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USB-Cモニタの価格破壊。デルが2万7800円で65W給電な24型『P2419HC』など5機種発表

比較的手頃ながらナローベゼル設計や左右ピボット対応などトレンドを網羅

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2018年6月26日, 午後06:15 in displays
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大手PCメーカーのデルが、ビジネス向けのベーシックディスプレイ「Pシリーズ」5機種の日本版を発表しました。内訳は、21.5インチ、23インチ、23.8インチ、27インチの4サイズと、24インチ+USBタイプC端子搭載モデルという構成。解像度とパネルタイプは5機種共通でフルHD・IPS。縦長画面への回転(ピボット)も全てでサポートします。

発売はUSBタイプC搭載機『P2419HC』が7月25日。それ以外の4モデルが6月27日。価格は2万980円から3万480円(税別、送料込)。とくに『P2419HC』は65WのUSB PD給電(PC本体への電源出力)に対応しながら2万7980円(同)と、タイプC対応機の価格破壊を引き起こしそうな注目モデルです

Gallery: デル Pシリーズディスプレイ 2018年版 | 40 Photos

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左右両方のピボット対応など
スタンドの使い勝手の高さに注目




Pシリーズは、デル製ディスプレイの中でも、ビジネス向けのベーシックとして位置づけられる系列。ヘビーユーザー向けの機能を備えつつ、価格的には手ごろなモデルが多いため、価格と性能のバランスを重視するユーザーからの人気の高いシリーズです。



2年ぶりの更新となった2018年版の特徴は、実は重要ながらあまり注目されてこなかった、「設置時における机上面積の最小化」にフォーカスした点――つまり、スタンドの台座面積を縮小したことです。当然ながら安定性は保ちつつ、現行(2016年)モデルに対して、約22から23%の縮小(画面サイズによって若干ことなるため)を達成したとアピールします。



さらに上位モデルで先行採用されていた、3辺超薄型ベゼルデザインもついに採用。ナローベゼル製品を積極的にアピールする、デルらしいスタイルとなっています。







製品発表会では、オプションのデュアルディスプレイ用スタンド『MDS19』を使ったデュアルディスプレイ例や、23インチ版での現行モデルとのベゼル幅比較展示などを実施。とくに現行モデルとの比較では、(当然ではありますが)新モデルのナローベゼル度が大きく目立つ格好となりました。




また付属のスタンドは、比較的廉価なモデルながら自由度が高いのもポイント。とくに注目したい点は、冒頭でも紹介したようにピボット(縦長画面)が左右両方向に可能なところ。実は現状では、ピボット対応ディスプレイの多くはどちらか一方に方向が固定されているのが実情。左右両方向に回転可能な設計になっているのは珍しいのです。



さらに左右の角度調整はそれぞれに45度(合計90度)、上下方向の角度調整は-5度から21度に対応。高さ調整は最低位置から+130mmと、この価格帯の製品としては柔軟度が高い点も特色。

さらに本体からはワンタッチで外せ、パネル側には100mmのVESAマウントホールも搭載します。電源部もパネル側に内蔵しているため、取り回しにも優れます。

またデル側は、ちょっとした工夫として、ケーブルをまとめるためのスタンド側のスロット(穴)の位置が、現行モデルより若干高い位置に移動した点をアピール。これにより、よく使われる高さでは、ユーザーからはスロットが見えにくくなり、デザインをよりスッキリと見せる効果を狙っているといいます。

これはUSBタイプCディスプレイの価格破壊
約2万8000円で65W給電対応の『P2419HC』に注目




さて、ベーシックモデルとなる4機種は、『P2219H』『P2319H』『P2419H』『P2719H』。
画面サイズは上述のとおり、それぞれが21.5インチ、23インチ、23.8インチ、27インチとなります。価格(すべて税別、送料込)は順番に、2万980円、2万1980円、2万2980円、3万480円。23.8インチまでは1000円刻みと、非常に価格差が少ないのがポイントです。発売は6月27日から。



映像入力に関しては4モデル共通で、DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4×1、アナログD-Sub 15ピン(VGA)×1の3系統。VGA端子をきっちりフォローする点も、デルのビジネス向けモデルらしいところです。



USB 3.0ハブ機能も全モデル共通で搭載。背面端子側にはアップストリーム用としてUSB 3.0 タイプB端子×1基を搭載し、ダウンストリーム用には、本体左側面にUSB 3.0タイプA×2基と背面側のUSB 2.0タイプA×2基を備えます。




画面設定などはパネル部底面右側に搭載された4つのボタンで操作するタイプ。数年前のデル製ディスプレイでは"フォントなどで海外製品を感じさせた"OSD表示の日本語表記なども、洗練された表示となっています。



USBタイプC搭載モデル『P2419HC』の価格は2万7980円、発売日は7月25日。最大の特徴は、65W出力のUSB PD電源を内蔵しながら、標準モデルとの差額が5000円アップに留まる点。「USB PDに対応した途端非常に高価となる」市場を大きく変えそうな一台です。

またモデル名からもどことなくわかるように、プレミアムモデルとしての位置づけではなく、あくまで23.8インチモデルP2419Hのバリエーションという仕様。そのためもあってか、本体デザインや基本的な機能、OSD表示などはP2419Hと共通となっています。



ただし入出力端子は大きく異なり、USBタイプC(映像入力+電源出力+USB端子)に加え、HDMI入力×1、DisplayPort入力×1、DisplayPort出力×1。加えて他の4機種と同様に、USBハブ機能(USB 3.0×2+2.0×2)も搭載。アップストリーム側はUSBタイプCにまとめられています。

注目点は、VGA端子が非搭載となる点に加えて、DisplayPort出力を搭載する点。これはDisplayPortのディジーチェーン接続用で「本機を介したマルチディスプレイ運用の際にも、増設側ディスプレイにDisplayPort入力があれば、ケーブルはPC-本機間の1本のままで済む」という、ちょっと嬉しい工夫が盛り込まれたポイントです。

3辺ナローベゼル設計やスタンド部の自由度の高さといったベーシックモデルの特徴も、もちろんそのまま引き継ぎます。



このように、2018年版として登場するデルのPシリーズは、比較的手頃な価格ながら、ナローベゼルデザインや自由度の高いスタンドといったデザインや使い勝手も重視したモデルに仕上がっています。

ビジネス向けモデルということもあり、同社上位機のようにHDR動画ソースへの対応や広色域パネルこそ搭載せず、また解像度もフルHDのみですが、それを覆してあまりあるコストパフォーマンスが魅力。

とくにP2419HCは、USBタイプC対応製品、とくに65Wと高出力なUSB PD対応モデルとして、まさに価格破壊と呼べる製品。「次にディスプレイを買うならばタイプC(+USB PD)対応を」と考えていた方には嬉しい機種となることは間違いないはずです。

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