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カーシェアにも対応するスマホキー標準「Digital Key」発表。アップル、サムスンやBMW、VWらが参加

複数人のスマホで同じキー情報を持てる

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年6月21日, 午後07:00 in Transportation
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テスラをはじめとして、スマートフォンを自動車のリモコンキーとして使えるようにしているメーカーはいくつかあります。しかし現在のところ、それらはいずれも独自開発されたものであり、互換性などはありません。自動車は長ければ10年以上使い続けられるため、最悪の場合はスマートフォン買い替えなどの際にアプリが対応できなくなり、キーとして使えなくなることも可能性としてはありえます。

そのような状況に、もしかすると解決策が登場するかもしれません。6月20日、カー・コネクティビティ・コンソーシアム(CCC)は、加盟したスマートフォンメーカーや自動車メーカーが製造するデバイスや車で使えるDigital Key標準規格のバージョン1.0を公開しました。

この規格に準拠するアプリをスマートフォンに入れることで、自身の所有するDigital Key対応の自動車のロック解除やエンジン始動といった操作ができるようになります。もし誰かがキーを使わずに車のドアを開けようとすれば、Digital Keyを入れたスマートフォンに物理的アクセスがなければロック解除ができなくなります。

もちろん、この技術には高いセキュリティが採用されています。たとえば、自動車メーカーは安全が確保された既存システムを使ってDigital Keyの情報をオーナーのスマートフォンに送信する仕組みになっているほか、自動車のロック解除操作は盗聴防止のため近距離NFCを使うといった具合。
発表時点では、アップル、LG、サムスンがスマートフォンメーカーとして、またアウディ、BMW、GM、ヒュンダイ、フォルクスワーゲンなどが自動車メーカーとしてすでに参加を表明済み。そのほかパナソニックやアルプス電気、コンチネンタル・オートモーティブ、デンソー、NXP、クアルコムといった部品メーカーも加わっています。

なお、すでにCCCはDigital Key 2.0の仕様策定にも取り掛かっており、2019年第1四半期を目標として自動車とスマートフォン間で相互認証するためのプロトコルや、デバイスの相互運用性を保証するしくみを作るとのこと。

よく自動車のキーを忘れてしまう人にとってはスマートフォンさえあれば大丈夫になることから、間違いなく便利になるDigital Keyですが、たとえばカーシェアリングでは、複数の利用者がスマートフォンに共通のキー情報をダウンロードすれば使えるようになり、また使用期間や使用可能時間の設定なども可能になることが考えられます。レンタカーなどでも、片道での乗り捨てサービスがさらに柔軟になるかもしれません。



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