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Xperia XZ2実機レビュー。手にして印象あっさり逆転「アラ、これ悪くないじゃない」

なかなかカッコいいじゃない

くんこく(Kunkoku)
2018年4月2日, 午後04:00 in Mobile
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スペイン・バルセロナで開催のMobile World Congress 2018(MWC 2018)で、ソニーモバイルコミュニケーションズから発表されたばかりの「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」。

国内で発売されるのはまだ先(例年夏頃)だと悠長にかまえていたら、海外ではもうすでに発売を開始。

今回は2眼カメラを搭載したモデルも紹介されていたこともあり、そちらが出たら買えばいいやと思っていたものの、もう手に入るものだと思うとどうしても物欲のブレーキが効かず、「Xperia XZ2 Dual H8296」をポチっと買ってしまいました。

長らく、Xperiaはデザイン変わらないだの、他モデルから周回遅れだの言われたところから、「Xperia XZ2」や「Xperia XZ2 Compact」はようやく大きく変化を見せ始めたモデルでもあり、既存Xperiaユーザー目線からすると進化点が多いのも事実です。

若干、筆者の心によぎった心配ごとは、ティザー公告から「Xperia XZ2」のweb画像をみたときに、ぷっくり背面が膨れている形状でした。

最近の「Xperia XZ/Xperia XZ1」では直線とカーブの織りなすLoop Surface(ループサーフェス)というデザインから一転、「Xperia X Performance」や「Xperia A」を通り越してこの突然の丸みを帯びたカタチ。

スマートフォンたるもの、性能はもちろん毎日手にして眺めているものなので、持っているときのデザインも非常に重要。

web画像で判断する限り、SNSでは山崎製パンの"ランチパック"と似ていると揶揄されるのもうなずけてしまうほどに筆者にとってもあまり印象がよくなかった「Xperia XZ2」ですが、いざパッケージを開けて実機を手にしてみると、アラこれ悪くないじゃない、いやなかなかカッコいいじゃないとあっさり逆転する始末。

ゆるすぎるカーブでもっさりしているかと思いきや、3D曲面ガラスとサイド面はメタルフレームを採用して、そこから流れるように背面にかけて起伏しているデザインと、ガラスの光沢感との兼ね合いが絶妙に高級感を醸し出していて、チープさはありません。

何しろ今まで長らく16:9のディスプレイを見続けていただけに、18:9のディスプレイも新鮮に見えます。

ディスプレイサイズは、アスペクト比が変わったことで、5.7インチとなっていますが、昨年のフラッグシップ5.5インチ大画面モデル「Xperia XZ Premium」と較べても巨大化したわけではなく。

どちらかというと、「Xperia XZ/XZ1」の横幅はそのままに、縦方向に画面が大きくなったというほうが正しいように思います。

「Xperia XZ2」本体サイズは、153 × 72 × 最薄部6~最厚部11.1 mm。重量は198g。

サイドはベゼルレスとまではいかないものの狭額縁となり、実際、手に持った時のサイズ感は「Xperia XZ/XZ1」と変わらず、片手でもわりと余裕で操作できます。

解像度は、従来のフルHD(1920x1080ドット)からフルHD+(2160x1080ドット)となったので、縦方向の解像度が240ドット分広くなっているとも言えます。

縦に画面が大きくなって、片手持ちで操作するには上のほうに指が届かないという場合には、画面の下を左右にスワイプすると、全体の画面が小さく表示して操作することもできます。

縮小した画面の大きさは自由に変更したり自由に配置できるので、好みのサイズに調整しておけば、危うく手から滑って落としそうになることも回避できます。




そして、サイド面にあった指紋認証センサーは背面に移動。

もともとの電源ボタンと共用の指紋認証センサーでも特に困ったことはなかったのですが、背面にあるメリットとしては、右手と左手どちらの手で本体をつかんでいても人差し指でサクっと認証解除できるということだと思います。

とは言いつつも、掴んだいきおいで間違えてその上のカメラのレンズをポチっと何度も触る事案が発生。

大画面新モデルの「Xperia XA2 Ultra」では、そんな事はなかったのに筆者の手が大きいせいだということなのか位置が良くないのかも。



「Xperia XZ2」の背面には、カメラと指紋センサーの他に、NFCとQi(チー)方式のワイヤレス充電も備えています。

Xperia初のワイヤレス充電搭載なので、これから充電する際にもちょっとした進化の楽しみが加わったとも言えます。

少しでも早く充電したい場合は、USB type-Cからのほうが高速なのでこのあたりは使い分け。



そして、こてもまた最近のスマートフォンのトレンドに乗っかってステレオミニプラグが廃止されてしまいました。

USB type-Cからアダプターを経由すれば、ステレオミニプラグをつかってヘッドホンが使えるとはいえあまりスマートではないし、今までのウリの一つでもあったハイレゾ音源とノイズキャンセリング機能の両方を備えたヘッドホンが使えないといったデメリットも少なからずあります。

Bluetooth コーデックはLDACとaptX HDに対応し、ワイヤレスヘッドホンでも十分に高音質を楽しめるとはいえ、有線接続ヘッドホンの愛好者も未だに多く、ここはトレンドは追わなくても良かったんじゃないかと思わなくもありません。



18:9になったことで何かいいことあるの?というと、筆者的にはもう素直に縦持ちしたとき、たとえばTwitterやInstagram、Facebookのの表示量が多くなってより見渡せる範囲が広がったことです。

そんなことかと思うかもしれませんが、スクロールがちょっぴり減っただけでも快適度は上がるもので、「Xperia XZ2」を使ったあとで、「Xperia XZ Premium」の16:9を見ると横幅広っ!と思うくらいには心情が変化します。

また、横持ちにすると、16:9コンテンツを再生する時にも両サイドにスペースができることでUIが被らないだとか、シネスコサイズの映画コンテンツを見る場合にもより大画面化できるという良さがあります。

ディスプレイとしては、高画質エンジン「X-Reality for mobile」が進化して、HDRアップコンバートができるようになりました。

これで、たくさんの動画を豊かなコントラストと鮮やかな色調で楽しめます。

新しい要素といえば、映像やゲーム、ミュージックビデオの音をリアルタイムに解析して、ソニー独自のアルゴリズムとパワフルなアクチュエーターから、コンテンツに合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」を搭載したことです。

音量といっしょに、3段階で「ダイナミックバイブレーションシステム」の効き具合を好みで調整。

フロントステレオスピーカーは、歴代のXperiaからさらに最大音量になったうえ、映像のサウンドにあわせてズムズムと重低音っぽい振動が伝わってくるので、迫力の増した感は確かにあります。

小さい画面ゆえの迫力不足を補ってくれそうです。頻繁に使うかどうかは置いておいても。

プロセッサーは、最新のQualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon 845」となり、メモリー(RAM)は4GBを搭載。

ストレージ(ROM)は64GB、外部ストレージは最大400GBのmicroSDXCに対応しています。

IP65/IP68相当の防水性能と防塵性能も、もちろん引き続き備えています。

最新モデルだからこそのプロセッサーの威力が発揮されるところで、どのくらい性能アップに貢献しているか、「Xperia XZ2」、「Xperia XZ Premium」、「Xperia XA2 Ultra」の3機種で指標となるベンチマークテストの結果を残してみました。

<Antutuベンチマークアプリ>
「Xperia XZ2」・・・ 263035(CPU:926327、GPU:106454、UX:55031、MEM:9223)
「Xperia XZ Premium」・・・ 206070(CPU:73088、GPU:82193、UX:41353、MEM:9436)
「Xperia XA2 Ultra」・・・ 90439(CPU:39696、GPU:19976、UX:23587、MEM:7180)

さすがというべきか、「Xperia XZ2」に搭載するSnapdragon 845の性能が飛び抜けているのが印象的。

「Xperia XZ Premium」、「Xperia XZ1/Xperia XZ1 Compact」に備わるSnapdragon 835のスコアすら大きく上回っています。

あくまでも参考にすべきベンチマークスコアですが、その処理能力の高さから普段の操作はもちろん、カメラを駆使して使ったり負荷がかか場合でも快適さが落ちることはなくて、ここは素直に歓迎できるスペックです。

今回のモデルは、海外版の「Xperia XZ2 Dual H8296」となります。

"Dual"という名称がつくため、SIMカードが2枚装着できる仕様になっています。

ただし、2枚めのSIMカードのトレイ位置は、microSDカードと兼用となっているので、いずれか排他となり、SIM+microSD、もしくはSIM2枚装着のいずれかの使い方となるようです。


また、気になる技適に関しては設定からチェックすると、EU、US、TWとなっていました。

やはりDualモデルということもあり、日本の技適マークはありませんでした。

国内ではオフラインのままで利用するか、海外旅行のときに活躍させる用の端末としての利用となります。

さて、「Xperia XZ2」のカメラ部分はメイン、サブともにシングルカメラのままですが、従来から進化した部分も多々あるので、次回には実際に動画や静止画を撮ってみつつレビューしてみたいと思います。

後編に続く

関連キーワード: mobile, xperia, xperia xz2
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