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アップル、自動運転車でフォルクスワーゲンと提携。T6ベース、イタルデザインで車体開発(NYT報道)

アップルキャンパス内シャトルバス用

Munenori Taniguchi
2018年5月24日, 午後07:00 in Transportation
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アップルの自動運転システム開発プロジェクト「Project Titan」は、新たにフォルクスワーゲンと提携した模様です。アップルは自動運転車を自社オフィス間のシャトルバス用途に利用しつつ開発を進める計画で、どうやらVWのT6トランスポーターがそのベース車両になりそうです。

アップルはこれまで、メルセデス・ベンツやBMWとの提携を模索していたとされます。当初オリジナルの自動運転車を開発しようとしていたアップルは、特にBMWと何度も交渉を重ね、アップルが設計したオリジナル車の製造をBMWに求めていたとNew York Timesは報じています。

しかしこの交渉はアップルとBMW双方が顧客との関係構築や体験提供において主導権を握りたいと考えたために物別れとなり、最終的に交渉は決裂したとのこと。アップルはその後メルセデス・ベンツに話を持ちかけ、1年ほどにわたる交渉を行ったものの、やはり顧客体験やデータの所有権などで意見がまとまらず。

その後日産、中国のBYD、英国のマクラーレンなどに接触を図るも、やはりいずれもアップルの出す条件をのむメーカーは現れずじまいでした。そして、2017年末になってようやく手を組むことになったのがVWだったとのこと。

VWはディーゼルエンジンの排出ガス不正問題によって自動運転車の開発どころではなく、アップルが持ち込んだ提携話を挽回の機会と捉えたのかもしれません。アップルは現在VW傘下にある、ジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインの拠点で自動運転EVの開発を進めているとのこと。

New York Timesがプロジェクトに詳しい複数の人物の話として伝えるところでは、VWのT6トランスポーターをベースに開発されるこの自動運転車は、オリジナルのままなのはシャシーとフレーム、タイヤぐらいで、あとはほとんどがオリジナルデザインになるとされます。

この車両が完成すれば、まずは当初言われていたとおりシリコンバレーにあるアップルのオフィス間を巡るシャトルバスとして試験を兼ねた運行を行う予定。助手席にはオペレーターが搭乗しパフォーマンスの確認やデータ収集を行うとのこと。

ただ、この車が姿を表す時期は2018年末の予定が遅れ、2019年にずれ込みそう。またアップルとVWのパートナーシップがこのテスト車両以降も続くのかについてはまだわかっていないとのことです。

自動運転分野におけるライバルのWaymoはクライスラーだけでなく、ジャガー・ランドローバーにも提携先を広げており、数年間でジャガーI-PACEをベースとした自動運転車2万台を開発に投入するとしています。

一方、Uberは自動運転試験中の歩行者死亡事故によって公道でのテストを中断しており、アリゾナ州での試験走行を終了したものの、ピッツバーグなどでテストを再開する予定となっています。

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