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低価格高画質VRゴーグル DayDream vs Oculus Go どっちが買いか最終回答: 情熱のミーム 清水亮

清水亮, @shi3z
2018年5月17日, 午前06:30 in wearables
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VRゴーグルがOculusGoとDayDreamと2つ出たので、よくわからずに「まあLenovoのカメラ買ったし」ということでLenovoのVRゴーグルを買ってみた。


ちなみにDayDreamというのはGoogleのかんがえたVRゴーグルの規格で、まあAndroidのようなものだと思う。


LenovoのMirage SOLO with DayDreamは、もう嫌がらせとしか思えないネーミングの製品である。
ここまで「幻」と「一人(ソロ)」を強調する必要ありますか?英語のセンスどうなってんの?まあ中国の会社だから仕方ないかもしれませんが。


幻、かつ、ぼっちという二重苦を抱えたかなり残念な名前のVRゴーグル、それがMirage SOLOである。しかもwith DayDream(白昼夢)


どんだけ虚しいんだよ。Lenovoの人はVRに物凄い背徳感を持ってるみたいだ。


さて、ともあれ初DayDream。さあどんなもんよ、と思ったら、まずこのヘッドセットの凄いところはカメラがついているところだ。しかもカメラがついているので外の景色が見れるのかと思いきや、そういう機能は一切なく、ヘッドトラッキングのためだけに使えるようだ。「は?意味ないだろ」と思わなくもないが、その御蔭でヘッドトラックはなかなか優秀である。HTC Viveほどではないが、PSVRくらいのヘッドトラッキングは効いている。


ところがどっこい、おそらく国内で最もVR需要があると思われる恵比寿方面のアプリがない。
これだけで買う気が失せるダディは多いのではないだろうか。


「いや、私は清廉潔白な紳士ですので、恵比寿方面のコンテンツにはとんと興味がございません」


と仰るダディは、まあなんですか。ストイックなのはいいですね、としか言いようがない。
ただ、実は恵比寿方面ではないデータをSkyboxVRプレイヤーで再生するというのが真の裏技らしいので、そういう意味ではDayDreamも使えなくはないようだ。


DayDreamならではのコンテンツとしては、Sculpture VRというアプリがある。
これは空間に自由な絵を描けるという、いかにもVRらしいコンテンツで、ヘッドトラッキングのお陰でルームスケール的な空間の使い方ができるのは素晴らしい。


ただ、なんていうかDayDreamは「それだけ」である。

ただし、ワイが先日ゲットしたLenovo Mirage Cameraとの相性は抜群で、カメラで撮影したVR180画像をSDカードを差し替えるだけですぐに確認することができる。


いままでiPhoneを経由しないといけなかったので、これはすごく便利だ。しかしカメラのビューアとしてだけ使うと考えるとまあまあお高いのではないか。


あと、ヘッドホンの取り付け位置がなあ・・・
もうちょっと頭を使えたのではないだろうか




そんなこんなでLenovo Mirage SOLO with DayDream(長すぎだろこの製品名)で飽きた頃、会社に行くと「Oculus Go届いてますよ」と言われた。「買っといて」と言ったのを忘れていたわけだが、これは嬉しい不意打ち。

早速セットアップして被ってみた。



なんだろう。
まず言えるのは、Oculus GoはDayDreamに比べてずっと洗練されている。


まあVRゴーグルの老舗の余裕か。
もう手に持っただけで圧倒的安心感がある。


さて、被る。
最初にFacebookにログインしなきゃなんないのがわりと面倒だが、コントローラも使いやすいのでそこまで困りはしない。




我が社の誇るGTOことグレートティーチャー後藤も試したいというので試させてやった。


「おー、いいっすね」



そう、イイのだ。Oculus Goは。
メニューも使いやすく、やりたいことがすぐ見つかる。


DayDreamはどこがホーム画面なのかよーわからんし、アプリがどこにあるのかわかりにくい。とてもユーザビリティテストをして開発したとは思えない出来なのに対し、Oculus Goは王者の余裕か、圧倒的にわかりやすく、コンテンツも購入しやすい。


なにより素晴らしいのは、「シェア」という機能がついていて、いつでもFacebook Liveで中継できることだ。


つまりMirage SOLOはひとりぼっちで孤独感を感じたい人のためのデバイスだが、Oculus GoはレディプレイヤーワンのOASISというか、サマーウォーズのOZというか、要は「みんなと繋がる」ためのデバイスなのだ。もう根本的な思想の違いだよな。ここまでくると。




VR生中継をするとFacebookのタイムライン上でコメントを貰ったり出来る。ニコニコ動画感覚である。
PSVRにも似た機能があるが、Oculus Goのほうが良くできているというのは認めざるをえないポイントだろう。


Oculus Goは「みんなと繋がる」ためのデバイスである。君はもうひとりじゃないのだ。


Oculus Goは楽しい。
正直、HTC ViveもOculus Riftも持っていたので、Oculus Goは要らないかと思ったがゴメン。おれが間違っていた。Oculus Goこそ、まさにマーク・ザッカーバーグが欲しかったVRゴーグルなんだなということがわかった。


コンテンツに関しては、Oculus Goの空戦ゲームが面白かった。
チュートリアルが、ハイジャックに遭って後ろから銃を突きつけられたまま指示に従うという設定が斬新すぎる。


後ろを見ると「こっちを向くな!」と銃を突きつけられ、言われたとおりに動かなければならない。VRならではの緊張感で、チュートリアルでありながらゲームオーバーになるし、ストーリーに引き込まれる。


そしてOculus Goなら、恵比寿方面のコンテンツも視聴することが出来るのだが、このアプリの出来がびっくりするくらい悪い。思わずFワードを連発しそうになったが、これに関してはPlayStationVRのほうが良くできている。


さらに、DayDreamにもあるAltSpaceVRというチャットソフトや、Oculus自身が用意しているチャットソフトを使って友達を会話したり、友達が現在どんなVRアプリを使っているか見たりできる。たいていの友達は恵比寿方面の動画プレイヤーを起動しているが、これを知られたくないならPSVRを使うのがいいだろう。


さて、トータルで比較してOculus GoとMirage Solo、どっちが買いかといえば圧倒的にOculus Goである。
やっぱり、Mirage Soloは製品名からわかるように、VRというものを極めて個人的な体験と捉え、世界との断絶のためのツールと捉えている。一方、Oculus Goは、文字通りどこかに持って出かけたくなる楽しさがある。


Oculus Goのオフ会は成立しそうだが、Mirage Soloのオフ会は成立しそうにない、といえば分かるだろうか。


気がつくと自宅にPSVRとMirage SoloとOculus Goの三つのVRヘッドセットが散らかっているが、それぞれ時と場合によって使い分ける必要があるというのが、いかにも黎明期のパソコンみたいで面白い。


Oculus Go、こんなにおもしろくて3万円なら買うしかない。いやマジで。
そして君はもうひとりじゃなくなるのだ。
関連キーワード: DayDream, Oculus Go, OculusGo, VR, wearables
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