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ファミコン画面立体化エミュレータ、なぜかVRヘッドセットでプレイできる最新版「3DNes VR」がリリース

3D化した『ゼルダの伝説』をVRでプレイするレアな体験が

Kiyoshi Tane
2018年3月10日, 午前06:00 in Emulator
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昔のファミコンゲームをリアルタイムに3D変換して遊べるエミュレータの最新版「3DNes VR」がリリースされました。

元々の始まりは、2016年にベータ版が登場した3DNesというエミュレータ。最新版では数々の新機能のほか、なんとVRにも対応しました。Oculus RiftおよびHTC Viveをサポートしており、ヘッドセットを装着してドットが3D化した世界を体験できるとのこと。


3DNesの基本的な仕組みは、一枚しかないファミコンの背景を解析して「背景画像」とその上に置かれた「オブジェクト」に仕分けし、立体感を出すというもの。

たとえば『ドクターマリオ』では周囲のチェック柄をオブジェクトとして、文字情報を背景として認識し、両者の表示処理に差をつけることで「とびだすドクターマリオ」を演出していました。
3DNes
もっとも、2D設計されたゲームを機械的に3D化すると、見え方に違和感が伴ったり、本来は平面世界に高低差がつくことで「眼下の地上物から発射された弾が、タイムラグなしに自機に当たる」といった矛盾が生じるはず。

実際、ニンテンドー3DS向けに発売された3Dクラシックス(『ツインビー』や『エキサイトバイク』などを移植)の開発にあたっては、矛盾との戦いが大きな課題だったことが語られていました。
Rockman
そうした手作業による地道な調整がなされていない荒削りぶりが、3DNesの弱点とも味わいともいえます。『ロックマン』や『スーパーマリオブラザーズ』など背景が単純なゲームでは3D化は良好に機能しているものの、『魂斗羅』や『悪魔城ドラキュラ』といった複雑な背景のものでは何が起こってるのか分からなくなる場面もしばしば。
Contra
2016年のベータ版はFirefox上でのみ動作が可能でしたが、最新版はWindows向けの実行形式で配布され、Webブラウザを介することなくプレイできます。ただし、テストプレイするためにはエミュレータ用のROMが別途必要となります。

最新版は2つあり、一つは無料で試せる「3DNes V2」。もう一つが、その有料版(10米ドル)である「3DNes VR」で、こちらはVRでのプレイ機能が実装されています。
zelda
そもそも一人称視点ではない『ゼルダの伝説』をVRでプレイすることや、疑似3Dシューティングの『とびだせ大作戦』を立体化してしまったり、ファミコン当時はあり得なかった世界に飛び込めるのは稀有な体験かもしれません。

Source: Geos Studio
関連キーワード: emulator, famicom, HTC Vive, OculusRift, RetroGaming, vr
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