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自動運転Uberの歩行者死亡事故、警察が車載映像公開。乗員はよそ見、センサー反応みられず

横断歩道でない所とはいえ、残念なこと

Munenori Taniguchi
2018年3月22日, 午後12:15 in Transportation
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アリゾナ州テンピの警察が、配車サービス大手Uberの自動運転試験車が起こした歩行者死亡事故の車載映像を公開しました。さすがに事故の瞬間はカットされているものの、事故を起こしたクルマはまったくのノーブレーキ。運転席にいたUberのオペレーターも明らかに前方不注視で、なおかつ物体接近の警告などもなかったようです。

動画では、犠牲となった女性が自転車を押して、2車線道路の中央をすこし超えたところまでわたっていたことがわかります。ただ、ヘッドライトは事故直前まで女性を照らし出しておらず、女性も懐中電灯のような発行物や反射物を持っていないようにも見えます。

一方、運転席に座っているUberのオペレーターは映像ではその時間の大半を何やら膝のあたりを見下ろしている様子が伺えます。スマートフォンを見ているようにも見えるものの、このモノクロ映像からは何をしていたのか断定はできません。



いずれにせよ、歩行者が横断歩道でないところを横断することは、たとえそれが交通法規違反であっても、また自動運転車だからといっても、やはり想定しておかなければならないこと。Uberの自動運転試験車が搭載するLiDARその他センサー類が、自転車を押す女性に反応したのか、ブレーキ動作があったのか、あったとしてその動作は自動だったのかオペレーターだったのか、といったデータはまだ明らかになっていません。



事故直後、Uberは即座に自動運転車の公道試験を中止し、Uberに協力しているトヨタも「オペレーターの精神的負担を考慮して」それに続きました。

テンペ警察の署長は、状況を見る限り「事故は避けるのが難しかったようだ」とコメントしました。また、Uber広報は次のように声明を発表しています。「事故の映像は非常に辛いものです。そして私たちは被害者を愛する人々の気持ちを思っています。私たちの車は立ち止まり、地方、州、連邦それぞれの当局に最大限の協力をしています」

訂正:初出時、カリフォルニア州テンペと記していましたが、正しくはアリゾナ州テンピでした。お詫びして訂正いたします。

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