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カリフォルニア州、テスラの労働環境調査を開始。工場の災害件数を過少報告の疑い

24時間稼働を発表したばかりですが...

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年4月19日, 午後07:35 in transportation
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カリフォルニア州当局は、テスラModel 3を生産する工場の労働環境に関する調査を開始すると発表しました。テスラに関しては工場における災害発生件数を過少報告しているとの疑いが出ています。

テスラのフリーモント工場における災害件数は、かつては同業他社に比べて多いことが懸念されていました。しかし2017年の報告では、業界平均以下にまで災害件数が下がりました。

ところが、調査メディアRevealがテスラの現、または元社員30名以上から聞き取りを行った結果として4月16日に報告した記事によると、この災害件数は本来災害に数えられるべき事例をカウント対象外となる私傷病扱いにしていたことがわかったとのこと。

災害から除外された事例のなかには骨折や裂傷を伴うものもあったとされ、報告が正しければこれは労災隠しと言われても仕方ない悪質な状況と言わざるを得ません。Bloombergによると、カリフォルニア州労働安全衛生局は、この疑惑に対して正式に調査を開始したとのことです。

カリフォルニア州では、労働中に発生した応急手当や就労制限、失業の原因となる災害をすべて報告する義務が企業に課せられています。Revealの報告ではテスラがこの記録件数を意図的に少なく報告したと主張しています。一方、テスラは意図的な虚偽表示を否定し、もし数字が間違っていればそれは誤ってそうなっただけで、決して意図的ではないと説明。さらに従業員がRevealの記者に嫌がらせを受けていると主張しました

ただ、カリフォルニア州労働安全衛生局は、報告が出た以上はそれを厳しく評価し、実際に意図があったのかを明らかにするために調査を行うとしています。

テスラはここしばらくModel 3の生産台数を週5000台という目標に届かせるため奮闘を続けており、つい先日には工場を24時間稼働させることを発表したばかり、この目標はさらにAWDモデルの生産開始とともに週6000台にまで引き上げられる見通しです。

目標を達成させるのも、そのために工場をフル稼働させるのもまったく悪いことではありませんが、もしも目標のために労働災害を軽視するのであれば「世界で最も安全な自動車工場を目指して」いるとはとても言えません。当局の調査結果が注目されるところです。


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