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開くとほぼ画面なノートPC MateBook X Pro実機レビュー。ファーウェイ渾身の完成度は大躍進を予感

MacBook Proを強く意識していることは間違いありません

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2018年5月31日, 午後05:00 in huawei
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スマホでは狭額縁(ナローベゼル)ディスプレイ搭載はもはや常識。最近のフラッグシップ端末では、インカメラや近接センサーなどを避けるため、切り欠きのような「ノッチ」が主流になってきた感があります。

今回レビューする「HUAWEI MateBook X Pro」は、世界3位のスマートフォンメーカーに上り詰めたファーウェイのクラムシェル型ノートPCです。特徴は額縁が非常に狭いこと。Webカメラをキーボード側に設置する構造と合わせて、約91%という高い画面占有率を実現しています。

今回は6月15日の発売に先駆けてファーウェイより借用した試用機にて、ファーストインプレッションをお届けします。ただし今回の試用機は英語キーボードモデル。日本で発売されるモデルには日本語キーボードが採用されている点にご留意ください。

本機の仕様をまとめると、13.9インチLTPS液晶ディスプレイ(3000×2000ドット)を搭載したWindows 10搭載ノートPC。

価格とグレードは2種類です。上位となるのが、Core i7-8550U/16GBメモリー(LPDDR3 2133MHz)/512GB SSD(NVMe PCIe)/NVIDIA GeForce MX150を搭載するCore i7モデル(20万5964円)。

廉価モデルが、Core i5-8250U/8GBメモリー(LPDDR3 2133MHz)/256GB SSD(NVMe PCIe)/Intel UHD Graphics 620を搭載するCore i5モデル(14万7061円)です(価格は5月29日時点の価格.comの最安値)。


▲本体天面


▲本体底面


▲本体右側面


▲本体左側面


▲本体前面


▲本体背面


▲本体ディスプレイ面


▲ディスプレイは10点タッチ対応です


▲キーボード面。試用機は英語配列版ですが、日本で発売されるモデルには日本語配列になります

本体サイズは304(W)×217(D)×14.6(H)mm、重量は約1.33kg。13.3インチディスプレイを搭載する「MacBook Pro」が304.1(W)×212.4(D)×14.9(H)mm、重量は約1.37kgなので、数値を見比べてみると、サイズ・重量をかなり意識しているのがよくわかります。デザインも相当寄せてきていますね。

一方インターフェースは、Thunderbolt 3 (兼USB-C)×1 (高速データ転送、充電、MateDock2接続)、USB-C×1 (データ転送、充電、MateDook2接続)、USB-A×1 (USB3.0、最大Output 5V/2A)という構成で、MacBookシリーズよりも従来アクセサリーとの互換性に配慮されています。MacBookシリーズと差別化を図るという点では、フルサイズのSDカードスロットも搭載してほしかったところです。


USB-A端子のおかげで、USBメモリーも直接挿せます。なおここではUSB3.1対応USBメモリーを挿していますが、本製品のUSB-A端子はUSB3.0仕様です

さて、発表時に独自性の高い実装として話題となったのが、ポップアップ式Webカメラ(約100万画素)。これは実際に使ってみると、使いこなしに慣れが必要です。必要なときだけポップアップできるという点はセキュリティー上のメリットがあります。しかし下から見上げる映像となるので「鼻の穴」が非常に目立つのです。

また膝上にMateBook X Proを乗せた場合には、そもそも顔が全部入りません。機構はガジェッター心をくすぐりますし、MacBook Proとの差別化ポイントとしては有効ですが、ひんぱんにビデオチャットする方には正直オススメできません。

次期モデルでは角度を調整可能にしたり、多少不自然でも台形補正などをかけて正面から撮影した映像に見えるような画像処理機能が搭載されることに期待します。


▲ポップアップ式Webカメラは押すだけでオープン、クローズ可能です。ただし角度調整はできません


▲わざと広げてはいますが、下から見上げると鼻の穴がよく目立ちます。またホームポジションに置いた指が大きく写り込むのも弱点です


▲膝の上に置いて撮影した状態。このように、目の上が切れてしまいます

逆に感心させられたのは、指紋認証センサー一体型電源ボタンの使い勝手です。電源オフの状態からの起動でも、電源ボタンを押した際に指紋がスキャンされているので、Windows 10のログイン時に再び指をタッチする必要がありません。

ちなみに電源オフからWindows 10のデスクトップが表示されるまでの所要時間は、実測で約10秒でした。ファーウェイの公称起動時間は約7.8秒ですが、OSのバージョンアップによって起動時間が延びている可能性があります。

それでも実測約10秒であれば十分早いと言えます。ワンプッシュでこれだけ素早くOSが起動するのであれば、こまめに電源をオフにしてもストレスは感じませんね。


▲指紋認証センサー一体型電源ボタンを押してから、デスクトップが表示されるまでの時間を計測してみました

パフォーマンスはモバイルノートPCとしては十分高いレベルです。特に今回のCore i7モデルは外部グラフィックスとして「NVIDIA GeForce MX150 (GDDR5 2GB)」を搭載しており、「CINEBENCH R15」のOpenGLは98.42 fpsと、外部グラフィックス非搭載モデルの約2倍のスコアを記録しています。

しかしそのパフォーマンスをもってしても、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」のスコアは「標準品質/1920×1080/フルスクリーン」という条件で1443(動作困難)と厳しい結果となりました。最新の3Dゲームを快適にプレイするためには、解像度や品質を落とす必要があります。

ストレージの速度はNVMe PCIe接続のサムスン製SSD「PM981 MZVLB512HAJQ-00000」を搭載しているだけに、「CrystalDiskMerk 6.0.0」のシーケンシャルリード(Q32 T1)は3389.6MB/s、シーケンシャルライト(Q32 T1)は1868.9MB/sと高いスコアを記録しました。アプリケーションの起動、大容量ファイルの読み書きなどで特に恩恵を受けられます。


▲「CINEBENCH R15」のOpenGLは98.42 fps、CPUは552 cb、CPU(Single Core)は168 cb


▲「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」のスコアは「標準品質/1920×1080/フルスクリーン」という条件で1443(動作困難)


▲「CrystalDiskMark 6.0.0」のシーケンシャルリード(Q32T1)は3389.6MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)は1868.9MB/s

キーボードは好みに大きく左右される部分ですが、個人的にはかなり打ちやすく感じました。いま私は15インチMacBook Pro(2016年モデル)をメインのノートPCとして使っていますが、それに比べるとキーストロークが深く、また打鍵音もあきらかに静かです。

ただタッチパッドはMacBook Proのほうが好みですね。MateBook X Proのタッチパッドはダイビングボード構造(クリックボタン一体形で、物理的な沈み込みのあるタイプ)としては上質ですが、MacBook Proの「感圧タッチトラックパッド」と比べると、MBPのほうが実際には動かない分のダイレクト感があります。
MateBook X Proのタッチパッドは、反発力をもう少し軽く、そして沈み込みを少なくしたほうがよいと感じました。


▲キーボードはMateBook X Pro、タッチパッドはMacBook Proのほうが操作しやすいというのが率直な感想です

ディスプレイの画質はかなり高いレベルです。13.9インチLTPS液晶ディスプレイ(3000×2000ドット)の視野角は178度、色度域は「sRGB 100%」、コントラスト比は1500:1、最大輝度は450ニットと謳われています。

実際にディスプレイキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で確認してみましたが、sRGBカバー率が96.6%、sRGB比が100.1%、Adobe RGBカバー率が73.3%、Adobe RGB比が74.2%という結果が出ました。モバイルノートPCとして標準以上の色域を備えていると言えます。

なお今回、「Color AC」で「注意:このICCプロファイルのLUT Blackにクリップ(値が飽和)の可能性がみられます」という警告メッセージが表示されました。色域図を正確に作成できていない可能性があるので、今回実測した色域は参考に留めてください。


▲やや青みが強いですが、輝度、発色とも申し分ありません


▲実測したsRGBカバー率は96.6%、sRGB比は100.1%です


▲続いてAdobe RGBカバー率とAdobe RGB比を実測。それぞれ73.3%、74.2%でした

なお、MateBook X ProはHDR動画への対応は謳われていませんが、Windows上では有効に判定されているようで、「設定-アプリ-ビデオの再生」で「HDRビデオのストリーミング」を有効に設定できました。また「Netflix」アプリでも、HDR対応コンテンツに「HDR」のアイコンが表示されています。
これらの点から、製品公式サイトに記載はありませんが、MateBook X ProはHDRコンテンツを鑑賞可能です。



▲「設定-アプリ-ビデオの再生」で「HDRビデオのストリーミング」を有効に設定できます(非対応ディスプレイでは設定がグレーアウトします)


▲「Netflix」アプリでも、HDR対応コンテンツに「HDR」のアイコンが表示されました

サウンドはモバイルノートPCとして、十分水準を超えています。15インチMacBook Proと比べると音量はかなり物足りないのですが、本来は本体サイズから異なるので両者を比較するべきではないでしょう。
それてもあえて両者の音量を揃えて音質を比較すると、重低音はMateBook X Proが上で、音の伸びやかさはMacBook Proが上。個人的にはMacBook Proのほうが好みの音ですね。


▲MateBook X Proはクアッドスピーカー、Dolby Atmosサウンド・システムを採用している

最後にモバイルノートPCとして最も重要な連続動作時間をチェックしてみましょう。ディスプレイの輝度を40%に設定して、バッテリーベンチマーク「BBench」で「キーストローク」と「Web巡回」にチェックを入れて、バッテリー残量5%まで実行したところ、12時間29分40秒まで動作しました。
モバイルノートPCとして十分満足できるレベルです。

MateBook X Proは製品名からしても、また各所を見ても、MacBook Proを強く意識していることは間違いありません。しかし実際は、タッチパネル対応の狭額縁ディスプレイ、ポップアップ式のWebカメラ、電源オフ時からスキャン可能な指紋認証センサー一体型電源ボタンなど、MBPにはない独自機能を多く追加しています。

そして大きな魅力は価格。とくに上位のCore i7モデルは、外部グラフィックスを搭載したモバイルノートPCとしては、MacBook Proのみならず、WindowsノートPCの中でも競争力のある価格が設定されているためです。
今後ノートPCの分野でも、ファーウェイがスマホ同様の大躍進を遂げることを予感させる一台であることは間違いありません。



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