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英、スカート内盗撮の罰則化見送り・LHC高輝度化工事開始・アップル、オプラと番組制作契約 #egjp 週末版121

LHC高輝度化で宇宙の謎がさらに解明されるか

Munenori Taniguchi
2018年6月18日, 午前06:50 in Weekend
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新型iPhone、アップルにとって最大の旨味はストレージの利益?部品の値下げが価格に反映されてないとのうわさ

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Kiyoshi Tane, 19 時間前
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「英でスカート内盗撮罰則化見送り」「LHCを高輝度化」「アップル、オプラと番組制作契約」といった話題を取り上げました。

英国議会「スカート内盗撮」刑事罰化を見送り

Concert audience holding mobile phones during a rock concert.
6月15日、英国議会は女性のスカートを下から盗撮する「Upskirting」行為を刑事罰化する審議を行ったものの、なんと法案は却下されました。

この法案では女性のスカート内盗撮を行ったものには2年以下の禁固刑を科し、性犯罪者として登録されるという内容の法案を審議していました。

法案が提出されるきっかけの一つは、音楽フェスの人混みの中でスカート内盗撮の被害に遭ったジーナ・マーティン氏の事例。マーティン氏は盗撮犯を捕まえて警察に突き出したものの、警察は取られた写真がスカートの中のものか確認できないとして、犯人を不起訴処分にしていました。

これに納得できなかったマーティン氏は、英国内で運動を起こし、スカート内盗撮刑事罰化に賛成する10万人以上の署名を集めました。そしてこの活動が英国司法長官の目に止まり、今回の審議に至ったというわけです。

そして当然、だれもがこの法案が議会を通過するものと思っていました。ところが、保守党の議員がこれに反対を表明し、一転、法案の通過は見送られることになりました。これによって法案が議会を通過するのは早くても1か月は先になる見通しとのこと。

ちなみに、英国内でスカート内盗撮行為は刑事罰化されていないのはイングランドとウェールズ。スコットランドではすで犯罪として法整備されています。スコットランドは伝統衣装のキルトスカートが有名ですが、それがスカート内盗撮の刑事罰化に関係したかは...あまり考えたくもありません。

AIでWindows10のアップデート適用を高速化

最近では人工知能(AI)はいたるところに溢れはじめ、サッカーW杯ではブラジルが勝つと予想したり、壁の向こうの人の動きを推測したり、突然ケケケと笑いだしたりするようになっています。

マイクロソフトもまた、さまざまなところにAIを導入しつつありますが、その最新の事例がWindows 10
の次期大型アップデートです。マイクロソフトはFall Cretors Updateを提供する際に、すでにAIによるアップデートの最適化をテストしていました。そして、この4月にリリースしたWindowws 10更新プログラムにおいて、このAIを活用し、アップデートを適用しても問題が発生しにくいと判断される端末から順にロールアウト式にアップデートを提供していったとのこと。

その結果、アップデート後に問題が発生しユーザーがアップデートを削除してしまったり、サポートへ苦情を申し立てたりする数が減りました。また端末にアップデートが適用されるスピードが大幅に向上、2億5000万端末にアップデートが適用されるまでにかかった時間はFall Creators Updateの半分以下だったと、マイクロソフトは説明しています。

ユーザーはなにもしなくても、知らない間にアップデートが完了するので、ひょっとしたらアップデートしていたことすら気づいていない場合もあるかもしれません。しかし、それぐらい問題が起こりにくくなったのだとしたら、かつてのWindowsを知る人オールドユーザーには感慨深いことかもしれません。

アップル、自動運転車のWaymoから大物技術者を引き抜き

A customer stands underneath an illuminated Apple logo as he looks out the window of the Apple store located in central Sydney, Australia, May 28, 2018. REUTERS/David Gray     TPX IMAGES OF THE DAY
アップルの自動運転車開発プロジェクト「Titan」は、テスラや他の自動車メーカーに比べてあまり情報が出てきていませんが、それでも活動は活発化している模様です。今週、アップルはGoogleの自動運転車開発部門Waymoから主要技術者のひとりJamie Waydo氏を迎え入れたことが明らかになりました。

WaymoでのWaydo氏(ややこしい)は、システムエンジニアリングを率いる立場にあったとされ、フェニックスで開始された完全無人での走行テストを始めるために大きな働きを担ったとのこと。

アップルがこのような高度な機能を受け持つ人材を獲得したということは、おそらくその機能を搭載していくだけの準備がすでに出来上がっていると考えられます。まだ他のメーカーには遅れをとっているようにも思えるものの、着々と開発は進んでいるようです。

アップル、オリジナル番組制作でオプラ・ウィンフリーと複数年契約

アップルがはこれまでにスティーブン・スピルバーグ監督による「世にも不思議なアメージング・ストーリー」の新シリーズや、ジェニファー・アニストン起用のオリジナル番組、独自の宇宙SFドラマなどいくつかの独自テレビ番組制作を進めています

そしてアップルは今回、米国芸能界のご意見番ことオプラ・ウィンフリーをホスト役とする新たな番組を制作することを発表しました。発表分には「オプラと複数年にわたるコンテンツパートナーシップを結び、世界中の観客とつながる彼女の比類のない能力を取り入れた独自のプログラムを作成する」と書かれているのみで、具体的にどんな番組になるかはさっぱりわかりません。

一部にはアップルはテレビ番組制作を初めてまだ日が浅いため、視聴者を獲得するためには上記のスピルバーグや、オプラのようなビッグネームを起用するのが人気獲得への近道であることは間違いありません。すでに投じた予算は10億ドルを超えているとされ、一説には2019年3月から夏にかけてアップルがオリジナルTV番組の配信を開始するのではという噂も出ています。

CERNのLHCが高輝度化アップグレードを開始

スイスにある欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が、高輝度化アップグレード計画と呼ばれる大幅な改良工事を開始しました。

全長27kmのLHCのリング内では、ハドロンの一種であるプロトンをほぼ光速にまで加速して互いに衝突させ、その様子を4か所で観測できるようになっています。現在は最大10億個のプロトン-プロトン衝突を生成できるようになっているものの、LHCチームは粒子ビームをさらに鋭く絞ることで衝突確率を上げるため、LHCの130か所に新たなを加速用の磁石を追加設置しようとしています。

この改造計画はLHC高輝度化アップグレード計画と呼ばれ、CERNによればこの計画が完成すればLHCで生成できるヒッグス粒子の数を120万から1500万へと10倍以上に増やすことができるとされます。

CERNのファビオラ・ジャノッティ氏は、「高輝度LHCはヒッグス粒子の特性をより正確に測定し、宇宙の基本的構成要素を調べるつもりです」と述べています。この工事が最終的に完成するにはのは2026年になる予定です。なお、LHCは、高輝度化アップグレードに伴う付帯設備設置のときに2回ほど停止する予定とのことです。

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