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OnePlus 6レビュー:OnePlusが目指す「完璧なスマートフォン」への大きな一歩

カメラ性能はiPhone Xより上

Engadget US(翻訳 金井哲夫)
2018年5月22日, 午後05:00 in mobile
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[Engadget US版より(原文へ)]

もう4年以上も前になりますが、OnePlusが「完璧なスマートフォン」を届けるために「金を惜しまない」という触れ込みで突然現れたときのことを、今でも憶えています。それ以来、OnePlusシリーズは、とくにその製造品質、性能、価値といった面で勝る他社の主力スマートフォンに立ち向かい、売れ続けました。

OnePlus 5と5Tは、デザイン的にはややありふれた感じでしたが、このメーカーはOnePlus 6で勝負に出て来ました。ほとんどのチェックボックスに印が入っています。最新スペック、改善されたカメラと心地よい性能。すべてが美しいガラスの新型ボディーに収まっています。価格は529ドル(約5万8000円)からと少々高めですが、OnePlus 6は魅力的なスマートフォンです。AppleやSamsungといったメーカーの機種と肩を並べることができます。

Gallery: ギャラリー: OnePlus 6 レビュー | 17 Photos | 17 Photos

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良いところ
  • 新鮮でエレガントなデザイン
  • 大幅に改善されたカメラ
  • 絹のように滑らかなインターフェイス
  • 長持ちするバッテリー
  • 高い価値
悪いところ
  • 無線充電なし
  • microSD非対応
  • OnePlusの中で最高価格

要約

OnePlus 6は、シリーズで初めて新鮮なガラスベースのデザインとなり、最新のプロセッサーや最大8GBのRAMを搭載しながら、バッテリーの持ちは上々です。とくに重要なのは、OnePlus 6の大幅に改善されたカメラです。これはiPhone Xにも負けていません。OxygenOSはこれまでと変わらぬ、非常に滑らかなパフォーマンスを提供してくれます。ナビゲーションのジェスチャーは直感的で、息をのむほど美しく大きなAMOLED(アクティブマトリックス式有機発光ダイオード)画面を最大限に活用できます。microSDと無線充電に対応していないことを残念に感じる人もいるでしょうが、OnePlus 6は、性能と価格の最高のバランスを保っています。

ハードウエアのデザイン

OnePlusのアラートスライダーは右側に移動。

OnePlusの製造品質には、これまでも問題はありませんでしたが、OnePlus 6も例外ではありません。フォームファクターは、5Tからほとんど変わっていません。ほぼ同じ幅と高さで、背面と四隅にわずかなカーブが付けられ、周囲は全体にテーパー状に薄くなっています。OnePlusの特徴であったアラートスライダーは存続していますが、右上の隅に移動しました。手に馴染むデザインで、重さは177グラムとわずかに増えました。持ち運びやすさと、プレミアムな雰囲気がよいバランスで共存しています。

OnePlus 6がこれまでのシリーズと大きく変わった点は、とうとう金属的なスタイルを捨て、ガラスをまとったデザインになったところです。ボディーは、セラミックな雰囲気の輝きを持つツヤのある「ミラーブラック」、ソフトな仕上げの滑らかなツヤ消し「ミッドナイトブラック」、そして同じくソフトな仕上げでローズゴールドのフレームに囲まれた「シルクホワイト」の3タイプです。

左:OnePlus 6、右:OnePlus 5T。Richard Lai/Engadget

私は、8GBのRAMと128GBのストレージを持つミラーブラックを手に入れました。2015年から使っているセラミックのOnePlus Xや、もっと最近のXiaomi Mi Mixシリーズと違って、OnePlusはガラスを使った特別な素材感を出しています。なんとか同じようなエレガントな外観を作り出していますが、こちらは実際のセラミックとは異なり、頑丈で、軽く、製造コストも低くなっています。これにはちょっと手間がかけられています。ガラスを成形したあと、5層のコーティングが施されているため、本物のセラミックのような仕上がりとなり、OnePlusの特徴である丸みが引き立っています。

OnePlus 6のデザインで私がもっとも気に入っているのは、OnePlus社が再び左右対称デザインを採用してくれたところです。とくに、背面の中央に縦に配置されたカメラモジュールです。これが、優しく湾曲したボディーを、より特別なものに感じさせてくれます。



ちょっと皮肉なことに、OnePlus 6はとうとうノッチ祭に参加しました。時を経るごとに、私の中でノッチが大きなものになってきていました。OnePlusが左右対称デザインになったことからも、ノッチの導入には完璧な合理性があります。デザイン的には、ノッチを付けるか、フロントカメラを「あご」に埋め込むかのどちらかしかありません。自撮りカメラの位置で苦労している人にとっては、ノッチはエレガントで快適なアプローチです。しかし、どうしてもノッチが嫌いだという人は、設定で黒いバーを入れて隠すこともできます。

ノッチの脇には追加の画面スペースができました。OnePlus 6の1080p AMOLED画面は、6.28インチという大きさになり、アスペクト比は19:9と縦長になりました。これで、全体の84パーセントが画面となったわけです。とてもきれいな画面です。おまけに、この解像度には省エネという利点もあります。細かいことを言わせてもらえれば、もうちょっと明るくてもよかったと感じます。とは言え、太陽の下で使えないというわけではありません。大抵の日はこれで大丈夫です。ただ、香港の強い夏の日差しの下では、少し文字が読みにくいことがあります。LGは、この問題をG7 ThinQの液晶画面に1000nitという超高輝度モードを備えることで対処しています。この明るさは、現在の有機ELディスプレイでは出せません。

ソフトウエアと性能



ソフトウエアとなると、OnePlus 6にはAIギミックも、余計な付属アプリも、重いスキンもなく、非常に滑らかに動くスッキリとしたインターフェイスがあるのみです。私はAndroid8.1ベースのOxygenOSをずいぶん楽しく使っていますが、いまだに遅れることもクラッシュしたこともありません。もちろん、Qualcommが誇る一流のSnapdragon 845チップセットと、私のユニットに搭載された8GBのRAMが一役買っているはずですが、OnePlusの技術者たちは、画面のスクロールや切り替えに心血を注いで、できる限りスムーズに動くように頑張ったのでしょう。それが功を奏しています。

私のお気に入りのソフトウエア機能に、ナビゲーション用ジェスチャーの新しいセットがあります。これを使い始めてから、大きくなった画面が有り難く感じられるようになりました。画面の下にあったナビゲーションバーがなくなり、その代わりに、画面下端の中央から上にスワイプするとホームに戻れます。上にスワイプして止めると、最近使ったアプリが見られます。左または右からスワイプすると、前に戻れます。私はiPhone Xで似たような直感的ジェスチャーを体験していたので、すぐにジェスチャーでナビゲーションできるようになりました。こうして、私のOnePlus 6に惚れ直したのです。

3300ミリアンペアのバッテリーはきわめて標準的ですが、それであれだけ滑らかな性能を保てるのか疑問でした。わかったのは、何も心配はいらないということでした。この数日間、私のOnePlus 6は、1回の充電で13〜18時間動いていました。13時間持ったときは、「PUBGモバイル」を1ラウンド滑らかにプレイして、LTEでストリーミング動画を何本か見て、カメラもかなり使っています。通常の使用なら、家に帰る時間まで十分な電気が残っていることは確かだと言えます。電気を使いきってしまっても、付属のDash Chargerを使えば、わずか30分で50パーセントまで回復してくれます。あと80分かければフルチャージとなります。

カメラ



OnePlusは、以前からデュアルカメラ方式にこだわってきました。16メガピクセルのメインセンサーと、20メガピクセルのセカンダリーセンサーを使ってボケ効果を作り出すというものです。そして今回、ついにユーザーの要望が叶いました。光学式の手ぶれ防止機能とメインカメラのピクセル数の増強です。おまけに、720pでの毎秒480フレームのスーパー・スローモーション動画撮影機能も搭載されました。OnePlus社は、将来、新しい「ポートレートモード」を16メガピクセルのフロントカメラに導入すると話しています。AIアルゴリズムにより、焦点(またはブレ)の 度合いに応じて星やハートなどのデコレーションが追加できるとのことです。

左側がOnePlus 6、右側がOnPlus 5T。

OnePlus 6のカメラで私がいちばん驚いたのは、暗い場所での性能が大幅に向上したことです。5Tの場合は、暗くなると2つめのカメラに切り替えて、ピクセルを結合して感度を上げていました。しかし、その過程でかなりのディテールが失われます。6は違います。夜景の写真を並べてみました。6ではメインのカメラを切り替えずに使っています。そのため、シャープで正確な微光撮影が、そのまま行えます。街を長時間露光で撮影してみましたが、驚いたことに、手持ちで撮影したにも関わらず、手ぶれのない画像がいくつも撮れました。ただし、誤解しないでいただきたいのですが、それでも写真には部分的にノイズが載ることがあります。とは言え、それはよく抑え込まれていますし、それほど目立ちません。

OnePlus 6の昼間の写真も素晴らしいので、安心してください。とくに風景や木の葉の色は正確に再現されます。さらに素晴らしいことには、うちの犬をさっとポートレート撮影したときの、毛の1本1本がきれいに写っていました。また動画撮影では、電子制御の手ぶれ防止機能がよく働いてくれます。本体をあまり激しく動かさない限り、ジンバルを使って撮影したような感じになります。5Tにも同様の手ぶれ防止機能はありましたが、動画も静止画も、それを使うと一部の色や暖かみが失われたり、暗い場所ではディテールが犠牲になることがありました。

左側がOnePlus 6、右側がiPhone X。

ずっと高価な私のiPhone Xと比較したところ、ほとんどの場面でOnePlus 6のほうが色が正確で鮮明な写真が撮れることに、またしても驚かされました。屋外では、シャープさにかけてはiPhone Xが勝りますが、私は色的にOnePlus 6の写真のほうが好みです。屋内に戻れば、OnePlus 6が完全に勝者となります。光の弱い場所での撮影では、OnePlus 6のほうが明らかにクリーンでリアルです。それに対してiPhone Xは、不自然な輝度のブーストがかかり、強烈なノイズ低減処理が画像に影響してしまいます。OnePlusは、ついに他の有名どころのスマートフォンに負けないカメラを作り上げたのです。

Gallery: ギャラリー: OnePlus 6 レビュー | 17 Photos | 22 Photos

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ライバル


比較的小さなメーカーですが、OnePlusはユーザーの忠誠心に強く支えられています。そのため、OnePlus 6の最大のライバルは、自然とその前任者ということになります。やや価格が高くなったことで、最初は躊躇するファンも多いかも知れません。しかし、この新しい旗艦スマートフォンは、新鮮で高級なデザインと、大幅に改善されたカメラと、最新のスペックを備えているため、このアップグレードには今すぐ飛びつく価値があります。

アジアでは、OnePlus 6の直接のライバルは、Xiaomi's Mi Mix 2Sを置いて他にはないでしょう。価格もスペックもほぼ同等です。ターゲットとするユーザーも同じような消費者層で、本物のセラミックのデザインに、ノッチのない画面を有します。自撮り用のカメラは本体下部に付いています。とは言え、どちらもAndroidシステムであるため、欧米の消費者はネイティブのAndroidに近いルック・アンド・フィールのOxygenOSに傾くものと思われます。それに、Xiaomiが現在の主力機をThreeを通してヨーロッパで販売を開始する時期は未定です。アメリカは言うまでもありません。

世界のその他の地域では、OnePlusは最高のスマートフォンを求める人たちの憧れを集めていますが、AppleやSamsungのように予算がじゃぶじゃぶあるわけではありません。Galaxy S9+は同等のコアスペックを持ちますが、価格が840ドル(約9万2000円)からと、OnePlusが求める価格よりもおよそ310ドル(約3万4000円)も上です。以前のengadgetのレビューでは、S9+は予想どおりの高性能で、数百ドル高い分、優れた機能が満載されています。たとえば、デュアルアパチャー・カメラ、パワフルな毎秒960フレームのスーパー・スローモーション動画撮影、microSD対応、無線充電機能、IP68規格準拠の防水保護構造などです。LG G7 ThinQも手強い相手です。同等のディスプレイを備えますが、カメラの汎用性は高く、クレイジーなまでの大音量スピーカー、ミルスペックの耐久性、そしてこちらもmicroSD対応と、アメリカでの販売が望まれる製品です。

最後に、iPhone XとiPhone 8シリーズも持っていますが、カメラ性能をだけを比較した限りでは、OnePlus 6は、それらに勝る最先端を行っていることを付け加えておきます。


まとめ



すでに完成度が高かったOnePlus 5Tからさらに磨かれたOnePlus 6は、同メーカーが目指す「完璧なスマートフォン」への大きな一歩になりました。何をもって「完璧」とするかは人によると思いますが、技術的な視点からすれば、OnePlus 6は他の高級スマートフォンと比較して画面解像度は低く、もっと明るい画面や無線充電機能が望まれるところです。

しかし私にしてみれば、OnePlus 6は、私の弱いところを見事に突いてきました。直感的に操作できるユニークでゴージャスなデバイスです。バッテリーの持ちもいいし、カメラも素晴らしい。そうそう、それに価格が魅力的です。

ライバル機種のようなジャラジャラとした追加機能はないかも知れませんが、そんなものは必要ないと言いたげな姿勢です。AR絵文字、アニ文字、AIアシストのカメラフィルターなど、ほとんどの人間は使いません。OnePlus 6は、現行のファンの期待を裏切らないと言い切れるでしょう。他の機種のファンたちも、ついでに引き寄せてくれることを願います。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Richard Lai




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