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ThinkPadをポチってから手元に届くまでの全行程を大追跡!(後編):電脳オルタナティヴ

スペクタクル巨編、ここに堂々完結です!

ナックル末吉, @nacklesueyoshi
2018年6月30日, 午前10:01 in Laptop
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ThinkPadをポチったあと、どうやって生産されて手元に届くのかを大追跡するこの企画。前編につづく後編では、いよいよ組み立て工程に入ります。レノボの招待を受けて向上に潜入した我々が組み立てラインで目撃したものとは? Engadgetにしては珍しいスペクタクル巨編、ここに堂々完結です!

(前編はこちら

米沢事業場の一画に手作りされた生産ライン


NECパーソナルコンピュータ米沢事業場では、ThinkPadの他にNECのLAVIEシリーズも生産されています。むしろ、工場のほとんどがLAVIEの生産ラインで構成されています。ThinkPadの米沢モデルの生産ラインは4−6ラインほど。オーダー数によってライン数を変えるそうです。

1日目(ポチった翌日)に、倉庫から部材が運ばれ、工場内の一時保管場所から2日目の物語はスタートします。

ポチってから2日後:組み立て〜検査〜梱包まで


当日の生産スケジュールに沿って、一時保管場所にある部材を生産ラインまで移動します。この作業を「配膳」と呼んでいるそうです。

▲このファイルスタンドのような入れ物にThinkPad1台分の部材が詰め込まれています

▲オペレーターがいる場所の反対側に部材一式が「配膳」されてきます

部材が生産ラインまで運ばれてきたら、いよいよ組立作業に移行。ThinkPadの生産ラインは4~5人で1ラインを担当します。一般的な工場のイメージからすると、ベルトコンベアで次々に組み立てる流れ作業をイメージしますが、実は、全て米沢事業場が誇る熟練のオペレーターの手作業によって組み立てられているのです。

▲横一列にならんだThinPadの生産ライン。4~6人で1ラインを担っているそうです。なんとこの生産ラインは米沢スタッフによる手作りだそう

組み立て作業が行われている最中は、注文ごとにICタグで管理され、カスタムした仕様と違う部材が組み込まれないようにシステムで管理されています。万が一、仕様と違った部材を組み込もうとするとアラートが発せられるそうです。

▲先ほどの部材が入ったファイルスタンドを取り出して部材のチェック。右のモニターにオーダーの仕様が表示されています

▲筐体に部材が続々と組み込まれていきます。職人技!

▲組み立ても後半にさしかかり、キーボードを組み込みます

▲やっとThinkPadらしい形になってきました!

組み立てが完了すると、工程は検査に移行します。目視によるチェック、カメラによる外観チェック、テストOSを走らせるなどの検査が行われます。

▲カメラによる画像診断。中央にあるのがカメラで、右のモニターに合格をしめす「PASS」の文字が表示されています

▲テストOSをインストール後、診断プログラムを稼動。ここで少し時間を要するため、棚に何台も積まれています

▲インカメラの検査は目視によって行われるそうです

検査が終わればThinkPadは完成。いよいよ出荷に向けて梱包が行われます。手元に届くまであと少し! 完成したThinkPadが我々の夢とともに詰め込まれていく瞬間です。

▲見慣れたあの箱にThinkPadが。開封の儀の際に漂うThinkPad独特の芳香もここで封入されることになります

▲「Lenovo」ステッカーで封印をし梱包完了。このステッカーも部材として在庫管理されおり、こっそりクスねようものなら大問題に

▲全国でしびれを切らしているThinkPad野郎に向けて次々に梱包されていきます

はい、2日目の工程はここまで。今日のところは出荷はされません。決してじらしているワケではありませんので、落ち着いて3日目を待て!

ユーザーを気遣うThinkPadの梱包に極意をみた

ポチってから3日後:さらに梱包~出荷


2日目の最後に、梱包された「オレのThinkPad」。実は、梱包はこれで終わりではないのです。最近購入した人なら解ると思いますが、実はThinkPadは化粧箱の外側に、オーバーパックと言われる、ダンボールでもう一層梱包されるのです。これは、輸送中に化粧箱が傷ついたり潰れたりするのを防ぐための措置で、いわば防御フィールドみたいなもんです。ThinkPadを愛するユーザーに対するメーカーの気遣いというワケですね。

▲オーバーパック中

▲この状態までくれば後は出荷するだけ!

いよいよ出荷となります。出荷されたThinkPadは、NEC専属の大型トラックに積まれ、東京の大井にある物流倉庫に運ばれます。

▲工場の壁からニョッキリと生えたような大型トラック。東京までの旅路、お気をつけて!

ポチってから4日後:発送


東京大井の倉庫に移送されたThinkPadは、配送業者へ引き渡され、全国でThinkPadの到着を心待ちにしているThinkPad野郎への元へと旅立ちます。あと1日だけ待て!

ポチってから5日後:到着


順調にいけば、離島や遠隔地などを除く地域にThinkPadが配送されます。全裸待機したいところですが、配送業者のドライバーに迷惑がかかるので、最低でもパンイチで待機。

▲つ、ついに着弾!「地球に生まれて良かったー!」

ついに、オレのThinkPadが到着しました。後は、開封の儀を行い、ThinkPadに火を入れるだけ。感動の瞬間です。また明日から仕事を頑張ろうと思う瞬間でもあります。

ここまでの全行程は、ポチってから5日間。ThinkPadの米沢生産モデルは、納期もプレミアムということで、たゆまぬ企業努力の末、この短い納期が実現できているのでしょう。ありがとうThinkPad!

~ fin ~

【こぼれ話】米沢事業場で活躍するマイスターたち


無事にThinkPadが届いたということで、米沢事業場で聞いたこぼれ話を一つ。

NECパーソナルコンピュータ米沢事業場では、作業にあたるオペレーター向けに「生産革新マイスター制度」というものを設けているそうです。その制度とは、スタバのブラックエプロンと同様に、卓越した技術を持ったオペレーターに「マイスター」の称号をあたえるというもの。マイスターは、ラインの作業場を構築したり、独自の工具を制作するほどのスキルがあるそうで、海外の工場に技術指導に行くほどの腕前。

さらに、「スーパーマイスター」なる称号もあり、なんと工場をまるごと設計できるほどスゴ腕のエンジニアだとか。このスーパーマイスターは米沢事業場では、たった1人しか在籍しておらず、全オペレーターの憧れの的だそうです。筆者がスーパーマイスターにでもなろうものなら、そこら中でドヤってることでしょう。まぁ3回生まれ変わっても到達できないと思いますが......。

▲米沢事業場に在籍しているマイスターたち。下のランクから「クリエーター候補」「クリエーター」「マイスター」「スーパーマイスター」となります

▲X1 Carbonのヒンジを取り付けるための治具。これもマイスターお手製だそう

(前編はこちら





CAREERS TechCrunch Japan
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