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マイクロソフト、スマホで遊べるXboxストリーミングゲームサービスを予告

名称も価格もラインナップもこれから

Ittousai, @Ittousai_ej
2018年6月11日, 午後12:10 in gaming
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ゲームイベントE3 2018で、マイクロソフトが独自のストリーミングゲームサービスを予告しました。

開始時期や価格はおろかサービスの正式名称すらない開発表明の段階ではあるものの、クラウドサーバ側で動かしたゲームを映像としてストリーミングする、ソニーのPlayStation Nowと同様のサービスにマイクロソフトも参入することになります。


ストリーミングゲームはクラウド上のサーバ側でゲームを動かして、画面をストリーミング動画としてプレーヤーの手元に配信するサービス。クライアント側のハードウェアは動画再生とコントローラ入力さえできれば良いため、原理的にはスマートフォンや非力な軽量ノートでも、テレビなど家電でも、大型で高性能なゲーミングPCやゲーム専用機と同等の高度なグラフィックで遊べることが特徴です。

ほかの利点は、ゲーム自体はクラウド側にあるためどの端末でも同じゲームが続きから即遊べること、事前にゲームごとのインストール不要なので大作でもすぐに遊べ、ストレージを圧迫しないこと、ゲームプレイ動画配信と相性が良いことなど。

要するにプレイステーションのリモートプレイやXboxのWindowsアプリストリーミングを、自分のゲーム機ではなくクラウド上の専用サーバと用意されたゲームで遊ぶようなもの。逆に制約としては、ある程度の速さの常時インターネット接続が必要なこと、サーバからのネットワーク的な距離によっては体感できる遅延が発生することなどがあります。

ソニーはストリーミングゲーム技術の企業 Gaikai を2012年に買収したのち、2014年から PlayStation Now の名称でサービスを提供中です。2017年にはPS4のゲームもライブラリに加わり、PS本体がなくてもWindowsで一部のPS4ゲームが遊べるようになっています。


一方でマイクロソフトは、月に10ドルでストリーミングではなくダウンロード型の定額制遊び放題サービス Xbox Game Pass を展開中。初代Xbox と Xbox 360からの後方互換も含め100タイトル以上を用意するほか、自社の新作についてはHalo や Gears of War 、Forzaのような大作であっても、原則としてすべて通常版の発売と同時に遊び放題になるという強烈な戦略を採っています。

マイクロソフトのゲーム事業責任者フィル・スペンサーは以前より「ゲームのNetflix」のようなサービスが必要であると語っており、ダウンロード型のXbox Game Pass のサービス開始後も、ストリーミング型サービスを準備中であることを匂わせてきました。

今回のE3ではそのマイクロソフト版ストリーミングゲームサービスが、名称不明ながら正式に予告されたことになります。

わずかに語られた内容は、デバイスを問わずゲーム専用機クオリティのゲームができること、マイクロソフトの本業(?)ともいえるクラウドやAIテクノロジーを導入することなど。

ステージでの説明中、「on any devices」部分ではスマートフォンやタブレットの画面も示されていたことから、おそらくはXbox One や Windows 10のゲームを、モバイルや非力なノートでも遊べるようにするサービスと考えられます。

気になるのは、現状で展開しているXbox Game Pass とは別のサービスになるのか、どういった料金体系になるのか、ライブラリの内容などなど。

マイクロソフトの至上命題が「デバイスは何でも良いからサブスクリプションサービスに加入させる」であるとして、現状ではXbox Live Gold とXbox Game Pass が別サービスとして並んでいますが、ここにまた新たにストリーミングサービスも別に追加するのか、Xboxユーザーはともかくモバイルだけ、PCだけの場合はどうするのかなど、マイクロソフトにとっても難しい選択が残っています。

なお、すでにサービス中の Xbox Game Pass については、今回のE3で発表された自社タイトルのほぼすべてが発売と同時に遊び放題に加わること、新作が控える現行タイトルを中心に Fallout 4 や The Division、エルダースクロールズオンラインなどサードパーティの有力ゲームが本日より新たに追加されること、6月の本体更新で新技術 FastStart を導入することで、ゲーム開始までの待ち時間が従来より最大で半分に短縮されることなどが発表されています。

(低速回線でありがたいように思えるFastStartは、なぜかそもそも高速な20Mbps以上が必須。参考までにPS Nowは最低5Mbps、快適なプレイに12Mbps以上が要件。

大多数のプレーヤーが最初にそうするであろう操作や遊び方に必要なファイルをAIの機械学習で自動的に特定し優先順にダウンロードしてゆく仕組みから、あまり低速な回線で「もう遊べるようになった!でもちょっと進んだらすぐダウンロード待ちになった!意味ねえ!」とネガティブ評価になってしまう危険を避けたのかもしれません)。

遊び放題で目移りするけれど、ダウンロードサイズはフルバージョンそのものなのでサッと試しにくいGame Pass に、ストリーミングで即スタート&気に入ったらあとで落としてフル品質、のようなハイブリッドサービスが加われば便利になりそうです。




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