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5Gタブレットで低遅延な日韓間ビデオ通信を体験。完成度の高い家庭用ルーターも:WIS2018

スマホはまだだけど、5Gの商用化が近いことを体感

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年5月31日, 午後08:30 in 5G
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次世代通信仕様となる「5G」は、2018年に入ってから商用化へ向けての動きが急速に進んでいます。昨年までは漠然としていた5Gへのイメージも、今年に入ってからはより具体化しているのではないでしょうか。

スマートフォンの登場はまだ少し先になりそうですが、タブレットや家庭用ルーターなどは既にテストモデルが登場しており、展示会ではそれらを使った5Gデモもよく見られるようになっています。

そんなムードの中、東京ビッグサイトで5月23日から25日まで、5G関連の展示を集めた「5G Tokyo Bay Summit」が開催。NTTドコモなどが5G関連の最新展示を行ないました。これは同所で開催されたワイヤレスジャパン2018の併設イベントという位置づけです。

一方韓国でも同時期となる5月23日から、ソウルで「World IT Show 2018」(WIS2018)が開催。韓国キャリアのSKテレコムやKTが、5Gの展示を大々的に行いました。



その中でも目を引いたのはKTブースにあった5Gのビデオ通話デモ。日本側の5G Tokyo Bay SummitのドコモブースとWIS2018のKTブースの間で、実際に5Gのテスト回線とサムスン製の5G対応タブレットを使い、リアルタイムに日韓間での映像相互配信が行われたのです。



韓国側では展示のさりげなさなどから「この映像、日本なの?」といった声が来場者から聞かれたほど。実際に通信を体験してみると、こちらで手を振ると日本側からもすぐに手が振り返されるなど、5Gならではの遅延の低さが体感できました。

筆者も実際に日本側と身振り手振りでコミュニケーションを取ってみましたが、従来のビデオ通話にありがちな遅延は全く感じられませんでした。

以下2枚の写真は日本のドコモブースで撮影されたもの。タブレットの画面内は韓国側を映しています。



サムスンの5Gタブレットも試作モデルながらもきちんと動作しており、WIS2018の会場でも「すぐに使いたい」という来場者もいたほど。筆者ももちろん、買えるなら今すぐ買いたいと思いました(5G回線が無ければ使い物になりませんが)。

現時点ではメッセンジャーやチャット系アプリのビデオ通話は、遅延や画質の低さなどもあり、あまり普及はしていません。しかし5Gになれば遅延の低減により、日常的なコミュニケーション手段としても十分使えると感じられる体験です。

これだけ遅延が低ければ、警察や消防などの公共機関では、緊急対応が求められる現場からも、映像を鮮明に送りつつ、センター側とリアルタイムで通話するなんてことも十分可能になるでしょう。



KTブースではほかにも、5GとMRの利用を想定したバスケットゲームのデモなどを展示。MRグラスを装着すれば家の中がバスケットボールのコートになり、バーチャルなボールを投げつつ別の場所にいる友人たちとゲームを楽しむ、といったことが可能になります。

5GもMRも本格的な普及が始まるのは2020年ころになるでしょうが、SFの世界がまさに現実のものになろうとしています。



SKテレコムブースでもサムスンの5Gタブレットを使い、360度カメラのライブ配信やビデオ通話をデモ。やはりここでも遅延の低さが注目を集めていました。

高画質なビデオコンテンツは4K動画ですでに見慣れている人も多いため、5Gで高速に大容量のコンテンツを高画質で配信しても、4Kを見慣れた来場者にとってはあまり目新しさが感じられないかもしれません。

しかし双方向のビデオ通話でレスポンスがほぼゼロというのは新しい体験で、5Gならではと呼べるものです。



サムスンのネットワークブースでは、小型の室内用5Gルーター(CPE)を使った4K/UHD動画のライブ配信デモも行われていました。実際にスムーズに表示される高画質な映像を見ると、光回線がなくても、どこでも高速な通信回線が利用できることが実感できます。

もちろん5Gと光などのブロードバンド回線は両立するものでしょうが、家を引っ越してもルーターだけ持っていけばすぐに高速通信が利用できるのは魅力でしょう。



そして注目は、展示されていたCPEもすぐに市販化できそうな大きさとデザインだったこと。今後このような5G端末が少しずつ海外展示会でも見られるようになるのでしょう。



とはいえ、やはり本紙読者が気になるのは、5G対応スマートフォンでしょう。こちらに関しては最新事情を聞く限り、2018年の登場は見込み薄です。しかし各メーカーが一番乗りを目指して開発を急いでいるだけに、もしかすると年末あたりには見られるかもしれません。

サムスンがGalaxy S10の5G版を出してくるのか、あるいはファーウェイが意地を見せてMateシリーズの5G版を早期に発表するのか、はたまた両者を出し抜いて、昨今勢いづくOPPOが出てくるのか......? いよいよ5G端末の一番乗り競争が注目される局面に入ってきました。

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