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Oculus GoとMirage Soloのどちらを買うべきか?

悩んだら両方買いましょう

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2018年5月23日, 午前07:30 in VR
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「Oculus Go」の販売が開始されたのが5月2日、「Lenovo Mirage Solo with Daydream」が発売されたのが5月11日。私は両端末を入手して、これまでほぼ毎日じっくりと試用してきました。そこで今回は、両機種の違いについて解説しつつ、どちらを購入するべきか検討してみたいと思います。

まずは両機種のスペックを比較してみましょう。

Oculus GoMirage Solo
製造メーカーOculus VR/小米科技(シャオミ)Lenovo
サイズ実測約190×130×100mm
(※ストラップ除く)
約204.01×269.5×179.86mm
重量実測467.5g約645g(実測666g)
OSAndroidベースDaydream 2.0
プロセッサーSnapdragon 821Snapdragon 835(APQ8098)
メモリー(RAM)3GB4GB
ストレージ(ROM)32GB、64GB64GB
外部ストレージなしmicroSD(最大256GB)
ディスプレイ方式液晶(2560×1440ドット)IPS液晶(2560×1440ドット)
ディスプレイ視野角不明110度
リフレッシュレート60Hz/72Hz75Hz
バッテリー容量不明4000mAh
動作時間約2〜2.5時間約3時間
充電時間不明約3時間
モーショントラッキング3DoF6DoF
スピーカー内蔵なし
通信方式802.11 a/b/g/n/ac、
Bluetooth(バージョン不明)
802.11 a/b/g/n/ac、
Bluetooth 5.0
マイクシングルマイクデュアルマイク
インターフェースmicroUSB端子、
3.5mmヘッドフォン端子
USB type-C端子、
3.5mmヘッドフォン端子
コントローラー付属(タッチパッド、3ボタン、単3電池)付属(タッチパッド、2ボタン、充電式)
同梱品ヘッドセット、コントローラー、単三電池、コントローラー用ストラップ、眼鏡スペーサー、microUSBケーブル、クリーニングクロス、マニュアル類ヘッドセット、コントローラー、イヤフォン、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、マニュアル類
アプリストアOculus StoreGoogle Play
価格32GB:2万3800円、64GB:2万9800円5万5296円

単純にスペックを比較してみると、Mirage Soloのほうが上回っています。Oculus Goが搭載するSnapdragon 821(4コア)に対して、Mirage Soloが搭載するプロセッサーはより上位のSnapdragon 835(8コア)。メモリー(RAM)も1GB多い4GBを搭載しています。

外部ストレージを搭載できる点も、Mirage Soloの大きなアドバンテージですね。写真や画像はmicroSDカードに随時逃がせますし、今後アプリケーションを外部ストレージにインストールできるようになるかもしれません。細かな点ではMirage Soloはデュアルマイクを搭載しているので、シングルマイクのOculus Goより音質面で有利な可能性があります。

Mirage Solo最大のアドバンテージは、ヘッドセットが6DoF(6自由度)に対応していること。3DoF(3自由度)では360度を見渡せますが、ジャンプ、かがむ、頭を左右にずらす、歩くといった動作は反映できません。その点、6DoF対応のMirage SoloはVR空間を移動できます。


目前に迫り来る剣を間一髪で避ける......といったゲームは、3DoFのOculus Goでは実現できません

Oculus Go最大のアドバンテージはなんと言ってもその価格。32GB版で2万3800円、64GB版で2万9800円という価格は正直度肝を抜かれました。

そして「安かろう悪かろう」という言葉はOculus Goには当てはまりません。「使いやすさ」という点ではOculus Goのほうが上です。まずスピーカーを内蔵しており、イヤフォンを装着せずに使えるので、素早くVR空間にダイブできます。比較してみると数秒の差ではありますが、Oculus Goに慣れるとMirage Soloの脱着は面倒に感じます。

HTCの「VIVE Focus」もスピーカーを内蔵しているので、今後のスタンドアローンVRはスピーカー内蔵タイプが主流になることは間違いありません。


Oculus Goはストラップの根元にスピーカーが内蔵されており、イヤフォンなどを利用する必要はありません

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Mirage Soloのケーブルは短くてかさばりませんが、ケーブルが頬に触れるのが少々気になります


Mirage Solo用に後付けするヘッドフォンがMogura VRから販売されています

そしてホーム画面とアプリストアの使い勝手も、Oculus GoのほうがMirage Soloより優れているというのが率直な感想です。


Oculus Goのホーム画面


Oculus Goのストア画面


Mirage Soloのホーム画面


Mirage Soloのストア画面

Oculus Goと、Mirage Solo(というよりDaydream 2.0)のホーム画面とストア画面を比較してみると、Oculus Goのほうがあきらかに楽しげな雰囲気で、かつまとめ買いによるディスカウントなども積極的に実施されており、アプリを積極的に販売していこうという姿勢が伝わってきます。

そしてコンテンツの本数的にも、Oculus Goは1000本以上が謳われている一方で、Mirage Soloは4月24日の発表会時点でWorldSense対応アプリケーションを320本以上としており、かなりの開きがあります。


Oculus Goは公式サイトや製品パッケージで、コンテンツ数1000本以上を謳っています


Mirage Soloは発表会時に、WorldSense対応アプリケーションを320本以上と発表しています

コンテンツの質も、私が試したかぎりではOculus Goのほうが高いです。私は両製品でこれまで下記のようなコンテンツを試してきました。

●Oculus Go
360Channel、Althora、Bait!、BKB VR、Coaster Combat、Cursed Sanctum、Dead and Buried、Dead Secret Circle、Disney Movies VR、DMM VR動画プレイヤー、DRIFT、Drop Dead、End Space、Face Your Fears、Facebook 360、Ghost In The Shell、GrooVR、Gun Club 3 VR、Jurassic World:Apatosaurus、Jurassic World:Blue、Land's End、Netflix、Oculus 360 Photo、Oculus Gallery、Oculus Room、Oculus Venues、Oculus Video、PAINT VR、Rangi、Rilix VR、RUSH、Samsung VR、Sisters:A VR Ghost Story、Smash Hit、Tactera、THETA S VR、VR Introduction、VR Karts:Sprint、Within ? VR(Virtual Player)、Zed Shot、スーサイド・スクワッド:特殊作戦部隊VR

●Mirage Solo
360Channel VR、Arts & Culture VR、Blade Runner、Eclipse:Edge of Light、Horizons VR、MArcheryVR、Netflix VR、Rez Infinite、STARDATE #IRENE、VR Karts Sprint、VRを学ぶ、Welcome、YouTube VR、ストリートビュー、フォト


オススメアプリについてはまた記事を改めて詳しくご紹介しますが、サンプリング数が少ないことを割り引いても、Oculus Goのほうが自信を持ってオススメできるコンテンツが多いです。

出し惜しみするなとお叱りを受けるかもしれませんのでちょっとだけご紹介しておくと、「Dead and Buried」、「DMM VR動画プレイヤー」、「DRIFT」、「Drop Dead」、「Netflix」、「Rangi」、「RUSH」、「Zed Shot」は購入後速攻でインストールすべきコンテンツです。Mirage Soloでは断然「Rez Infinite」ですね。

コンテンツの量、質の差をこれからDaydreamプラットフォームが覆すのは相当困難です。グーグルは、6DoFコンテンツリリースの促進もさることながら、いまOculus Goのみでリリースされている3DoFコンテンツをDaydreamに移植してもらえるように積極的に働きかけるべきです。


これはOculus Goでプレイできるゾンビシューティングゲーム「Zed Shot」。暗闇から迫るゾンビを察知し、撃退します。緩慢な動きのゾンビのなかに、目が光った興奮したゾンビも混ざっているので、マジ心臓に悪いです。スタンドアローンVR用ゾンビシューティングゲームで一番気に入っています


これは、Mirage Soloでプレイできる6DoF対応のコマンド選択型ADV「Blade Runner: Revelations」。6DoFコンテンツの可能性を感じさせますが、日本語化が中途半端。コマンドは日本語化されていますが、相手の会話は英語のままで、字幕も出ません。ちょっと敷居が高いですよね

マルチプレイ機能の充実や、シェアリング機能もOculus Goの大きなアドバンテージ。Oculus GoではVR体験を写真や動画でFacebookに投稿できる機能が標準で組み込まれており、また「Oculus Room」では会話しつつミニゲームを遊んだり、一緒に360度動画を鑑賞することも可能です。



Oculus Goで「Zed Shot」のゲーム実況をFacebookにストリーミングしてみました


これは「Oculus Room」の画面。友人を招待すれば、そのアバターが表示されます。今回はボッチでオセロをプレイしてみました。寂しい......

価格帯があまりにも違いすぎて、かつ6DoFを生かしたキラーコンテンツが少ないことを考えると、Oculus Goを買うべきというのが現時点での結論です。しかし、3DoFでも十分楽しめるVRコンテンツを作れることはOculus Goが証明していますが、6DoF対応デバイスであればさらに没入感が深く、そして新たな楽しさを付加できるはずです。

今回、Oculus Goをオススメしつつも、Mirage Soloに6DoF対応コンテンツが充実し、価格差を跳ね返す強力な対抗馬となることを強く期待しています。



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関連キーワード: Lenovo, Mirage Solo, Oculus, Oculus Go, VR, wearables
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