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フォーミュラEの技術を採用の電動パワーボート、最高速度記録を更新。英ジャガーとウィリアムズが開発

「海のF1」に「F1のウィリアムズ」が「フォーミュラEの技術」を持ち込みました

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年6月18日, 午後01:15 in Transportation
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英自動車メーカーのジャガーとパワーボートのベクターレーシング、そしてF1チームで知られるウィリアムズ(Williams Advanced Engineering)によるプロジェクトが、電動パワーボートによる世界最高速度記録を打ち立てたと発表しました。

プロジェクトが開発したJaguar Vactor Racing V20Eは、イングランド・コニストン湖で平均142km/hをマークし2008年の記録を約20km/h上回ったとのこと。

パワーボートは「海のF1」とも呼ばれる競技用ボート。クラス分けによっていくつか種類があり、まさにF1マシンと同様の単座型ボディを採用するものもあります。今回の電動パワーボートもシングルシーターのクローズドボディを採用しています。

新記録となった平均速度は142.6km/hとのことなので、200km/hを超えるとされるエンジン推進のパワーボートを知る人なら「え、その程度?」と思われるかもしれません。しかし、これでも2008年にマークされた電動による速度記録を約20km/hほど上回る立派な新記録です。

ジャガーとウィリアムズといえば、共通点はともに電動カーレース「フォーミュラE」に深く関わっているというところ。ウィリアムズによると、今回のV20EボートにはフォーミュラEからの技術を活用しているほか、ボートのエアロダイナミクスにも手を加えたとのこと。


今回のボートに採用された技術が、2~3年後に超高速電動旅客船となって登場するかといえば、そんなことはないはずです。とはいえ、もちろん市販にむけて熟成されてゆけば、いずれは電動クルーザーや電動モーターボートの市販や価格低下に貢献するかもしれません。

ただ現在のところ、プロジェクトはより強力な電動パワーボートを生み出す方向に集中しているとのこと。最先端の技術がわれわれの元に下りてくる前に、もしかするとエンジン推進の記録を電動が抜く...なんてことがあるのかもしれません。




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