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『ドンキーコング』世界記録が不正で取り消しに。初の100万点達成プレイヤーの栄誉が移動

「ボタンにバネを入れていた」疑惑が本当だった的な

Kiyoshi Tane
2018年4月14日, 午前06:00 in Donkeykong
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ゲーム記録を取りまとめる団体Twin Galaxiesは、アーケードゲームの世界記録保持者として知られるビリー・ミッチェル氏のスコアを各ランキングから抹消することを発表しました。

これは長らく疑いの目が向けられていたビリー氏の『ドンキーコング』スコアにつき、最終的な判断を下したもの。調査の対象となった記録の一つは、ドキュメンタリー映画『The King of Kong』のDVDに特典として収録され、104万7200点を叩き出したプレイ映像です。

この中で本物の『ドンキーコング』基板では再現不能な映像が確認され、エミュレータソフト「MAME」を利用していたと結論づけた、とされています。

ビリー・ミッチェル氏は全米アーケードゲーム界のカリスマ的な存在。1999年に世界で初めて『パックマン』でパーフェクトゲーム(333万3360点を獲得)を達成したほか、『ドンキーコング』では3度も世界記録を塗り替えたことで知られていました。

先に触れた『The King of Kong』は、そんなビリー氏が1982年に出して以来20年近く破られることがなかった『ドンキーコング』のハイスコアに、それまでこのゲームをプレイしたことがなかった中学教師のスティーブ・ウィーべさんが挑戦するという内容です。

『高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』のように対等な立場ではなく、強大で傲慢なチャンピオンに平凡な人物が心折れずに立ち向かうという『ロッキー』ばりのドラマでした。

映画内ではスティーブさんの『ドンキーコング』基板がおかしいとダメ出しをしていたビリー氏、まさに本人がその疑惑をかけられることに。

今回の疑惑は、トッド・ロジャース氏がアタリ2600用ゲーム「Dragster」で35年に渡って破られなかった最速記録が「不可能な数字」としてタイトル剥奪された件から派生した動き。トッド氏がビリー氏の記録証人だったことから「こちらも怪しい」と検証されたかっこうです。

Twin Galaxiesは偶発的な要因も含めて細かく検討した結果、映像内で起きている現象は『ドンキーコング』実機ではありえず、MAMEによるものと判断したとのこと。さらに、少なくとも2つの異なる第三者が独自の調査を行って同一の結論に達したことから、最終的な審判を下したとされています。

同団体でのハイスコア登録はオリジナルのアーケード基板使用が必須で、MAMEなどエミュレーターを用いることは禁止されています。世界記録を狙う練習のためには事実上「ドンキーコング実機を自宅に持つこと」が欠かせず、家屋事情的にも日本では厳しそうです。

先の『The King of Kong』ではスティーブさんが叩き出した985600点をビリー氏が抜き返したことが初の100万点超えとされていましたが、その記録が今回取り消し。晴れてスティーブさんが公式に世界初の100万点達成者とされ、10数年越しに映画のエンディングが書き換えられたかたちです。

Source: TWIN GALAXIES
関連キーワード: DonkeyKong, gaming, RetroGaming, twin galaxies
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