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熱迷彩素材が開発・セグウェイ発のe-Skate・3億4000万人分の個人情報漏えいか: #egjp 週末版123

Munenori Taniguchi
2018年7月1日, 午後06:00 in Weekend
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注目記事

1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「熱迷彩素材が開発」「セグウェイのe-Skate」「3億4000万人分の個人情報漏えいか」といった話題を取り上げました。

セグウェイが1輪ローラースケート「e-skate」発表

セグウェイが、1輪ローラースケート、Segway Drift W1sを発表しました。どことなくドクター中松的な雰囲気が漂う製品ですがそこにはセグウェイ、高度なバランス技術を採用しており、高い安定性を発揮しているようです。セグウェイの両輪がそれぞれ両足のスケートに置き換わったようなものと思えば、普通のローラースケートよりは安全なのかもしれません。

ただ、セグウェイに比べれば遥かに小径な車輪は石ころやちょっとした凹みに蹴つまずく可能性も高そうに思えます。紹介動画ではヘルメットこそ着用しているものの、できれば膝当てなどの保護具もあったほうが良いのではないかとも思えます。とはいえ、セグウェイはリリースでその安全性を強調しているので、もしかしたらあっと驚くような転倒防止機構などを備えているのかもしれません。

なお、Segway Drift W1sのスペックや発売時期などについてはリリースでは触れられておらず、詳細は独ベルリンで8月31日に開幕する国際家電見本市IFA 2018で発表されるとのこと。

Uber、自動運転車公道テスト再開のため安全に関する16の改善を実施

A self driving Volvo vehicle, purchased by Uber, moves through an intersection in Scottsdale, Arizona, U.S., December 1, 2017.  Photo taken on December 1, 2017.  REUTERS/Natalie Behring
Uberは、アリゾナ州テンピにおけるテスト走行中に起こした歩行者死亡事故以降、自動運転車の公道試験を取りやめています。しかし、8月にピッツバーグとおそらくサンフランシスコでこれを再開する予定だと報じられました。Uberは社内の対策チームによってテスト内容に16の改善を加えているとのこと。この改善立案のため、Uberはもと国家運輸安全委員会(NTSB)チェアマンのクリストファー・ハート氏を迎え入れています。

16の改善項目中でも重要とされるのは、NTSBも報告書に記していた一連の緊急制動機能、さらに省略していたLiDARの再搭載など。また以前は必ずオペレーター2名で自動運転のテストを実施していたものの、Uberは2017にオペレーターを1人に減らしており、これがオペレーターによる安全確認の不足をもたらした可能性も考えられます。最新の報告では、事故を起こしたオペレーターは、運転席上でHuluを視聴していたとされます。このためUberはシミュレーターによる自動運転機能の評価の比重を大きくするとともに、オペレーターの評価方法にも手を加えるとしています。

なお、Uberが公道試験を再開するとみられるピッツバーグでは、市長が自動運転の試験走行に対して、たとえば25mph以下で走行し、速度超過の際はドライバーに警告を出さなければならないといった条件を提示しています。

テスラ、元従業員の機密持ち出し問題でFacebookとDropboxにデータ提出求める

テスラの従業員が内部で生産管理システムソフトウェアをハッキングし、データを外部に持ち出していた問題の続報。元従業員マーティン・トリップ氏を訴えた裁判において、テスラは重要機密の持ち出しに関連する可能性があるとしてマイクロソフトやアップル、Googleの召喚を求めています。このリストの中に、あらたにFacebookとDropboxが加わりました。

しかし、トリップ氏はトリップ氏で自身がテスラの社内における安全問題を内部告発しようとしていたのだと主張しており、彼はArs Technicaに対してテスラがバッテリーに問題があるのを承知でModel 3を出荷していたと語っています。

当然ながらテスラはトリップ氏の主張を否定しており、またトリップ氏は自らメディアに情報を公開したことで一般的な内部通報者の保護制度は適用されません。今後はFacebookやDropbox他のハイテク企業からデータが出てくるのか否かが注目されるところです。

熱迷彩素材が開発される

複数の大学などからなる研究チームが、熱的迷彩機能を備えるグラフェンベースの素材を開発したと発表しました。この素材はフィルム状でありながらサーモグラフィで見ると周囲の温度と同じに見え、その背後にある素材を覆い隠してしまう特性があります。材質はグラフェン、ナイロン、金、ポリエチレンなどが含まれ、それを荷電分子を含む液体でコーティングしています。

これに3ボルトほどの電圧を印加することで素材が放出する赤外線が減少します。作動温度域は25〜38℃で、素材は周囲温度に数秒で適応します。

この素材の活用分野を考えれば、誰もが想像するのが軍隊などの暗闇における作戦行動。その作動温度域はちょうど人の体温をカバーしており、赤外線スコープを欺くための装備として利用できることは容易に想像ができます。研究者らは、人工衛星の熱シールドにも利用できると考えているとのこと。

3億4000万人分の個人情報が丸見えのDBに置かれていた

フロリダ州のデータ収集およびマーケティング企業Exactisが、個人情報をファイアウォールの外側に配置したサーバーに保存していたことがわかりました。このサーバーには2TB、合計3億4000万人分もの個人情報が保存されており、規模で言えば米国人ほぼすべての個人情報が公開されていたことになります。

この問題を発見したのはNight Lion Securityの創設者ヴィニー・トロイア氏。条件を設定してインターネット上に存在するサーバーを検索するサービスShodanを用いて公開されたデータベースを検索したところ、Exactisのデータベースに行き当たり、しかも3億4000万人分ものデータがごっそりと出てきたと報告しました。具体的には電話番号、自宅の住所、信仰する宗教から家族の人数(子供の人数)、年齢、性別などがすべて素の状態で公開された状態だったとのことです。

ただ、クレジットカード情報や社会保障番号といった特に重要な情報は不可視な状態にされていたほか、データ自体も古いものであり、漏洩の有無も検証できるとされます。すでにサーバーには外部からアクセスできなくなっており、悪用された形跡もない模様です。

とはいえ、電子プライバシー情報センター(Epic.org)の代表マーク・ロテンバーグ氏は、身元を偽装した悪意ある者がこのデータベースから情報を抜き出した可能性は否定できないとの見解を示しています。Exactisは情報漏えいに関するコメントを出していません。

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