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もう「docomo」じゃない。IIJのフルMVNOが始動、個人向けも夏に

ピクト以外にも大きな変化が

小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2018年3月15日, 午後07:10 in docomo
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IIJは、ドコモの3G/LTE回線を利用した「フルMVNO」サービスを開始しました。本日(3月15日)より法人向けサービスを、4月2日には訪日外国人向けプリペイドSIMを提供します。

独自にSIMを発行できる「フルMVNO」

「フルMVNO」は、MNO(大手キャリア)の回線に縛られずに、より柔軟な通信サービスを展開するための仕組みです。従来のMVNOは、MNOから貸与されたSIMをユーザーに提供し、MNOの加入者管理システムを間借りしてサービスを展開していました。

一方の「フルMVNO」では、MNOの回線を借りつつも、独自にSIMカードを発行したり、独自の加入者管理システムを保有可能に。さらに、国内外のさまざまなネットワークに接続し、ローミングも安価に提供できるメリットもあります。

フルMVNO化により、SIMの開通も自由に制御可能に。そのメリットとして挙げられたのが、SIMのサスペンド(休止)機能です。例えば田んぼをIoTセンサーで管理する場合、稲作の時期だけ回線をアクティブにし、それ以外は回線を休止させて月額料金を抑える... といったことも可能です。


回線 の「アクティブ」「サスペンド」を自在に切り替え可能

また、独自にSIMカードを発行できるため、アンテナピクト表示は「docomo」から「IIJ」に変更。さらに、遠隔で書き換えられるeSIMや、チップ型SIMも提供可能となり、法人向けのIoT回線との親和性の高さもアピールします。​​​​その他、遠隔でSIMを書き換えられる利点を活かし、海外キャリアとの直接接続による安価な海外サービスの提供も検討します。


ピクト表示は「docomo」 から「IIJ」に


海外キャリアとの直接接続による安価な海外サービスも検討


​​​​​​個人向けは夏めどに展開

​​​​​このフルMVNOを使った新サービスが、法人向けの「IIJモバイル/タイプI」、および訪日外国人向けの「Japan Travel SIM」です。

「IIJモバイル/タイプI」は、前述のサスペンド機能など、IoT向けの機能を織り込んだ点が特徴。さらに、2018年度上期をめどに国際ローミングも提供します。一方の「Japan Travel SIM」は、サービス内容は従来と代わり映えしないものの、裏側にあるSIMのライフサイクル管理などにフルMVNO化の利点があるといいます。
​​​​​

「IIJモバイル/タイプI」料金プランの詳細

訪日外国人向けのフルMVNO版Japan Travel SIMは4月2日に発売

個人向けの格安SIMサービス「IIJmio」のフルMVNO版についても「2018年夏の暑くなる前までには」開始する方針。なお、フルMVNO化すると、通常、SIMロック解除不要で使えるドコモのスマートフォンでもSIMロック解除が必要になるとして、既存のサービスも並行して提供するとしています。




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