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「俺はDM200で行く!」キングジムの新型ポメラ「DM30」ハンズオンレポート

一方で、古参ユーザーには待望のモデルと言えます。

Hirotaka Totsu
2018年5月16日, 午後03:00 in Mobile
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2015年5月15日に発売となったキングジムのデジタルメモ「ポメラ DM30」を発表会場でさっそく試しました。

筆者はDM200からのポメラユーザーで、ポメラ歴は浅いのですが、DM200発表時にこれなら常用できる!と気に入って以来使い込んでいます。普段の使い方としては、iPad Pro 10.5とキーボードの組み合わせかDM200かという感じで取材時のメモをメインに時と場合に応じて使い分けています。

Gallery: Pomera DM30 | 41 Photos

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DM30は、E Ink社製電子ペーパーにより、バックライト付きの液晶よりも目には優しい印象です。DM200の場合、光沢のある液晶パネルは晴天時の屋外や蛍光灯の下で使用した際に反射して見にくいこともありました。DM30は、同じ環境においてもより見やすい表示だと思いす。

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一方で、eインクならではの問題として「残像現象」があります。メニューのプルダウンだけでなく、スクロールなどの再描画(リドロー)においても、直前に描画されていた文字が残像として残ります。
「リフレッシュ」によって幾分か改善されますが、都度都度リフレッシュするのも手間ですし、気にならなければ割り切ってそのまま書き進めていくしかないといった感じです。

もう一つの課題が入力スピードに描画がついてこない点です。eインクの描画速度なのかCPU性能なのか、または両方なのかは不明ですが、DM200と比較した場合においてもタイプしたキー入力から実際に文字が画面に映し出されるまで5フレ〜(60fpsの場合で約0.085秒)以上の遅延が確認できました。多くの場合、人間は3フレーム以上の遅延を認識できるということですので、ゆっくりタイプする人であれば気にならないレベルですが、時として10フレ以上遅延する(かな漢字変換を含めた遅延)場合もあり、タッチタイピングをする人、かなりの速度でタイプできる人にとってはストレスに感じる部分もありそうです。

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反面、新しく採用された観音開きの折りたたみ式キーボードは完成度も高く打鍵感も良好です。DM10、DM20などの折りたたみ機構は、キーボードや本体よりもその機構が壊れることが多く、愛用者からも不満があったということですが、観音開きの構造は、折りたたみギミックの満足感は残しつつも耐久性が向上しているということです。

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良好な打鍵感を実現しているのが、キーボードの展開と同時に繰り出されるキーフットです。展開されたキーボードをしっかりと支え、強めに打鍵しても微動だにしない剛性を持ちます。テンションをかけて剛性を試したところ、本体中央部がもっともたわむという結果に。DM200と同じキーサイズ、キーピッチによりタイピングそのものの軽快さはDM200と並び良好でした。

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データの受け渡しは、従来からあるQRコードのほかに、SDカードへの保存、ポメラ自体をUSBマスストレージデバイスとしてPCで認識させる、FlashAirによるWi-Fi接続などがあります。DM200で実装されていたWi-Fi機能やBluetooth機能がなくなったのは残念ですが、旧来からのユーザであればQRコードでのデータ転送で十分と言えます。なお筆者は、DM200ユーザーでもあまり活用されてないというポメラSyncを活用しているので、その機能が実装されていないのはとても残念でした。

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DM30は、DM200発売時に初期モデルから使っている古参ユーザから寄せられた「コンパクトな折りたたみモデルが欲しい」「乾電池式が良い」という声を反映しての商品化ということで、ポメラ歴の長いヘビーユーザーには待望のモデルと言って良いでしょう。一方で、DM200など高性能、ハイエンド機に慣れてしまったユーザーにはeインクの可読性をもってしても補えない描画の遅さと「残像現象」による煩わしさがネックとなりそうです。

コンパクトな折りたたみキーボードモデルのDM30か、ハイエンドモデルのDM200か、用途と好みによって選べる2ラインナップとなりました。

関連キーワード: DM200, DM30, kingjim, Mobile, pomera
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