Sponsored Contents

最新記事

Image credit:
Save

ASUSのメッシュルーター「Lyra mini」で自宅Wi-Fi環境が改善するかテスト:旅人目線のデジタルレポ 中山智

数多くセットすればいいというものでもありませんでした

中山智 (Satoru Nakayama), @yenma
2018年7月4日, 午後12:45
216シェア
38
64
0
114

連載

注目記事

Hue対抗スマート電球がアイリスオーヤマから。無線LAN搭載で3000円台、スマホ接続にハブも不要

Hue対抗スマート電球がアイリスオーヤマから。無線LAN搭載で3000円台、スマホ接続にハブも不要

View
ROG Phone日本上陸か!? ASUSが11月16日にゲーミングスマホの発表会を開催

ROG Phone日本上陸か!? ASUSが11月16日にゲーミングスマホの発表会を開催

View

旅人ITライターの中山です。家族内ではいちばん詳しいということで、自宅ネットワーク管理者としてWi-Fiの管理をしています。ですが一軒家のサイズだと、すみずみまでWi-Fiを届かせるのが結構大変なんですよね。これまでWi-Fi中継機を何種類か使ってみましたが、家をしっかりとカバーして速度的にも満足という製品はありませんでした。そのため現在は光回線のモデム&ルーターがある2階の自室から、1階のリビングまで有線LANを這わせてそこにもう1台Wi-Fiルーターを設置というシステムにしています。


▲自宅のインターネット接続にはフレッツ光のレンタルモデム&ルーターを使っている

ただしこのシステムは宅内をケーブルがはっていて美しくなく、できればワイヤレスにしたい。しかもそれぞれ違うメーカーなので管理もめんどうです。そこで目を付けたのが「メッシュ」。複数の機器を相互に連携させてWi-Fiの通信エリアを広げる規格で、Googleからも「Google Wifi」としてリリースされるなど注目されている企画です。今回はそんなメッシュ対応ルーターのうち、ASUSのメッシュルーター「Lyra mini」を試してみました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲シンプルな円盤形のメッシュルーターで11ac 867+400Mbpsに対応した「Lyra mini」

本体は丸い円盤形で、インターフェースは有線LANポートが2つ。電源は特殊形状ですが付属のアダプターとケーブルはUSB。そのほか本体側面にはWPS用のボタン、背面にはリセット用のボタンがあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲本体側面にWPS用のボタンのボタンがあり、Lyra mini同士をリンクさせる際にも使える

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲底面のリセットボタンを長押しすると初期化できる

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲有線LANはGigabitがふたつ。電源は独自形式

メッシュは複数のWi-Fiルーターを連携させるシステム。そのため「Lyra mini」の公式サイトでは推奨個数が戸建て2階建て/3LDK以下で2個、戸建て3階建て/4LDK以上となっています。自宅は2階建てで4LDKですが、実際にいくつくらいLyra miniがあると快適か知りたかったので、合計5個お借りしてテストしてみました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▲Lyra miniの2パック(実売価格:2万4600円前後)をひとつと、単品(実売価格:1万3000円前後)を3つ、合計5つのLyra miniを用意

まずはフレッツ光のモデム&ルーターだけの場合、どんな通信環境になるのかチェック。電波強度の測定にはアイ・オー・データ機器のアプリ「Wi-Fiミレル」を使用しています。

●フレッツ光のモデム&ルーターだけの場合

▲赤い三角の位置にフレッツ光のモデム&ルーターがある

2階のいちばん左、Aポイントの近くにある赤い三角がフレッツ光のモデム&ルーターのある位置です。Wi-Fiミレルの測定だと、2階の約半分と1階の真下の部屋は電波強度が強いですが、2階の右の部屋や1階の3分の2以上のエリアは弱くなっています。特に1階の右上、Jのあたりは最弱。スマートフォンのアンテナピクトを見ても1本たっている程度の強さです。

次にお借りした5つすべてのLyra miniを使って、2階に2箇所と1階に3箇所設置してみました。

●Lyra miniを5箇所に設置

▲青い四角にLyra miniを置いてみた

5箇所に配置した場合、すべてのポイントで電波強度80以上の数値を計測。実際に家中どの位置に立っても、つねにアンテナピクトはフルに表示されており電波の弱さは感じられません。

次にLyra miniを2つ減らして、2階に2箇所と1階は1箇所にしてみました。

●Lyra miniを3箇所に設置

▲電波の届きにくかった2箇所にLyra miniを設置

この配置でも、5箇所に配置したケースとはほとんど電波強度は変わりません。1階中央の玄関周辺が若干弱いですが、それでも80以上で問題ないレベル。このケースでもスマートフォンのアンテナピクトはどの位置でもフル表示でした。

気になるのは電波強度だけでなく、通信速度です。そこで元のフレッツ光のモデム&ルーターだけの場合と、Lyra mini×5台、Lyra mini×3台セット時の通信速度も測ってみました。計測ポイントは電波強度を測った地点と同じ場所です


▲電波強度:1~100、速度(下り/上り))単位:Mbps

通信速度も計測したほとんどの地点で高速化されています。特に電波強度が弱かったポイントDやポイントJが劇的に改善されています。これなら安定した通信ができそうです。

ただLyra miniを5台セットしたときよりも3台セットしたときのほうが通信速度が速いポイントも何カ所かあります。特に1階のポイントG。これは2階の元のルーターやそれに接続したメインのLyra miniの電波が十分届くのに、あえてLyra miniをセットしてしまったため、そのLyra miniにつながってしまい遅くなっているようです。

結果から、ある程度置き場所を調整しながら設置すれば、2階建て4LDK規模の家なら3台でじゅうぶん快適な電波強度と通信皮質が実現できそうです。

ちなみに、こういったレビュー記事の場合、設定方法やセッティングから説明するのが定番ですが、あまりにもカンタンなので最後にまわしました。基本的には元からあるモデムやルーターにメインのLyra miniを有線LANで接続。あとは専用のスマートフォンアプリから、ウィザードにしたがって設定していくだけです。


▲元からあるルーターに有線LANで接続して設定スタート


▲スマートフォンのアプリから設定してくだけ


▲2個目以降もアプリで電波の強さをチェッしながら配置場所が決められる


▲セットしたあとは、ステータスの管理や設定の変更がアプリからできる

Lyra miniの追加も同じで、スマートフォンアプリに電波強度が「強い」、「ふつう」、「よわい」など表示されるので、「ふつう」を目安に設置場所を決めて、その場所でやはりアプリのウィザードどおりにすすめていくだけ。以前にルーターなどを設置したことがあるユーザーなら、拍子抜けするくらいの簡単な作業と内容です。自宅のWi-Fiが隅々まで届かないと困っているユーザーにメッシュはオススメですよ!

216シェア
38
64
0
114

Sponsored Contents