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賞金総額2億円、1人乗りVTOL開発コンテスト「GoFly」第1期トップ10発表。日本チームも選出

カッコいいのからオチ担当まで

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年6月15日, 午後02:30 in Transportation
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航空宇宙機器メーカーのボーイングは現在、まったく新しいコンセプトで1人乗り飛行機を開発するコンテスト「GoFly」を開催しています。わかりやすく言えばXPRIZEHyperloop Global Challengeの飛行機版といった感じのコンテストで、賞金総額は200万ドル。このたびその第1期審査でトップ10デザインが選出され、各チームには2万ドルを授与すると発表されました。

GoFlyコンテストの条件は垂直離着陸が可能な小型機で、給油もしくは再充電なしに人間1名を20マイル(約32km)運ぶことができ、静音であること。あと、言うまでもなく"安全であること"も条件に含まれます。
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コンテスト参加者は30か国600人にものぼり、今回の第1期審査にあたっては97人の審査員が上位10デザインを選び出しました。突破チームの国籍は米国が6チーム、英国、オランダ、ラトビア、そして日本から各1チームがとなっています。

中でもラトビアAeroxo LVチームのERA Aviabikeはヘリコプターのような垂直離着陸昨日に一般的な飛行機の航行距離と速度を兼ね備えるチルトローター方式を採用し、スピーダーバイクのようなデザインを持つなかなか格好の良いものとなっています。一方、米国のGeorgia TechによるHummingBuzzは、巨大な円筒上のターボファンの上に座席配置し、ポケットからなにかものを落と沿うものならたちどころに木っ端微塵にしてくれそうな独特のデザイン。

特に秀逸なデザインは日本・TETRAチームのteTra 3。ERA Aviabikeにもやや似たコンセプトに見えるものの、ERA Aviabikeが前後にチルトローターを配しているのに対して、teTra 3ではローターを後方にのみ配置し、前後に大きなウィングを配置することで、いかにも高速飛行に向きそうな印象です。

そしてトップ10でありながらまさに "飛ンデモ" デザインなのが、テキサスA&M大学のHarmony。豊かなのか貧困なのか判断しかねるその発想力には脱帽するしかありません。

第1期審査が終了したGoFlyコンテストですが、現在は第2期のプロセスが進行中。第2期では各チームの設計に基づき実際に機体開発にとりかかります。第2期審査によって上位4チームに賞金として各5万ドルが与えられます。

なお、第1期審査に参加していなくとも途中参加は可能で、2018年12月8日まで新規登録も受け付けているとのこと。各チームは2019年2月6日までに参加チームは機体の飛行能力について開発進行状況の報告書を提出しなければなりません。

第2期審査のあとは各チームがそれぞれのコンセプトを実現すべく最終的な機体開発を行い、2019年10月にフライオフ、つまり実際に飛行させて性能比較を実施します。そして、その結果に応じて部門賞が設けられ、たとえば「革新的進歩賞」には10万ドル、最も小さくかつ静音を実現した機体には25万ドルなどが与えられるとのこと。グランプリに選ばれたチームには100万ドル(約1億1000万円)が贈られます。

Gallery: Boeing GoFly Prize | 10 Photos

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