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SDカードの次世代規格「SD 7.0」発表。最大128TBの「SDUC」と最大985MB/秒の「SD Express」を採用

2枚あればApple Musicがまるごと入る

Munenori Taniguchi
2018年6月28日, 午後04:30 in Gadgetry
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中国・上海で開催のMWC Shanghai 2018より。SDカードの規格策定をおこなうSDアソシエーションが、次世代SDカード規格「SD 7.0」を仕様策定したと発表しました。

SD 7.0には、最大容量を128TBまで引き上げたSDUC(SD Ultra Capacity)および、高速転送を実現するSD Expressが含まれます。SD Expressでは、内部インターフェースにPCI Express 3.0とNVM Express(NVMe) 1.3を追加し、最大985MB/秒でのデータ転送が可能になります。

速度アップに関しては、現行のUHS-IIIでも最大624MB/秒でのデータ転送速度があるため、実使用において速度向上がどれほど感じられるかは微妙なところかもしれないものの、最大容量の点では2TBから128TBにまで大幅に増加することによって、巨大なファイルを手軽に扱えるようになるのは魅力的な話に違いありません。

128TBが具体的にどれほどの容量かを具体的に例示すれば、たとえばHD画質の動画なら2万5000本、500KBほどのデジカメ写真なら2億5600万枚、平均的な音楽のファイルなら2560万曲と説明されます。

音楽ストリーミングサービスSpotfyが提供する楽曲が3500万曲、Apple Musicでも4500万曲なので、SDカードが2枚あれば音楽ストリーミングサービスをまるごと持ち歩けるような容量になるということです。実用を考えた場合にもっともその恩恵を受けるのは、今後普及していくであろう4Kや8K、さらにVR用のビデオ製作の分野かもしれません。


ただ、128TBものSDカードが作れるようになるとは言っても、それは理論上の話。現在主流のSDXCカードの上限容量は2TBですが、いまでも1TB以上の容量を持つSDカードは滅多にお目にかかれず、512GBのものでも購入しようと思えば数万円の出費を覚悟しなければなりません。

したがって、128TBのSDカードが登場するのが何年後(もしくは何十年後)になるかは、いまはまだ予想もつかないのが実際のところ。出たところで、一般庶民にはとても手の届かない価格になっていそうな気もします。

※修正:6月28日見出し誤字を修正しました。

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