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Mac App Storeに「課金の代わりに暗号通貨採掘」アプリが登場。バグのために?すぐ取り下げられる

暗号通貨採掘の電気代のほうが課金より高く付きそう

Kiyoshi Tane
2018年3月15日, 午前07:00 in Internet
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プレミアム機能の使用料金を払う代わりに、暗号通貨採掘プログラムのバックグラウンド実行を選択できるアプリがMac App Storeで公開されていたことが明らかになりました。

このアプリ「Calendar2」はMac OSの標準アプリよりも多くの機能が使えるスケジューリングアプリです。海外テック系メディアのArsTecnicaはこれが規約違反ではないかとアップルに問い合わせたものの回答はなく、24時間後もダウンロード可能だったとのこと。

その後、アプリは一時非公開とされましたが、開発元のQbixが取り下げたのか、アップルが削除したのかは不明なままです。現在は、暗号通貨採掘機能が取り除かれた最新バージョンが公開されています。

莫大な計算処理パワーが必要とされる暗号通貨の採掘はハッカーの熱い目線を集めており、最近もマルウェアが英・米政府のパソコンをこき使ったりテスラ車の脆弱性を突いたクラウドサービスの悪用などが報道されていました。

Qbixは最近のバージョンで、仮想通貨Moneroの採掘をバックグラウンドで実行することで全機能を開放できるオプションを追加しました。月額0.99ドルか、一括払い17.99ドルか、それとも暗号通貨採掘か......と選択肢を提示するものです。
calendar2
今回の一件は黙って利用するのではなく「無料アプリのプレミアム課金を免除する代わりに、Macの処理能力を使わせてください」と明らかにしていた点では、「悪用」とは異なるといえます。

ただし問題は、一つには「Mac App Storeの規約に違反するのではないか」ということ。前述したとおり、この点についてはアップル側の回答はありませんでした。

もう一つは、有料オプションを選んだ場合でも、バックグラウンドで暗号通貨採掘プログラムが実行されていたこと。しかもCPU使用率は想定の10〜20%を超えていたため、ユーザーから苦情が出ていました。


QbixはArsTecnicaからの問い合わせに対して、将来のバージョンで暗号通貨採掘オプションを削除すると回答。その理由は、ざっと以下の通り。
  • 暗号通貨採掘ライブラリーを提供した会社はソースコード公開しておらず、CPU問題の根本的な解決には時間がかかりすぎる
  • わが社がユーザーの許可なしに暗号通貨採掘を望んでいたかのような印象を与え、会社の精神とビジョンに反する
  • 地球規模の電気の無駄遣いにつながる可能性がある

現在のところ暗号通貨採掘機能を除去したバージョン2.6.2が公開され、ユーザーへのお詫びとともに、まるまる1年間はプレミアム機能が無料で使えるとのメッセージが付記されています。

これにて一件落着と行かないのは、本件につきアップルからの回答がなく、「課金の代わりに暗号通貨採掘プログラムの選択」がMac App Storeの規約に反するかどうか不明のままである点です。同じような機能を実装するMacアプリが、今後も登場するかもしれません。

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