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砂嵐に巻き込まれた火星探査ローバー「オポチュニティ」、残電圧低下の試練に直面

今はひたすら我慢のとき

Engadget US(翻訳 金井哲夫)
2018年6月14日, 午後03:30 in Mars
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[Engadget US版より(原文へ)]

火星探査車オポチュニティは砂嵐に巻き込まれてしまい、この猛烈な悪天候をなんとか生き抜くために身を潜めています。

嵐は6月1日金曜日、火星の周回軌道を回る探査衛星マーズ・リコネッサンス・オービターにより探知されました。その時点で、オポチュニティ周辺の気象事象から、オポチュニティ班は嵐の到来を予期していました。オポチュニティは太陽電池パネルを使っているので、砂嵐はその電力レベルやバッテリーに重大な被害を与える恐れがあります。

6月6日水曜日には、オポチュニティの電力レベルが急激に低下したため、最小運用モードに切り替わりました。この勇敢で小さな探査車は、ずっと嵐にさらされ続けています。日曜日の朝、地球に通信が届きました。これはよい知らせで、故郷と話ができるだけの十分な電力が残っている証拠です。

しかし、嵐はますます激しくなってゆきます。下の写真の中央付近にある青い点が、NASAが予測した嵐の中のオポチュニティの位置です。



現在、いちばんの心配は砂嵐ではありません。バッテリーの最低電力レベルを維持するために必要なヒーターの運用です。オポチュニティが嵐に襲われたのはこれが初めてではありませんが、今回の嵐は最強です。

NASAによると、2007年にオポチュニティが遭遇した嵐では、大気の不透明度(視界の悪さ)は5.5程度でした。ところが、今回のそれは10.8程度にものぼります。

しかし、オポチュニティは小さくても頑丈な探査車です。それは15年以上もの間、私たちの期待に応えつづけています。このローバーは90日間だけ活動できればよいように設計されていたのですが、今も元気です。
これから先も、オポチュニティが火星表面の探査を続けてくれることを願わずにはいられません。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Swapna Krishna


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