、これまでよりクールな風合い・デザインでなおかつ環境にもやさしいジーンズが手に入りやすくなるのは、われわれ消費者にとっても心地よいのは間違いありません。

ちなみに、レーザーでジーンズのエイジングをする機械そのものはProject FLXが最初というわけではありません。中国Golden Laser社は2014年ごろよりジーンズレーザー彫刻機を開発しているほか、個人でも国内購入可能なものとしてはX-Yプロッタ式にレーザー加工ができる卓上小型 レーザー加工機も販売されています。

※訂正:初出時、"Project FLXがジーンズ生産における環境負荷をエロにする"との表記がありましたが、もちろんこれは誤りで、正しくは"Project FLXがジーンズ生産における環境負荷をゼロにするわけではないものの"です。決して記者がエロいことを考えながら書いたわけではないことを強調しつつ、読者並びに関係者の皆様方にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

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