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3キャリア共通メッセージアプリ「+メッセージ」を使ってみての率直な感想

各キャリアで扱いが違ったり、iPhoneがまだ未対応なので、これからかな

大和哲(Yamato Satoshi), @deyamato
2018年5月14日, 午後12:00 in mobile
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「+メッセージ」は、既報のように、電話帳に電話番号が登録済の相手へ、あるいは電話番号を入力することでテキストメッセージ、画像・動画・スタンプが送れるサービスです。

「SMSの強化」と携帯電話事業者は言っていますが、画面上に、自分が送信したメッセージと相手がメッセージが送ったものが表示され、見た目上はまるでLINEのようなチャットアプリです。

▲これは、メンバー三名でグループトークしているところ。グループには名前も付けられる。

キャリアによって違う「+メッセージ」アプリの役割

5月9日から、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3キャリアのAndroidスマートフォンでこの機能が使えるようになりましたので、さっそく筆者も使ってみました。

既売の端末で使うにはユーザー自身で「+メッセージ」アプリをインストールする必要がありますが、その手順は、別記事にもあるように、3キャリアで方法が異なります。

また、アプリの機能は3キャリアでほぼ同じなのですが「+メッセージ」アプリが、何を代替するものかがキャリアによって異なりますので注意が必要でしょう。

ドコモでは「+メッセージ」アプリがインストールされると、+メッセージ、SMSともこのアプリがハンドルするようになります。しかし、「メッセージ」アプリは残ったままで、こちらを起動するとSMSを+メッセージアプリに代わって使うか、聞いてくるという状態になります。ここで「はい」を選択すると+メッセージとSMSを同じアプリで扱えなくなります。ここでは必ず「いいえ」を選択しましょう。

その点、auは3者の中ではもっとも素直な仕様だと言えます。SMS(Cメール)が「+メッセージ」に置き換えられ、+メッセージとSMSの送受信を行えるようになります。ユーザーが迷うことはまずないでしょう。

少しやっかいなのはソフトバンクです。「+メッセージ」は「ソフトバンクメール」のバージョンアップと言う形で置き換わります。ソフトバンクメールは、S!メールとSMSを扱っていましたが、今度は「+メッセージ」アプリが、この2つに加えて+メッセージも扱うことになるわけです。

このインストールの際に何か問題が起きるのか、ソフトバンクメールで作っていたフォルダーの設定が消えてしまうというようなことが起きるようです(なお、フォルダーの設定はマイページの設定 画面表示 表示モード フォルダ形式を選ぶことで元に戻すことができます)。

筆者個人の感想としては、メールと+メッセージは、auのように分けて提供される方が、これまでのメールの使い勝手とメッセージを切り離して操作を覚えられるぶん、ユーザーフレンドリーなのではないかと思います。

ただ、いずれにしても、5月以降発売される新端末では「+メッセージ」はプリインストールアプリとなり「買ったら使える」状態になっているはずです。そこまでユーザーインタフェースにこだわる理由はないかもしれません。

メッセンジャー部分に関しては、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれのスマートフォンで使ってもアプリのユーザーインタフェースは全くといっていいほど同じですから、MNP乗り換えなどしても操作でほとんど迷うことはないでしょう(ちなみに、MNP乗り換えの場合、既存のデータなどを移行するためのメニューも+メッセージには、ちゃんとあります)

また、今回提供されなかったiPhone用には、各キャリアとも、iOS版も準備ができ次第提供するとしています。

送れるファイルは多く、かなり実用的に使えそうな「+メッセージ」

この+メッセージ、インストールしてしまえば、メッセンジャーとして使うぶんには、非常に快適です。よくできていると筆者は思います。「ユーザーさえ増えれば使えそう!」というのが実感です。
 
SMS並に迅速に先方に通知が到着し、また、メッセージを先方が読んだときも「既読マーク」がこれもまた迅速に表示されるので、相手が読んでくれたことが確実にわかります。

▲メッセージが相手に届くと「✓」で、既読になると「✓✓」が表示される。タイムラグは非常に少ない。
 
また、メッセージングソフトとしては、+メッセージは、送れるデータ種類がかなり豊富なこともの特徴に挙げられると思います。


▲テキスト画像スタンプはじめとして、連絡先、スケッチ、ファイルなども送れる。

テキストやギャラリーあるいはカメラで撮った写真、スタンプ、音声、動画など、ほかのメッセージングアプリでもサポートしているデータはもちろん、電話帳上のほかのユーザーの電話番号や、画面に指やスタイラスで書いたドロースケッチ、それから多種多様なファイルも送ることができます。

▲適当な例で申し訳ないが、たとえばこんな手書きの図も送ることができる。

そして、これらは送信元、送信先、どちらも保存することができます。

 
音声に関しては、残念ながらLINEのような通話機能はありません。+メッセージにあるのは、吹き込むように一方的に話した音を送る機能。中国で流行しているWeChatに似ていますが、これはこれで慣れれば使いやすいものだと思います。むしろグループトークなどの際に音声を挟むのであれば、この方がベターでしょう。

なお、+メッセージは電話帳機能も内包していますが、相手のスマートフォンが+メッセージに対応していれば、電話帳には「+メッセージ」アイコンが表示されます。メッセージを送りたければ、アイコンをタップすると「メッセージをするか、電話をするか」を選べます。

トーク画面では、+メッセージで送るか、それともSMSでメールを送るかを選ぶこともできます(ただし、+メッセージのトーク画面では日本語70文字を超えて送ろうとするとエラー表示になります。メッセージ分割などはされません)。グループチャットなどで+メッセージに対応していない人も加えようという意図なのでしょうが......、正直に言って文字数が少なすぎて実用にはあまり適さないように思います。グループトークは、+メッセージ対応している人だけで使う方がいいでしょう。

あとは利用者増と、「電話番号離れ」を克服できるか


ちなみに連絡先画面で「+メッセージの連絡先」に表示を切り替えると、+メッセージに対応している相手のみのフィルタリング表示になります。


筆者もインストール直後にいそいそと「連絡先の更新」で携帯電話の電話帳で+メッセージ利用可能者をピックアップしてみたのですが......総勢11人のみでした(ピックアップ元の母数は秘密にさせてください)。ほとんどがITとモバイル関係のライター、あとは携帯電話キャリアの広報さんが数名。

サービス開始初日、ユーザーが自分でアプリをインストールしなければならない、対象機種はAndroidスマートフォンのみ、回線もMVNOなどは除外、それにiPhoneが対象外ということを考えると、......まぁ、確かにみんなが使う、というのにはまだ時期尚早かもしれません。

iPhoneに関して近日中に対応される予定ですし、5月以降販売される機種にはこの「+メッセージ」が標準添付されることになっています。気がつけば、周りのスマホユーザーみんな使えるようになっていた、という未来もあるかもしれない、と筆者は思います。

しかし、それと同時に個人的に感じたのは、自分は電話を使っていたはずなのに随分電話番号を使っていなかったのだな、ということです。考えてみれば、筆者の場合、家族、子供の関係の保護者会、仕事関係と連絡を取る必要のある方は多くいるのですが、携帯電話の番号を知らない方が随分いるのです。

家族と保護者会はLINEでの連絡がほとんどですし、仕事もFacebookメッセンジャーやちょっと長文であればEメールに頼ることが多く、探せば電話番号もわかるのですが......という状態になってしまっています。

固定・携帯電話にかける人もいなくはないのですが、それもほぼ特定の人(実家の父母とか)。そんなわけで、よく考えたら電話帳のアップデートも一年以上していない気がします。大体みなさんそんな感じなのではないでしょうか。

果たして、こんななかで「+メッセージ」で電話番号と電話帳は復権できるのか......とても気になるところですが、筆者としては応援したいと思います。なんといっても、この+メッセージ、使っていて楽しいのです。特に手書きドロースケッチを送れる機能は気に入っています。

関連キーワード: +message, android, au, docomo, message, mobile, softbank
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