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イーロン・マスクの地下交通システム「Loop」、シカゴの空港~中心地結ぶ路線再開発の入札に勝利

開発費用10億ドルも負担

Munenori Taniguchi
2018年6月15日, 午前09:50 in Transportation
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米シカゴのオヘア空港再開発にともなう、空港から市の中心部に至る新たな高速交通機関"The Chicago Express Loop"の整備計画候補に、イーロン・マスク率いるThe Boring Company(TBC)の地下交通システムコンセプト"Loop"が選ばれました。完成すれば、空港から市の中心地まで約24kmを12分で結びます。

選ばれたとは言っても、TBCはこの新交通システムの入札事業者の中で最優先交渉権を得たという段階。シカゴ市と正式な交渉はこれからで、最終合意から市議会での承認を経て、建設開始になる段取り。

The Chicago Express Loopが採用するTBCのLoopコンセプトでは、地下トンネルを走る電動ポッドに乗客を乗せ、最高速度約240km/hで走行します。ポッド1台は8~16人を定員として、運行時間は1日のうち20時間におよびます。ただ、計画にある「30秒間隔で運行」というのは乗降時間を計算に入れているのかが気になるところではあります。




Chicago Tribune紙によると、すでにかなり詳細な計画が出来上がっており、トンネルのルートなども計画済み。ただし、終点となるシカゴ中心地のモール"ブロック37"から、当初の計画にあったシカゴ・ミッドウェイ国際空港への延伸、シカゴの地下鉄ブルーラインおよびレッドラインとの連絡が含まれるのかはわかりません。

なお、TBCは10億ドル(約1106億円)ともいわれるThe Chicago Express Loopの開発・建設費用を負担し、運行や管理維持までをすべて受け持つとしています。すでにロサンゼルスでも地下交通システムのプロジェクトを進めており、さらにシカゴでの新たな計画をすべて自己資金でやるというのは、まだ1本も商業路線を構築したことがなく、テスラの黒字化もまだ達成していないイーロン・マスクにとって、かなりのチャレンジになるかもしれません。

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