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ついに未来の話が現実に!? 自動運転車が警官に停められ、交通違反切符を切られる事態が発生!

違反者はオペレーター?それとも車?...はたまた開発メーカー?

Autoblog Japan Staff
2018年4月11日, 午後04:00 in Transportation
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未来の話のような出来事がついに現実になった。米国サンフランシスコで、オートバイに乗った警察官が自動運転車を路肩に停めさせ、交通違反切符を切ったというのだ。


しかし、警察によればその理由は、横断歩道で停止して歩行者に道を譲ることをしなかったからだという。Uber自動運転車が3月18日(現地時間)、アリゾナ州テンピで自転車を押しながら道路を横断していた女性をはねて死亡させた事故から翌日とあれば、この一件を軽く受け止めることはできない。違反切符を切られた自動運転車のオペレーターであるクルーズオートメーション社は、車両に問題はなかったと主張している。この一件は、最初にCBS系列局の「KPIX-TV」によって伝えられた。

クルーズオートメーションは、14丁目のハリソン通りを自動運転モードで走り出そうとしていた時、クルマと歩行者の間は約3.3m離れていたことをオンボード上のデータが示していると同局に伝えている。警官はクルマが加速を始めた後すぐに停止させ、同車に乗っていた人間のテストドライバーに対して違反切符を切った。

「安全性が我々の自動運転車をテストする中で最優先事項です」と、クルーズオートメーションは声明で発表した。「カリフォルニア州の法律では、車両が通行の優先権を歩行者に譲る必要があり、これにより歩行者は邪魔されたり、焦る恐怖感なしで交差点を横断できます。我々のデータはこれが実行されたことを示しています」。同社は、テストドライバーの行動は全て正しかったにもかかわらず違反切符が発行されたと放送局に主張している。

ゼネラル・モーターズ(GM)は2016年、自動運転車開発への取り組みを高めるため、サンフランシスコを拠点とするクルーズオートメーションを買収した。GMは、ステアリング・ホイールやブレーキ/アクセルペダルのない完全自動運転車を、2019年に世界で初めてライドシェアリング(相乗り)サービスとして実用化するため、政府に認可を求めているところであり、その完全自動運転車の開発計画を発表したばかりだ。同車はシボレー電気自動車ボルト(Bolt )」をベースとし、デトロイトにほど近い工場で生産される。

一方で、研究者や自動運転車用機器のサプライヤーは、Uberの自動運転車による死亡事故がなぜ起こったのか、今でもその原因を明らかにしようと追求している。Uberは、亡くなったエレーヌ・ハーツバーグさんの遺族と早期の和解が成立した。

今回の一件は、ますます必然として迫ってきた自動運転による未来の安全を、慎重な一般市民に納得させることの難しさを浮き彫りにした。また、車内に人が乗っていない完全自動運転車が走るようになったら、警官はどうやって停めるのか?という疑問を我々に抱かせることにもなった。これに関しては時間が解決するのを待つしかない。



By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

この記事はAutoblog日本版より許可を得て転載しました

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