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起動しなくなったケータイから思い出の写真を救出。「おもいでケータイ再起動」イベントレポート

懐かしの機種が大集合。故人の写真を見つけて涙を流す人も

小山安博(Yasuhiro Koyama)
2018年5月15日, 午後12:45 in cellphones
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KDDIと沖縄セルラーが使われていない携帯電話を「再起動」するという「おもいでケータイ再起動」イベントが、沖縄県那覇市のau NAHAで開催されました。5月11日〜13日にかけて実施され、すでに使わなくなって自宅内などに眠っている携帯電話を持ち寄った多くの人が、懐かしさに顔をほころばせていたのが印象的なイベントでした。

Gallery: おもいでケータイ再起動イベント第四弾 那覇 | 11 Photos

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au NAHAのあるパレットくもじの敷地内で行われたおもいでケータイ再起動

このイベントは、au直営店でこれまで3回に渡って実施されたもので、直営店以外が実施したものも入れれば、10回程度は開催されているそうです。直営店開催で4回目となる今回は、沖縄県のau NAHAがあるパレットくもじが会場。屋外ということで天候が心配でしたが、2日目の朝に多少の雨があったものの、おおむね天候にも恵まれていました。


おもいでケータイ再起動の詳細

おもいでケータイのイベントは、すでに使われなくなった古い携帯電話の電源を入れて、思い出の写真を救出するというイベントです。誰しも、スマートフォン以前の古い携帯電話の1台や2台は自宅に眠っているでしょう。そうした携帯電話は、充電すれば再起動できるかもしれませんが、すでに充電ケーブルがなくなって充電できないという場合もあるでしょう。原因は不明だけど充電できないというような場合もあるかもしれません。


懐かしい携帯電話が続々集まるイベント

そんな端末をこのイベントに持ってくれば、auショップの店員がバッテリーチェックを行い、生きていれば充電を行って再起動を試みてくれます。対象となるのはいわゆるフィーチャーフォンで、その目的上、基本的にはカメラ付き携帯電話以降がターゲットであり、スマートフォンは非対応です。au以外にも対応しており、NTTドコモやソフトバンクだけでなく、ボーダフォンブランドの端末やPHS端末を持ってくる人もいました。


イベントで使われていたバッテリーチェッカー

担当者によれば7〜8割は起動できるとのことですが、バッテリーが膨らんでしまった場合など、どうしても起動できないこともあるそうです。以前のソフトバンク端末では、SIMが挿入されていないと起動しても操作できないものがあったり、画面が完全に壊れて説明書通りにボタン操作はしてみたものの救い出せなかった例もあったとか。


携帯電話の再起動では笑顔(時に涙)があふれているのが印象的でした

もちろん、起動してもメモリがすべて消えてしまっている例もあって、そういう場合は写真の救出もできないので、常に完全な「再起動」が約束されたわけではありませんが、これまで起動できなかった携帯電話が復活し、懐かしい写真を見ると、たいていの人が懐かしさに笑顔になります。

中には、亡くなった人の写真を久しぶりに見ることができて涙を流す人も。大きくなった子供の小さい頃の写真を子供に笑顔で見せるお母さんと、照れくさそうにそれを見る若者の姿も印象的でした。

端末内の画像は、事前予約をしてきた人は2枚、当日受付の人には1枚だけ、プリントアウトしてくれるサービスも実施。限られた枚数の印刷なので、古い携帯電話の充電をしながら写真を選ぶ人々の姿も、また懐かしいものでした。だいたい10年ぐらい前の携帯を持ってくる人が多いそうで、折りたたみ型の携帯電話をよく見かけました。

印刷だけでなく、端末内の画像の吸い出しも行ってくれます。メモリカードなどに保存すれば、別のスマートフォンに取り込んだり、PCで画像を扱えるようになります。今まで、古い携帯電話に保存して諦めていた画像だけでなく、撮影したことすら忘れていたような画像が出てくるといった意外性もあって、来場者の多くが熱心に画像に見入っていました。

画像を吸い上げた古い携帯電話は、リサイクルにも対応しており、その場でリセットをした上で本体に穴を開け、完全に破壊したことを示して回収していました。なかなかリサイクルが進まないことの原因の一つに、写真のような思い出のデータがあります。古い携帯電話の存在を忘れているということもあるでしょう。


リサイクルに応じると3カ所に穴を空けて完全に破壊

このおもいでケータイのイベントは、そうした古い携帯電話の存在を思い出してもらい、必要な画像を吸い出すことでリサイクルへの提供を促すという意味合いもあるでしょう。もちろん、リサイクルは任意ですので、回収に応じる人は多くはありませんが、誰もが喜ぶイベントとして、今後も継続していってほしいものです。


リサイクルに集められた端末

Source: KDDI
関連キーワード: au, cellphones, kddi, okinawa, photography
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