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「スマート時計バンド」ソニーwena wrist activeはランニングにも使える?試用レビュー

腕時計とスマートバンドをリバーシブルに切り替える感覚は新鮮です

Kiyoshi Tane
2018年3月21日, 午後09:00 in Wearables
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ソニーはスマートウォッチ機能を内蔵した時計バンド「wena wrist active」を3月9日に発売しました。

寝起きや生活を共にする時計を置き換えるウェアラブル機器の普及が進んでいますが、スマート"ウォッチ"といえば時計付き、スマート"バンド"であればバンドのみで時計を装着できませんでした。

その間隙を埋めるべく登場したのがソニーの「wena wrist」シリーズ。バンド側にスマート機能を集約し、市販腕時計のバンド部分を付け替えることでスマートウォッチにできるというもの。

その第二世代として発売された3モデルのうち、今回はメーカーから「wena wirst active」をお借りして1週間ほど試用。その際に気づいた点やインプレッションをお届けします。

スマート「ウォッチ」と「バンド」のいいところ取り

筆者のスマートバンド&ウォッチ歴は2年ほど。ジム通いしてることもあり以前から興味があり、安めのスマートバンドを買っては壊し(主に防水性能を過信して水泳で)XiaomiのMi Band2が耐久性に優れてようやく......と安心したのも束の間、付けてないような軽さ!と思ったらどこかに落として失くすオチが付きました。

そこでApple Watch Series 3を購入してみたところ、防水性能にも大満足。買う前に唯一、見落としていた点は「iPhoneとしかリンクできない」こと。手元にはiPadやiPod touchはあるので大丈夫と踏んでいたら、活動ログをスマホやPC上で確認できず。結局、Apple Watchは「画面が見やすい一日単位の活動量計」に落ち着いてます。

その点wena wristシリーズはAndroidとiOSを選ばず接続でき、しかもスマート「ウォッチ」と「バンド」のいいところ取りをしたコンセプト。未体験ゾーンであり、ぜひ試してみたい!とお借りしたしだいです。

wena

出勤時には時計ヘッドを付け、ランニングではバンドだけ装着

2017年12月に先行して発売された「wena wrist pro」は、従来モデルの質感や高級感を追求しながら機能アップと小型化、防水性能アップを目指したもの。それに対して本製品「wena wrist active」は、GPSや光学式心拍センサーを搭載し、ランニングにも使用できるようにした位置づけ。

スポーツモデルということで、バンド単体で腕に装着してみれば、軽くてとても動きやすい。さらにセットで貸し出して頂いたヘッド部分の「wena wrist Solar head」(別売り)を付けてみると、一転してズッシリ来る重みです。

ふだんはヘッド部を付けて腕時計に、ランニング時には外して軽いスマートバンドにする。ヘッド部は独自設計のエンドピース(両端の留め金)がスグレモノで、「持ち上げて回す」だけで取り外しが可能。ひとっ走りするときはバンドにして、出勤前に時計に着替えさせるリバーシブル感覚で使えます。
wena

ちょっと戸惑ったのが、バンドの長さの調整。出荷時にセットされてるエラストマーバンドを、手首周りのサイズに合わせてハサミなどで切るという......。

今回は試用品につき出荷時のまま使いましたが、各種の計測などに特に支障はありませんでした。

具体的な使用インプレッション

専用アプリで設定しておくと、スマホへの電話やメール着信などを振動と画面表示によってお知らせするのも一般のスマートバンドと同じ。GmailやLINEのタイトルや送信元をすぐ確認できるのは珍しい体験ではなくなりましたが、クリアな表示はさすが有機ELディスプレイ。

ディスプレイは一行表示と二行表示をアプリから切り替え可能。そう情報量は変わりそうにないものの、バンド単体で運用するときは「つねに時計表示」ができるところは便利です。
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スマートウォッチ(バンド)の存在理由ともいえる活動ログ機能は必要にして十分。一日に移動した歩数や睡眠時間、通知の回数や電子マネーの使用状況など一通りを確認できます。
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このうち心拍計測についてはバッテリーを消耗するためか、標準ではバンド横のアクティブボタンを1秒長押しすることで有効になります。アプリ設定で常時計測にもできますが、その場合はバッテリー持続時間が短くなる(通常では約7日間が3日に)制約つき。

GPSについてもアクティブモードで有効になるかっこうですが、「まずGPS測位が完了するまではディスプレイ部分を上空に向ける」ダンドリが必須で、意識せずに移動ルートを記録してこそのGPSなのに......という割り切れなさもあります。

ちょっとガッカリだったのが、電子マネー機能を使うための初期設定が、iOS端末なしにはできないこと。理由は簡単で、設定ができる「おさいふリンクアプリ」がiOS版しか用意されていないからです。

一度リンクさせたAndroid端末とのペアリングを解除して、wena wrist activeをリセットして、iOSとペアリングさせて......という手順は回りくどく、限られた試用期間内にはキツイので今回は見送りということに。別にwena wrist activeに不備があるのではなく、ひとえに日本の電子マネー事情のためなんですけどね。

フォーマルな場でも違和感ないスマートウォッチの貴重さ

初代wena wristをベースに有機EL化や軽量化を図った上に、高級感あるwena wrist proとの差別化としては心拍計測やGPS測位をプラスしたwena wrist active。「ふだん使いの時計にスマートウォッチ機能をプラスするバンド」が欲しくてランニングにも使いたい人には、文句なくお勧めできる製品と言えます。

ただ、ヘッド部分を付けると相当な重さになり、「時計のままスポーツがしたい人」には手が出しにくい感は否めません。防水性能もwena wrist proが5気圧に対して3気圧で、スポーツ用途なら逆じゃないの?と少し疑問も湧き上がります。

カジュアルでくだけたスマートウォッチを公的な場に持ち込むのは抵抗がある一方で、腕時計には洗練されたファッション性があるため、wena wrist activeと伝統的な「腕時計」との親和性の高さは貴重でしょう。背広にもスポーツウェアにも合うスマートウォッチを求める人には、最適の選択肢かもしれません。

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