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春のヘッドフォン祭2018を俯瞰。今期はLightning接続と低価格DAPに注目

アジア圏を中心に海外ユーザーの来場者も目立つイベントでした

Hirotaka Totsu
2018年5月3日, 午後10:00 in headphones
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2018年4月28日と29日、東京・中野でAV機器や放送機器を販売するフジヤエービックが開催した『春のヘッドフォン祭2018』。21回目のイベントとなった今回も、様々なメーカーが新製品発表会を行ったり、発売前の製品の試聴が可能な、熱気溢れるイベントとなりました。

来場者は、気になるメーカーのイヤホン、ヘッドホンを試聴したり、あるいは世界初公開となる新製品を試したり、はたまたライブやトークイベントなどに参加するなど、思い思いにヘッドフォンを楽しんでいました。まずは全般の雰囲気とトレンドについてレポートします。

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まず注目したのは、同イベントの隠れた主役とも呼べる、カスタムイヤーモニター(自分の耳型を取り、合わせた形状のイヤホンを作るもの)の注文コーナー。試聴を終えた購入希望者が次々と注文、インプレッション(耳型採取)を行っていました。

カスタムイヤーモニター製作記事」でも触れたとおり、気になるメーカーのイヤモニを一度の機会で試聴、気に入ったメーカーに注文できる数少ない機会ということで、試聴コーナーも大賑わいでした。



カスタムイヤーモニターの有力メーカー、須山補聴器がプロモーションする「SAFE LISTENING」キャンペーンにも新しい動きがありました。先日公開した「セーフリスニング」に関する記事では、イラストとそれを元にしたフィギュアがキャラクターとして採用されていましたが、今回はモデルを採用した実写版のチラシも用意されました。

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さて、今回の全体的な傾向としては、Lightning接続のイヤホンをリリースするメーカーが増えた印象です。その他、USB-TypeC対応のコネクタを用意するメーカーも出てきており、スマートフォンにおけるデジタルダイレクト接続のニーズが高まっていることを感じました。



興味深かったのは、とあるメーカー担当者や記者との雑談の際に出た話です。「今の若い人は、プレイヤーの接続端子にこだわらない傾向がある。Lightning端子を"iPhone用のヘッドホン端子"として認識しているので、Lightning端子のあるイヤホンの中から製品を選んでいる」というもの。

新型iPhoneにはLightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタがバンドルされない可能性がある」という記事も出ましたが、この話と合わせると、Bluetoothヘッドホンの普及以上にLightningコネクタを備えたイヤホン、ヘッドホンの重要性があり、普及の動きを見せつつある、と認識しました。



もう一つは、比較的低価格のDAP(デジタルオーディオプレイヤー)が増えたことです。今までの低価格機は、性能が今ひとつだったり上位のコーデックに対応していないなど機能制限を設けて低価格化を実現していましたが、最近の傾向では低価格モデルでも最低限必要な機能は備えている印象です。

音楽プレイヤー(iPod Touch)の機能を取り込んだことで、一時期は音楽プレイヤー市場をほぼ壊滅とも言える状態に追い込んだiPhoneですが、一方で公式のハイレゾ対応が進まないなど、高音質で楽しみたいユーザーにとっては不満も多くあります。そんな中で、より良い音を求める層に向けたハイレゾ対応DAP市場が活性化してきたように思いました。

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