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全地球ライブ動画化計画・世界最大の飛行機が今夏離陸・ハイパーループ商業路線建設へ #egjp 週末版114

衛星画像が動くGoogleマップが実現する?

Munenori Taniguchi
2018年4月22日, 午前08:00 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「ゲイツ、ソフトバンクらが支援の全地球ストリーミング」「世界最大の飛行機が今夏離陸」「2019年よりアブダビでハイパーループ建設」といった話題を取り上げました。

HTT、2019年にアブダビでハイパーループ商業路線を建設へ

Hyperloop Transportation Tehnologies(HTT)が、2019年よりアブダビで商業路線の建設を開始することになりました。HTTはまず手始めに、ドバイとアブダビの国境近くに約10kmのルートを建設、そこからアブダビ方向へ延伸して最終的にはUAEの複数の国を結ぶ格好になる計画です。

HTTは当初ロサンゼルスとサンフランシスコのあいだに商業路線を予定していたものの、権利関係のゴタゴタと予算調達の問題で計画は宙に浮き、資金豊富なUAEが先に動き始めることとになりました。

ただし、HTTは最近、仏トゥールーズでテストトラックの建設を開始すると発表したばかり。それでいてもうUAEで商業路線建設を開始するとなると、テストでチューブ構造に根本的な問題が発生したらどうするのかが非常に気になるところではあります。

世界最大の航空機、夏に離陸テストへ



マイクロソフト共同設立者ポール・アレン氏の航空宇宙ベンチャーStratolaunch Systemsが、主翼両端の長さが117mもある世界最大の航空機の離陸テストをこの夏にも実施する見込みです。ここ数か月のあいだに2度のタクシーテスト(滑走路を走行するテスト)と終えており、2回めには74km/hまで滑走速度を高めていました。次回のタクシーテストではこの速度を約130km/hにその次には約222km/hにまで高め、最終的に離陸可能になる241~290km/hまでテストを繰り返します。

Stratolaunchは2回目のタクシーテストまでを問題なく終えることができたことから機体に大きな変更なく離陸まで到達できると楽観的な見通しを示しました。

この巨大な双胴機は旅客用ではなく、Virgin GalacticのWhite Knight Twoのように人工衛星を打ち上げるロケット中央に搭載して上空まで運ぶ役割を担う予定です。実用飛行の予定は2020年に設定されており、FAAによる認可を得るには2年ほどの期間が必要になります。

オリオン宇宙船には100以上の3Dプリントパーツが使われている

NASA's Orion spacecraft awaits the U.S. Navy's USS Anchorage for a ride home. Orion launched into space on a two-orbit, 4.5-hour test flight at 7:05 am EST on Dec. 5, and safely splashed down in the Pacific Ocean, where a combined team from NASA, the Navy and Orion prime contractor Lockheed Martin retrieved it for return to shore on board the Anchorage. It is expected to be off loaded at Naval Base San Diego on Monday. (Photo by VCG Wilson/Corbis via Getty Images)
NASAとロッキード・マーティンは、最新のOrion宇宙船に100を越える数の3Dプリントパーツを組み込んでいます。協力する3Dプリント専門企業Stratasysによると、これらパーツは深宇宙の厳しい環境でも使える特殊な素材を用いて出力されているとのこと。このようなオンデマンドなパーツ制作方法は、複雑かつ大量生産でない宇宙船を低コストで作り上げるのに適しており、パーツの仕様変更にも柔軟な対応が可能になります。

オリオン宇宙船の次の試験飛行がいつになるのかはまだ決まっていませんが、予定ではNASAの大型ロケットSLSの初打ち上げに搭載されることになっています。SLSの初打ち上げは予定が遅れており、現時点では2019年末ごろになる見込みです。

「Microsoft翻訳」アプリがオフラインでも翻訳可能に

多くの翻訳アプリは、クラウド側でフレーズ解析、翻訳を行うためにインターネット接続を必要とします。「Microsoft翻訳」アプリもこれまでは、Microsoft Azure上で解析翻訳を実施してきましたが、2017にはAIサポートチップを搭載した最新のAndroid端末でオフラインでも翻訳作業が可能になりました。

そして、このたびiPhone、iPadなどiOS端末やAmazonのFireシリーズ向けの「Microsoft翻訳」でもオフラインでの翻訳作業を可能としました。ローカルでの変換のために翻訳アルゴリズムには最適化を施し、言語パックの容量もほぼ半減しています。

ビル・ゲイツ、ソフトバンク、エアバスが支援、全地球ライブストリーミング計画

Satellite Orbiting Earth. 3D Scene. Elements of this image furnished by NASA.
Google Earthは地球全体を衛星写真でカバーすることで、家に居ながらにして世界のあらゆる場所へと旅することを実現しました。人工衛星といえども、その写真の解像度は非常に高く、場所によっては街ゆく人々もはっきりと確認可能。初めてそれを見た人はおもわずライブカメラの映像と勘違いするほどです。

そして、ビル・ゲイツ、ソフトバンク、エアバスの支援を受けるEarthNowは、地球上のあらゆる場所をカバーするライブストリーミング用衛星コンステレーションを構築する計画を進めています。映像のレイテンシーは1~2秒で、政府機関や大企業を顧客に想定して、ハリケーンや台風など激しい天候の監視から、地域紛争、天災時の状況把握、漁船の違法操業の発見といった用途が考えられています。

つねに映像を地上へと送信し続けるため、衛星は通常のものに比べて高い処理能力を備えたものとなります。ただ、カメラからの映像をエンコードして送信し続けるのはかなりの電力が必要なはずで、電力供給の問題を解決することがまずは大きな課題になりそうです。

エアバスは、仏トゥールーズとフロリダで衛星を開発する計画ですが、目的のコンステレーションが何基の衛星で構成されるかはまだ確定していません。

計画はまだ動き始めたばかりであり、打ち上げ時期もまだ白紙の状態ではあるものの、もし打ち上げ、そして運用が現実のものとなるならば実際にそれがどのように見えるかが楽しみです。

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