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FIFAワールドカップにスマホを持ち込むのは危険?英米のセキュリティ専門家がハッキングの注意呼びかけ

ふだん使ってないスマホを携帯するのがよさそう

Kiyoshi Tane
2018年6月19日, 午後01:00 in security
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この6月14日から2018 FIFAワールドカップがロシアで開催中ですが、アメリカおよびイギリスのセキュリティ専門家が、現地にてスマホなどの個人端末がハッキングされる可能性が非常に高いと警告を発しています。

また、コンピュータセキュリティ会社のKaspersky Labも、ロシアでの公共Wi-Fiスポットに関する調査を発表。通信が暗号化されていないアクセスポイントが多数あるとして、個人情報の取扱いにつき注意を呼びかけています。

アメリカの国家防諜・セキュリティーセンター(National Counterintelligence and Security Center、NCSC)トップのWilliam Evanina氏は、米Reutersの取材に対して、たとえ重要人物でなくてもハッカーの標的になりうるとの警告を述べています。

「携帯電話、ノートパソコン、PDA、その他の電子機器を持ち込もうと考えているなら、注意したほうがいい。それら機器のデータ(特に個人情報)は、ロシア政府やサイバー犯罪者がアクセスする可能性がある」とのこと。

Evanina氏は「そうしたデバイスなしで凌げるなら、持ち込まないほうがいい。もし1つを選ぶなら、ふだん使っていないものにして、使わないときはバッテリーを抜いておくべきだ」と付け加えています。

さらに匿名の情報筋によれば、イギリス政府のセキュリティ部門は、サッカーイングランド代表チームにも同様の警告を発したとのこと。英国サイバーセキュリティセンター(NCSC)も「2018 FIFAワールドカップでロシアに出発前に、サッカー協会関係者にアドバイスを提供している」との声明を発表しています。

また、Kaspersky Labはロシアでの会場となる11都市につき公共Wi-Fiスポットの安全性を調査。約32000のスポットのうち7176で通信が暗号化されていないと発表し、金融情報ほか個人情報が第三者に傍受および使用される可能性を指摘しています。

そうした信頼性を欠く公共Wi-Fiの割合が高い都市のトップ3は、サンクトペテルブルク(37%)、カリーニングラード(35%)、ロストフ(32%)。一方、信頼性の高い上位はサランスク(10%)やサマーラ(17%)といった、比較的小都市だったと述べられています。

アメリカではロシア政府のサイバー攻撃による大統領選挙への干渉疑惑(いわゆるロシアゲート疑惑)が未だに決着を見ず、FBIや議会のロシアに対する警戒感は収まらないまま。他方で、諸外国との調査結果と比べなければ、どれだけロシアの公共Wi-Fiが相対的に危険なのか不明でしょう。

そんなわけで、ことさらに「ロシアが情報セキュリティ的に危険」というのも早計かもしれませんが、一般論として「旅先では未知のリスクがあり、個人情報が詰まったデバイスの持ち歩きは避ける」ことが賢明と言えそうです。




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