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SIMカード不要で世界で使えるクラウドSIMスマホ「World Phone S1」(COMPUTEX)

電源を入れてデータプランを買うだけ、日本でも世界でもどこでも使える

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年6月8日, 午後01:00 in Cloudsim
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アップルの「Apple Watch Series 3」セルラーモデルのように、SIMカードを入れなくてもデータ通信が可能なeSIMやvSIM対応の製品が少しずつ増えています。ソフトバンクがYモバイル向けに発売した海外用のモバイルルーター「Pocket Wi-Fi 701UC」も同様にSIMカードなしで世界中で利用できます。

そのPocket Wi-Fi 701UCの開発元のuCloudlinkはCOMPUTEX TAIPEI 2018でSIMカード不要のスマートフォン、Glocal Me「World Phone S1」を展示していました。Glocal Meは世界100か国以上でデータ通信が利用可能なサービス。端末本体にはSIMカードは搭載せず、クラウド側で各国のSIMを用意しておき、滞在国で最適なSIMに切り替えることで通信できる「Cloud SIM」と呼ぶシステムを採用しています。World Phone S1もモバイルルーター同様に、SIMカード不要で日本を含む全世界でデータ通信を利用できます。



S1のスペックはチップセットがSnapdragon 652、RAM4GB、ROM64GB、5.5インチ1920x1080ピクセルディスプレイ、メインカメラ1300万画素、フロントカメラ800万画素。NFCを内蔵し、バッテリーは2950mAh。ミッドレンジ端末として標準的な構成です。



本体サイズは非公開なのですが、厚みも薄く仕上げは悪くありません。金属製の背面ボディーも質感は高め。十分常用できる製品だと感じられます。なお本体カラーはゴールドとグレイ。ゴールドはフロントがホワイト、グレイはブラックのツートンカラーです。



さて最大の特徴はCloudSIMの搭載。本体の電源を入れると、一般的なスマートフォンならばアンテナマークが立ちますが、World Phone S1は代わりに雲のアイコンが表示されます。Glocal Meのカバーエリア内で現地のキャリアの電波をつかむと雲アイコンが白く表示されるのです。どのキャリアをつかむかは国によって異なりますが、ユーザーが接続先を意識する必要はありません。



World Phone S1にプリインストールされているGlocal Meのアプリを立ち上げると、まずは現在の使用状況が表示されます。利用できるプランなどはパッケージごとに異なりますが、この画面であれば現在831.67MBを使っていることがわかるわけです。なおアプリは中国語、英語のメニューに対応しています。



アプリから右下の「商店」を選ぶと、パッケージ購入の画面を開くことができます。一番右のアイコンが各国の選択。Glocal Meのサービスエリア、約100か国が一覧で表示されます。ここで行先の国を選択します。





試しに日本を選んでみました。パッケージは3つ。
・300MB/1.5ドル/日
・1GB/4ドル/7日
・3GB/10ドル/30日

たとえば1か月3GBを約1100円で利用できます。MVNOなら500円/月程度のプランもありますが、このWorld Phone S1は契約不要、プリペイドで使えます。世界各国でも同様にいくつかのプランが提供されますが、実は日本でも常用しても悪くない料金体系なのです。なお料金はクレジットカードで購入可能。



ちなみにWorld Phone S1は香港など一部の国で発売されたばかり。そのため展示機は技適は確認できませんでした。しかしuCloudlinkのグローバルルーターは前述したようにYモバイルをはじめ、日本では複数の企業から販売されています(料金プランは各社でそれぞれ異なります)。おそらくWorld Phone S1も技適取得の上日本で発売になるでしょう。

さてWorld Phone S1はSIMカードスロットも備えています。デュアルSIMに対応しており、手持ちのSIMカードを入れてそちを使うことができるのです。たとえば滞在先でプリペイドSIMのほうが料金が安いようであれば、飛行機を降りてSIMを買うまではWorld Phone S1内蔵のCloud SIMを使い、現地でプリペイドSIMカードを買ったらそれを挿入して利用、使い切ったらCloud SIMの無料利用分に戻す、なんて使い方もできます。



実際に台湾のSIMカードを入れてみたところ、そのSIMを優先して使うことができました。World Phone S1の内部的にはCloud SIM+デュアルSIMという構成になっていて、合計3つのSIMを切り替えて使うことができます。手持ちのSIMカードを入れた場合は、通常のデュアルSIM対応スマートフォン同様に、設定メニューからデータ通信に使いたいSIMを選択するだけです。



World Phone S1はその名前の通り世界各国で使えるスマートフォンです。しかし海外旅行のみならず自国で使うこともできるわけです。そして必要ならば手持ちのSIMカードを入れても利用できます。現在、アマゾンUSAでは20GBのグローバルデータが付属して339.99ドルで販売されています。日本でもSIMフリー機として2万9800円くらいでぜひ発売してほしいものです。



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