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GoogleがライトフィールドカメラのLytroを約4000万ドルで買収との噂。VR関連技術の取得が狙い?

VRコンテンツがよりリアルになる可能性も

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年3月22日, 午後05:00 in Cameras
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撮影後に自由にフォーカスを変更できるライトフィールドカメラで一躍話題となったLytroをGoogleが買収する計画があるようです。

複数の情報源からの話しとしてTechCruchが伝えているところによると、買収額は2500万ドル~4000万ドル(約26億4000万円~42億2000万円)。情報源の1人は、買収ではなく資産の売却だとしています。また、この件と直接関係があるのかは不明ですが、すでに一部の従業員が退職しているとのことです。

Lytroの最初の製品が発表されたのは2011年10月。当時は画期的なカメラとして大いに話題となりましたが、製品価格の高さや、撮影した写真を共有する方法が限られるなどの問題があり、大ヒットとはなりませんでした。

2017年11月末には、撮影したマルチフォーカス画像を共有できるサービスサイトを閉鎖。一般消費者向け市場からは撤退し、VRやライトフィールド技術を生かしたビデオ製品に注力するとしていました。



Googleによる買収と聞くと、スタートアップとしては一つの成功の形とも捉えられそうですが、一時期は約3億6000万ドル(約380億円)との評価を受けていただけに、4000万ドルでの買収(あるいは資産売却)は、不本意な形かもしれません。反対に、Lytroの持つ59件の特許も手に入れられるなら、Googleにとってはお買い得とも言えそうです。

あらゆる入射光を記録するライトフィールドはVRコンテンツに役立つ可能性があり、実際、Googleは先週、静止画ながら、Lytroと同様のライトフィールド映像を撮影できるカメラリグを公開。それで撮影したVR映像「Welcome to Light Fields」をSteamで無償提供しています。


なお、LytoroやGoogle以外にもライトフィールド技術は研究・開発されており、1月に行われたCES 2018では、insta360がライトフィールドカメラのプロトタイプを発表しています。

Googleによる買収の噂が本当だとして、Lytroブランドが継続するのか、特許や技術の取得だけを目的としているのかは定かではありません。ただ、今後ストリートビューなどのコンテンツに応用し、よりリアルな体験をもたらす可能性はありそうです。



「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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