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ついに発売「ZenFone 5」実機レビュー、AI機能搭載のミドルクラス端末

ZenFone 5Zを待つか悩ましいところ

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年5月19日, 午前09:00 in mobile
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5月18日(金)に国内で発売となったASUSのZenFone 5(ZE620KL)をレビュー用にお借りました。短い時間での試用ですが、ファーストインプレッションをお届けします。

国内に投入されるZenFone 5シリーズは、このZenFone 5のほか、Snapdragon 845を搭載する最上位のZenFone 5Z、Snapdragon 630の下位モデル ZenFone 5Qがあります。ZenFone 5はちょうど中間。Snapdragon 636を搭載するミドルクラス端末です。

SoCこそSnapdragon 636ですが、RAMは6GBでハイエンド並。これで5万2800円(税別)はなかなかお手頃ではないかとも思えます。


ディスプレイは6.2インチ。解像度は2246x1080で、アスペクト比は19:9。なお、有機ELではなくSuper IPS+。発色はややキツめな印象ですが、不自然ではありません。

輝度や色温度の自動調整機能のほか、画面を見ている間はスリープ状態に移行しない、スマートスクリーン機能を搭載します(ただし、縦画面でしか使えません)。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

背面もガラス仕上げ。ZenFoneでおなじみの同心円のZen(禅)模様が浮かびます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最近は省略されてしまうことが多い3.5mmジャックも搭載します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

背面カメラはデュアル仕様。1200万画素の標準カメラと800万画素の広角カメラを切り替えて使用します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

グローバルでの発表時、非難する声も多かった画面上部の切り欠き(ノッチ)については、アップデートにより隠すモードが追加されました。ただ、HUAWEI P20などに搭載されているものとは違い、ステータスバー部分を黒背景しただけのもの。本体の丸みを帯びたコーナーとの組み合わせもありますが、表示部との境が直角でやや違和感を感じます。

また、時計の表示がコーナーギリギリになっているなど、この表示部についてはやや荒削りな印象です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲ノッチあり(左)とノッチを隠したところ(右)


AIによる被写体認識機能を備えたデュアルカメラ

ZenFone 5の売りの1つが、AIによる被写体認識も備えたこのカメラ。被写体を捉えると、瞬時にそれが何であるかを判断し、適切な撮影モードに切り替わります。


▲猫に向けると瞬時に猫と判断しました

AIを利用した同様の機能は、HUAWEIもMate 10 Proから搭載済み。今後のスマートフォンには標準搭載の機能となっていくのかもしれません。

なお、広角側については、標準カメラよりものっぺりとした印象です。背景をぼかすポートレートモードでは2つのカメラを使用しますが、あえて広角カメラを搭載しなくても良かったのではないかと感じます。もっとも、これは今後のアップデートで改善するのかもしれませんが。

Gallery: ZenFone 5撮影サンプル | 6 Photos

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AIで電池寿命を延ばす「バッテリーケア」

ZenFone 5で推しているAIを使い、バッテリーを長持ちさせる機能も搭載します。この機能は1回の充電で端末を長く使えるようにするものではなく、過充電などによるバッテリーの劣化を防ぐもの。

もちろん、パフォーマンス優先や省電力などの各種バッテリーモードも搭載します。



一点注意が必要なのが、バッテリーの急速充電。ZenFone 5は32分で50%の充電が可能な急速充電に対応していますが、付属のUSB-ACアダプタ(10W)では利用できません。急速充電を行うには別途18Wアダプタを購入する必要があるとのこと。ちなみにZenFone 5Zには18Wアダプタが付属するようです。

ベンチマーク AIブーストはおよそ1割増し

ZenFone 5はSnapdragon 636と新しいSoCが採用されていますが、国内で発売された前モデルZenfone 4はSnapdragon 660とワンランク上のSoCを搭載していました。この点ではスペックダウンしていると言えます。これは、海外ではSnapdragon 630を搭載したZenFone 4も発売されていたためで、実質的にはSnapdragon 630モデルの後継機種と考えられます。

なお、ZenFone 5にはAIブーストというクロックアップ機能が備わっています。AnTuTuベンチマークを試したところ下記の結果となりました。


▲左:通常、右:AIブーストを使用

AIブーストの結果は約1割増しといったところ。ただオーバークロック機能なので、バッテリーの消費は大きくなります。普段はオフにしておき、高負荷なゲームを遊ぶ場合など、必要に応じてONにするのがいいかもしれません。

通常使用している分には、アプリの起動やブラウザでのスクロールなどに引っかかりなどはまったく感じることはありませんでした。

本命はZenFone 5Z?

全体的な端末の作りは申し分なく、動作も快適。AI機能については、しばらく使いこまないと判断できませんが、十分に価格相応の端末に仕上がっていると感じます。

先に指摘した通り、ノッチ部(ステータスバー部)の表示と広角カメラにはやや不満が残るものの、それ以外では特に気になる点もありません。

これで定価はZenFone 4よりも下がっているのは、なかなかのコストパフォーマンスと言えそうです。

ただ、どうしても気になるのは6月下旬に発売される最上位モデルZenFone 5Zの存在です。外観はZenFone 5と共通なものの、Snapdragon 845を搭載しているのが大きな特徴。ASUSが推しているAI機能を真に活かせるのはこちらではないかと思います。

定価で6万9800円とよりも1万7000円ほど高くなりますが、ZenFone 5の仕上がりを見るに、Snapdragon 845を搭載するハイエンドマシンとして、十分価格に見合う端末になっているのではと期待できます。

価格が安くコストパフォーマンスに優れるZenFone 5か、多少高くてもハイエンドのZenFone 5Zを待つか、悩ましいところです。


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