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ついにダブルカメラになったXperia XZ2 Premiumは、期待半分・残念半分:旅人目線のデジタルレポ 中山智

プレミアムならもう少し機能が欲しかった

中山智 (Satoru Nakayama), @yenma
2018年5月30日, 午後12:15 in Huawei
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旅人ITライターの中山です。通信キャリア各社からスマートフォンの夏モデルが発表されました。今回は各社がHUAWEI端末を取り扱ったり、ハイエンドモデルはデュアルカメラが必須などいくつか注目点がありますが、筆者が注目しているモデルはソニーモバイルの「Xperia XZ2 Premium」です。

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▲Xperiaもメインカメラがついにデュアル化!!

この夏のソニーモバイルは、「Xperia XZ2 Premium」に加えて「Xperia XZ2」と「Xperia XZ2 Compact」の3モデルをリリースしています。この3つのうちXperia XZ2とXperia XZ2 Compactは3月にバルセロナで開催されたMWC 2018で発表済みのため順当といったところ。

問題はXperia XZ2 Premiumです。ソニーモバイルはMWC 2018で、次期ハイエンドモデル用にデュアルカメラのシステムを開発していると発表していました。当時取材していた感触では、今年の秋か冬モデルで登場するかなと思っていたところ、国内ではほかの2モデルと同じタイミングでの発表。ちょっと驚きです。

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▲3月のアナウンス時には、登場はもう少し先かと思ったが8月中旬に発売される

Xperia XZ2 Premiumの特徴は、なんといってもデュアルカメラ。今やSIMフリー市場ではローエンドでもデュアルカメラは当たり前な状態ですが、ソニーモバイルのデュアルカメラは専用の画像処理エンジン「AUBEフュージョン」を搭載しているのがポイント。最近はクアルコムなどのスマートフォン用のチップセットがデュアルカメラを処理できるISP(画像信号プロセッサ)を搭載しているので、デュアルカメラをうたっていても、処理はチップセットのISPにおまかせというモデルも一般的です。

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▲カラーとモノクロのセンサーを組み合わせ、さらに画像処理エンジンは独自の「AUBE」を搭載

1年ほど前、ソニーモバイルの関係者に「Xperiaにデュアルカメラを搭載する気はないのか?」という質問をぶつけたことがあります。そのときの回答は「ただカメラを2つ搭載するだけでは意味がない。ソニーらしさ、Xperiaらしさがないとダメ」と回答していました。今回、ダブルカメラの処理を汎用の機能に任せず、オリジナルの画像処理エンジンを使うことで、ソニーらしさ、Xperiaらしさを出していると感じられます。

実際ドコモの発表会では暗所撮影のテストブースがあり、真っ暗闇でも撮影ができるという点をアピールしていました。ただし今回の夏モデルではサムスンの「Galaxy S9+」やファーウェイの「P20 Pro」も暗所撮影での強さをアピールポイントにしており、同じ土俵でどれくらい戦えるか気になるところ。簡単に触った程度ですが、動画撮影に関してはXperia XZ2 Premiumが一歩リードしている感じです。

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▲ドコモ発表会でのデモブース。暗闇でもしっかりと光をとらえているのがわかる

このようにカメラ機能に関しては期待大なXperia XZ2 Premiumですが、それ以外でちょっと残念な点がいくつかあります。ひとつはサイズと重量感。今回もプレミアムモデルということで4Kディスプレーを搭載していますが、RGBWのパネルを採用したためディスプレーサイズも前モデルの5.5インチから5.8インチにアップしています。アスペクト比は16:9と変わらないので、上下左右に拡大しています。前モデルと比べると上下のベゼルはかなり狭くなってはいるものの、今流行のベゼルレスとは言えないレベル。このあたりはもっと攻めてほしかったところです。

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▲左が前モデルのXperia XZ Premiumで右がXperia XZ2 Premium

さらに重量も236グラムは今どきのスマートフォンとしてはかなりの重量級。10年以上前に発売されたスライドキーボード付きのスマートフォン「W-ZERO3」でも220グラム。約8年前に発売され「デカイ」と揶揄されていた5インチの「DELL Streak 001DL」でも220グラムですので、もう少しダイエットをがんばってほしかった。どうせデカイなら、カメラセンサーをP20 Proと同じ1/1.7インチにしてもよかったのではとも。

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▲中央部の膨らみがあり横から見てもかなり厚め

またほかのハイエンドモデルが搭載している機能がXperia XZ2 Premiumにはないというのも気になります。たとえば、Wi-Fi接続時にルーターとしてほかの機器へ分配する「Wi-Fi ダイレクト」やType-Cからの映像出力といった機能がそれ。特にType-Cからの映像出力は、ライバルとなるGalaxy S9+やP20 Proは、Type-Cで映像出力をするとPCモードになり、パソコンふうな使い方ができます。

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▲P20 Proに搭載されているWi-Fiダイレクト。ホテルなどの宿泊時にこれがあると便利

PCモードまで必要とは言いませんが、カメラ機能を強化したXperia XZ2 Premiumなのだから、撮影した動画などを端末のディスプレーだけでなく手軽にテレビなどの大画面に映し出せる機能が欲しいです。

10万円を超える高価格帯なのもライバル機種と同じなので、機能が劣るのはちょっと残念。というわけで期待半分、残念半分と行ったところですが、前モデルのXperia XZ Premiumユーザーとしては、発売されたら購入してチェックしてみたいなと思っています。

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