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「ZenFone 5Q」ファースト・インプレッション。両面デュアルカメラの廉価モデル、上品なレッドも魅力

指紋認証やDSDSにも対応した「優等生」的ポジション

石井徹(TORU ISHII)
2018年5月30日, 午前06:00 in smartphone
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Kiyoshi Tane, 1 時間前
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5月18日に発売されたZenFone 5シリーズの普及帯向けモデル「ZenFone 5Q」(ZC600KL)のファースト・インプレッションをお届けします。

ZenFone 5Qは、ZenFone 5シリーズ3機種の中で最も廉価なモデル。ZenFone 5/ZenFone 5Qが搭載する"AI"と名のついた新機能には非対応となっていますが、シリーズで唯一両面にデュアルカメラを搭載する「クアッドカメラ」モデルとなっています。

海外では、「ZenFone 5 Lite」という名称でも販売されている地域もあることから、ZenFone 5シリーズの普及版という位置づけであることが分かります。また、背面よりインカメラの方が画素数が高いことから、セルフィー性能を強化したZenFone Selfieシリーズの最新モデルとも言えるでしょう。

今回ASUSからお借りしたのは、ZenFone 5シリーズでは唯一の赤系色「ル―ジュレッド」。その背面はガラス素材を採用し、ロゼワインのようなつややかな赤色の仕上げ。ハイエンドモデルに勝るとも劣らずといった上品さがあります。一方で、樹脂素材を採用した側面は、価格相応の質感といった印象を受けました。

ZenFone 5Qの前面
ZenFone 5Qの背面

若干引っかかったのは、手に持ったときのホールド感が不足している点。端末の幅自体も大きめな上、平板で滑りやすい端末デザインになっているため、手からすべって落としやすいのではないかと不安になりました。パッケージに同梱されているクリアケースを併用するのが無難でしょう。

ZenFone 5Qの側面
樹脂素材の側面フレーム。手へのひっかかりは今ひとつ
ZenFone 5Qの底面
下部にある外部端子はmicroUSB、上部にはイヤホンジャックを装備

両面デュアルカメラ

ZenFone 5シリーズは全モデルでデュアルカメラを搭載していますが、この機種では背面カメラとインカメラの両方をデュアルカメラ仕様として「クワッドカメラ」を謳っています。

ZenFone 5Qのインカメラ

ひとくちにデュアルカメラといっても、それで実現する機能はさまざま。ZenFone 5Qの場合は「画角の切り替え」というシンプルな機能を実現しています。

背面カメラ・インカメラともに、超広角120度レンズを備えたサブカメラユニットを搭載。撮影中に必要に応じて画角を切り替えられます。



超広角の利点は、やはり風景撮影時に広範囲に切り取れるところでしょう。インカメラの場合は、複数人でセルフィーを撮ったり、風景とセルフィーを映しこんだりできるので、観光スポットやオフ会などで重宝するかもしれません。

広角カメラで撮影した写真を縦長のディスプレイで表示すると、確かにインパクトのある写りに感じられます。ただ、18:9のアスペクト比では500万画素相当の写真となるため、特に周辺部には荒れが目立つ印象です。

とはいえ、日常のスナップ撮影には十分な画質。いつも持ち歩いているスマートフォンで超広角撮影に対応していることで、撮れる写真の幅も広がるはずと考えたら、カメラ目的でZenFone 5Qを選ぶのは悪くない選択肢と言えそうです。

Gallery: ZenFone 5Q 作例 | 9 Photos

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バランスの取れたスペック、デュアルSIMとmicroSDの併用も可能

チップセットはミドルクラス向けのSnapdragon 630、メモリは4GB、ストレージは64GB。3Dゲームを動作させるには物足りないスペックですが、SNSなどを利用する程度であれば十分快適に使えるスペックといえるでしょう。発売時の搭載OSはAndorid 7.1.1ですが、ASUS広報に問い合わせたところ、「Andorid 8.0にも対応する見込み」というコメントが得られました。

狭額縁設計により6インチと大きめのディスプレイを搭載。サイズ感が近いiPhone 8 Plusと比べると、ZenFone 5Qは0.5インチ大きいディスプレイを搭載しながらも、2mmほど狭い横幅に収めていることになります。

ZenFone 5Q

解像度もフルHD+(2160×1080ドット)でミドルレンジモデルとしては申し分なし。18:9という縦長のディスプレイになっており、オンスクリーンキーを隠して画面を広く活用できます。約168gとディスプレイサイズからすると軽いことから、寝ながら映画やアニメなどを観るときに活用するにはちょうど良いサイズ感です。

ただし、内蔵スピーカーはモノラルでハイレゾ音源の再生は非対応と、オーディオ周りではやや物足りない印象です。

デュアルSIM対応で、DSDS(同時待ち受け)もサポートしています。ZenFone 5/5Zと異なり、VoLTEの同時待受はサポートせず、2回線目は3Gのみとなります。

一方で、nanoSIMスロットとmicroSDスロットは独立しており、SIM2枚とmicroSDを併用できる点は、ZenFone 5/5Zに対するアドバンテージとなっています。




Gallery: ZenFone 5Q スクリーンショット | 5 Photos

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ZenFone 5との価格差をどう考えるか

同時に発表されたZenFone 5やZenFone 5Zと比べて、どうしてもインパクトが薄いように感じられたZenFone 5Q。実際に使用したうえで、物足りなさを感じたのも事実です。

フラッグシップモデルのZenFone 5/5Zは、画面占有率90%の前面全体を埋め尽くすようなディスプレイや、"AI"と名のついた多数の新機能を搭載したモデルです。
下位モデルのZenFone 5Qは、定価で3万9800円(税別)と、スペックから見ると妥当な価格設定ではありますが、もう1万3000円ほど上乗せすると、多数の新機能を備えたZenFone 5(税別5万2800円)が買えてしまうことを考えると、悩みどころではあります。

とはいえ、ZenFone 5Qは、バランスの取れた基本性能の上に、指紋認証や3キャリアのVoLTEなど、多くのユーザーのニーズを満たすしっかり機能も備えています。

加えて、縦長ディスプレイ、デュアルカメラといったトレンドもしっかり押さえており、端末選びに迷ったらこれを選んでおけば間違いない"優等生"なスマートフォンと言えるでしょう。

関連キーワード: ASUS, REVIEW, smartphone, ZenFone, ZenFone 5Q, zenfone5
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